再計画対象の輸送オーダライン (fmlbd0120m000)
セッションの目的: 再計画が必要な輸送オーダラインを表示および再計画します。このセッションでは、輸送オーダライン用の積荷計画の作成後に変更された輸送オーダラインが表示されます。輸送オーダラインは変更が加えられると、このセッションで自動的に表示されます。再計画が済むと、輸送オーダラインはこのセッションに表示されなくなります。
輸送オーダラインを再計画するには、再計画する輸送オーダラインを選択し、適切なメニューの [
] オプションを選択します。[実際] 状況の輸送オーダラインが再計画可能になるのは、[輸送計画パラメータ (fmlbd0100m000)] セッションの [実際の積荷データの更新] フィールドが [マニュアル再計画] または [自動再計画] に設定されている場合だけです。このセッションでの再計画が実行可能になるのは、[輸送計画パラメータ (fmlbd0100m000)] セッションの [実際の積荷データの更新] フィールドが [マニュアル再計画] に設定されている場合だけです。
再計画対象の輸送オーダライン (fmlbd0120m000) セッションで表示される輸送オーダデータ
輸送オーダラインが変更されると、その輸送オーダラインから作成された出荷ラインはいずれも削除されます。変更された輸送オーダラインは、次のどれかの方法で再グループ化されます。
- 新規に作成された輸送オーダヘッダに追加する
- 元の輸送オーダヘッダと関連付けたままにする
- 別の既存の輸送オーダヘッダに追加する
輸送オーダラインの再グループ化方法は、輸送オーダライン上で変更されたデータの種類に応じて異なります。詳細については、輸送オーダメンテナンスを参照してください。
[再計画対象の輸送オーダライン (fmlbd0120m000)] セッションでは、変更された輸送オーダラインごとに次のデータが表示されます。
- 変更された輸送オーダラインが関連付けされた積荷計画。輸送オーダラインが変更されると、輸送オーダラインから作成された出荷ラインは削除されます。ただし、その出荷ラインが属している積荷計画へのリンクが、[再計画対象の輸送オーダライン (fmlbd0120m000)] セッションに保持されます。
- 積荷計画が 「実際」 かそれとも 「期限切」 かを示すチェックボックス
- 変更された輸送オーダラインの輸送オーダヘッダ
- 変更された輸送オーダラインの位置番号
- 変更された輸送オーダラインの状況
- 変更される前の輸送オーダラインの、輸送オーダヘッダおよび位置番号
- 変更される前の輸送オーダラインが関連付けされた積荷。輸送オーダラインが関連付けされた積荷が複数あった場合、このセッションでは積荷が表示されません。
- 再計画の試みが失敗したかどうかを示すチェックボックス
例
積荷計画 A、B、および C で輸送オーダライン X を計画します。輸送オーダライン X に変更を加えます。こうすると、このセッションの積荷計画 A、B、および C に輸送オーダライン X が表示されるようになります。積荷計画 A で輸送オーダライン X を再計画します。こうすると、輸送オーダライン X は積荷計画 A には表示されなくなりますが、このセッションの積荷計画 B および C には依然として表示されます。積荷計画 A の積荷および出荷が倉庫管理を通して処理されると、それに伴ってこれらの積荷と出荷の状況、および輸送オーダライン X の状況が更新されます。輸送オーダライン X の更新済状況は、このセッションで表示されます。輸送オーダライン X は、積荷計画 B および C と組み合せて表示することができます。
[特定] メニューのオプション
[特定] メニューで使用可能なオプションは、次のとおりです。
- [[計画の生成 (fmlbd0280m000)] セッションを開きます。このセッションでは、選択された輸送オーダラインを再計画できます ]:
- [[計画 (fmlbd0110m000)] セッションを開きます。 ]:
- [[積荷 (fmlbd4100m000)] セッションを開きます。 ]:
- [[積荷履歴 (fmlbd5502m000)] セッションを開きます。このセッションでは、選択された輸送オーダラインが変更前に関連付けされていた積荷の詳細を表示することができます。[積荷履歴 (fmlbd5502m000)] セッションで積荷の履歴明細が表示されるのは、その積荷の状況が [実際] のときだけです ]:
- [[輸送オーダ (fmfoc2100m000)] セッションを開きます。このセッションでは、輸送オーダヘッダデータを表示できます ]:
- [[輸送オーダライン (fmfoc2101m000)] セッションを開きます。このセッションでは、輸送オーダラインデータを表示できます ]:
- [[輸送オーダ履歴 (fmfoc5500m000)] セッションを開きます。このセッションでは、輸送オーダラインを変更する前に、選択された輸送オーダラインが関連付けされている輸送オーダヘッダの詳細を表示できます ]:
- [[輸送オーダライン履歴 (fmfoc5501m000)] セッションを開きます。このセッションでは、輸送オーダラインを変更する前に、選択された輸送オーダラインが関連付けされている輸送オーダラインの詳細を表示できます ]:
積荷計画は、同じ輸送オーダラインを含んだものをいくつか作成することができます。1 つの輸送オーダライン含まれている積荷計画が複数あった場合、その輸送オーダラインを変更すると、このセッションではその輸送オーダラインが積荷計画ごとに表示されます。たとえば、輸送オーダライン X が積荷計画 A、B、および C に含まれている場合、その輸送オーダライン X が変更されると、X が積荷計画 A、B、および C に表示されます。
輸送オーダラインを含んだ積荷計画が複数ある場合、これらの積荷計画の 1 つで輸送オーダラインが再計画されると、その輸送オーダラインは再計画後の積荷計画で表示されなくなります。その輸送オーダラインは、他の積荷計画では依然として表示されます (ただし、変更された輸送オーダラインに出荷ラインが存在しなくなった場合でも、その出荷ラインが含まれた積荷計画へのリンクは [再計画対象の輸送オーダライン (fmlbd0120m000)] セッションに保持されます)。倉庫管理において輸送オーダラインが再計画された積荷計画が処理されると、輸送オーダラインの状況が変更されます。このセッションでは、輸送オーダラインと、その輸送オーダラインが再計画されていない積荷計画に対して、これらの状況が表示されます。
つまり、このセッションにおいて輸送オーダラインの状況が [実際] 以降になれば、別の計画で輸送オーダラインが再計画されるため、この輸送オーダラインを削除してもかまいません。このセッションで輸送オーダラインを削除するには、輸送オーダラインを選択し、[削除] オプションを選択します。
輸送オーダヘッダは、再計画を実行せずに何度でも変更できます。輸送オーダが初めて変更されると、変更された輸送オーダ、および関連付けされた輸送オーダラインが、このセッションに挿入されます。2 回目の変更の時点で新規のオーダが再計画されない場合は、変更された輸送オーダラインがその新規変更内容で更新されます。輸送オーダおよびオーダラインは、最初に変更された内容が 2 回目に変更された内容で置換されます。
- 計画
-
変更前の輸送オーダラインが関連付けされた積荷計画。変更された輸送オーダラインは、このセッションに表示されます。変更された輸送オーダラインから作成された出荷ラインが削除されたときでも、輸送オーダラインとその輸送オーダラインに関連付けされた積荷計画との間のリンクは、このセッションに保持されて表示されます。
- 輸送オーダ
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再計画が必要な変更済の輸送オーダラインのオーダ番号
- ライン
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再計画が必要な変更済の輸送オーダラインの位置番号
- 以前の計画輸送オーダ
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変更前の輸送オーダラインのオーダ番号。輸送オーダラインデータが変更された場合、またはマニュアル輸送オーダに変更があった場合に限り、オーダ番号は再計画が必要な輸送オーダラインと等しくなります。
- 以前の計画輸送オーダライン
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変更前の輸送オーダラインの位置番号。輸送オーダラインデータが変更された場合、またはマニュアル輸送オーダに変更があった場合に限り、位置番号は再計画が必要な輸送オーダラインと等しくなります。
- 以前の積荷
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出荷ラインから輸送オーダラインにリンクされた積荷は削除されます。計画において複数の積荷に輸送オーダラインが含まれていた場合、このフィールドは入力されません。
- 再計画失敗
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このチェックボックスがオンの場合、輸送オーダラインの再計画の試みが失敗したことを示します。
- 実際
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このチェックボックスがオンの場合、再計画が必要な積荷計画は 「実際」 です。
- 期限切れ
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このチェックボックスがオンの場合、再計画が必要な積荷計画は 「期限切」 です。
- ライン状況
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輸送オーダラインの状況。詳細については、このセッションのセッションヘルプ情報を参照してください。