標準経路 (fmlbd0150m000)
セッションの目的: 「標準経路」を表示およびメンテナンスします。
輸送計画パラメータ (fmlbd0100m000) セッションで標準経路別運送業者/TMG/TMCチェックボックスがオンの場合、標準経路別運送業者/TMG/TMC (fmlbd0153m000) セッションで、標準経路の輸送に利用できる運送業者、輸送手段グループまたは輸送手段の組合せを指定できます。1 つ以上の運送業者、輸送手段グループ、または輸送手段の組合せが標準経路別運送業者/TMG/TMC (fmlbd0153m000) セッションで指定されている場合、現在のセッションにおいて以下のフィールドは空白になり利用できません。
- [運送業者/LSP]
- [輸送手段グループ]
- [輸送手段の組合せ]
- 標準経路
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標準経路は、固定スケジュール、鉄道サービス、ボートサービスに応じて納入/積荷住所に立ち寄るトラックなど、特定の頻度で回る固定経路です。通常、標準経路による輸送は非固定経路の場合よりもコストを抑えることができます。たとえば、アムステルダムからロッテルダムを経由してアントワープまで 1 日に一度運行する経路などを定義できます。
- 輸送手段の組合せ
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輸送手段の組合せは、各種「車両タイプ」および/または「輸送手段」で構成され、「積荷」を連携して輸送します。輸送手段の組合せに複数の輸送手段が含まれている場合、輸送は、積荷ごとに複数の輸送手段で積荷構築を行うことができます。輸送手段の組合せは輸送オーダクラスタでも使用されます。輸送手段の組合せは輸送オーダクラスタにリストされた商品を輸送するために組み合せた輸送手段を示します。
輸送手段グループが[輸送手段グループ]フィールドで選択されている場合、輸送手段の組合せは選択できません。現在の標準経路に運送業者が挿入されている場合、輸送手段の組合せをこの運送業者に割り当てる必要があります。[運送業者/LSP 別輸送手段の組合せ (fmfmd0144m000)] セッションで、運送業者に輸送手段の組合せを追加できます。
- 輸送手段グループ
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「輸送手段グループ」は、選択している運送業者に定義されているうちの 1 つを選択できます。このフィールドで選択した輸送手段グループで[単独使用可能]チェックボックスがオンになっている必要があります。
- 経路
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標準経路は、経路にリンクできます。経路は他の LN パッケージで使用されます。
- 開始日
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標準経路を移動し始める日時。これは[標準経路別日時 (fmlbd0155m000)] セッションで定義された期間の最初の日時です。
- 実行頻度
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サービスが実行される頻度。[実際の積荷データの更新]フィールドに入力される数値は、1 回のサービスの実行周期を日数で表したものです。たとえば、運送業者が標準経路を 5 日間に 1 回ずつ移動する場合は 「5」 を、サービスを毎日 1 回ずつ実行する場合は 「1」 を入力します。このフィールドで定義された実行頻度は、[標準経路別日時 (fmlbd0155m000)] セッションで定義される日時範囲に適用されます。実行頻度を 5 日間に 1 回と定義し、日時範囲を 1 月 10 日から 7 月 10 日までと入力しておくと、1 月 10 日から 7 月 10 日まで 5 日間に 1 回ずつサービスが実行されます。
- 輸送分類
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標準経路の輸送分類
注:「適用なし」 とは、標準経路が 1 つの特定の[輸送分類]に制限されないことを意味します。
指定可能な値
- 海上輸送
- 適用なし
- 海上輸送 (コンテナ)
- 鉄道輸送
- 鉄道輸送 (コンテナ)
- 陸上輸送
- 陸上輸送 (コンテナ)
- 航空輸送
- 航空輸送 (チャート)
- 郵便局委託
- 契約運送業者
- 顧客引取輸送
- 小口トラック輸送
- メール
- インターモーダル
- 混載
- 固定輸送設備
- 内陸水路輸送
- 速達 (航空)
- 速達 (トラック)
- 速達 (鉄道)
- 自社推進
- プールポイント
- ミルクラン
- ピギーバック
- 運送業者/LSP
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現在の標準経路の各住所をたどって輸送を実行する「運送業者」
- テキスト
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このチェックボックスがオンの場合、現在の標準経路を参照するテキストを利用できます。