輸送計画パラメータ (fmlbd0100m000)

セッションの目的: 積荷作成モジュールの動作を制御するパラメータをメンテナンスします。

発効日

そのレコードまたは設定が有効となる最初の日。通常、発効日には発効時刻も指定されます。

実際のセットまたはパラメータセットの場合、[発効日]フィールドは未入力になりますが、[記述]フィールドではこの発効日がデフォルト値として使用されます。

実際のセットの前にパラメータセットがある場合は、発効日が[発効日]フィールドに表示されます。

実際のセットに変更を加えた場合は、変更済のセットが新しい実際のセットになります。

出荷

出荷」に対して使用する番号グループ

出荷のシリーズ

輸送から発生した出荷に対して使用するシリーズ

積荷

積荷」に対して使用する番号グループ

積荷のシリーズ

輸送で作成された積荷に対して使用するシリーズ

ログ計画履歴

このフィールドで使用可能な設定によって、計画履歴の記録方法が制御されます。[積荷計画の変更を追跡]

パフォーマンスについて

このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 履歴データ

計画済倉庫オーダを含む計画の実現化

このチェックボックスがオンの場合、状況が[計画済]の倉庫オーダから生成された輸送オーダに基づいて積荷計画を実現化できます。

積荷計画変更の追跡

このフィールドで使用可能な設定によって、積荷計画変更の記録方法が制御されます。[積荷計画の変更を追跡]

パフォーマンスについて

このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 積荷計画変更の追跡

標準経路の検索順序

これらのオプションを使用して、使用可能な標準経路が検索される順序を設定します。[標準経路検索順序]

デフォルト計画アルゴリズム

[計画の生成 (fmlbd0280m000)] セッションでデフォルトとして適用される「計画アルゴリズム」

輸送手段グループの使用可能性をチェック

このチェックボックスがオンの場合、積荷構築が実行されるとき、使用可能な輸送手段グループまたは輸送手段の組合せの能力がチェックされます。

輸送手段グループの能力は、[輸送手段グループ (fmfmd0150m000)] セッションで定義された輸送手段グループ能力を[運送業者/LSP 別輸送手段グループ (fmfmd0152m000)] セッションで定義された車両の数で乗じて計算されます。

輸送手段の組合せの能力は、[輸送手段グループ (fmfmd0150m000)] セッションで定義された輸送手段の組合せ能力を[運送業者/LSP 別輸送手段の組合せ (fmfmd0144m000)] セッションで定義された輸送手段の組合せの数で乗じて計算されます。輸送手段の組合せの能力は、輸送手段の組合せの車両タイプに結び付けられている輸送手段グループから算出されます。

たとえば、運送業者 ABC が輸送手段の組合せ TMC1 を持つ場合。[運送業者/LSP 別輸送手段の組合せ (fmfmd0144m000)] セッションで定義されている組合せの数は 10。輸送手段の組合せ TMC1 は車両タイプ 「トレーラ」 で、輸送手段グループは TMG A。TMG A の積込能力は 20 トン。したがって、TMC1 の合計積込能力は 10 (組合せの数) × 20 トン (輸送手段グループの能力) = 200 トンとなります。

積荷構築エンジンは、使用可能な輸送手段グループまたは輸送手段の組合せの合計積込能力が[実際]または[実際]よりも高い状況の積荷にどれだけ割り当てられているかをチェックします。使用可能な輸送手段グループまたは輸送手段の組合せの能力が十分でない場合、輸送オーダの特定グループに対して積荷計画を作成できません。

以下の例のように、積荷計画エンジンは輸送手段グループおよび輸送手段の組合せ両方の能力と数をチェックします。使用可能な輸送手段グループの数は[運送業者/LSP 別輸送手段グループ (fmfmd0152m000)] セッションの[輸送手段の数]フィールドでメンテナンスされ、使用可能な輸送手段の組合せの数は[運送業者/LSP 別輸送手段の組合せ (fmfmd0144m000)] セッションの[組合せの数]フィールドでメンテナンスされます。

ある運送業者の保有車両は以下のとおりです。

  • 10 トン容量のトラック 8 台。これらのトラックは TMG1 と定義されます。
  • 20 トン容量の大型トレーラ 5 台。これらのトレーラは TMG2 と定義されます。
  • 15 トン容量の小型トレーラ 4 台。これらのトレーラは TMG3 と定義されます。

1 台の大型トレーラまたは小型トレーラを 1 台のトラックに取り付けることが可能です。これを運送業者は次のようにモデル化しています。

  • 輸送手段の組合せ TMC1 には、1 台のトラックと 1 台の大型トレーラの組合せが 5 つあります。
  • 輸送手段の組合せ TMC2 には、1 台のトラックと 1 台の小型トレーラの組合せが 4 つあります。

この状況では、運送業者が (TMG1 に定義されているように) 8 台のトラックしか保有していないため、たとえば、5 台の TMC1 と 4 台の TMC2 を同時に計画することはできません。つまり、このチェックボックスがオンの場合、積荷構築プロセスは TMG の数と TMC の数の両方を考慮します。

このチェックボックスがオフの場合、輸送手段グループまたは輸送手段の組合せの能力は、積荷構築において考慮されません。組織が独自の輸送団を保有していない場合、輸送手段グループ能力の重要性は、一般的にはそれほど無いといえます。

実際の計画の外部更新可能

このチェックボックスがオンの場合、 倉庫管理請求などの、他のパッケージからの権限のないユーザが出荷の確認や請求書の処理を行うことができます。このチェックボックスがオンの場合、実際の情報をユーザが直接輸送セッションで修正できます。

注: 

状況が 「実際」 の輸送積荷と出荷のみ更新可能です。

このチェックボックスがオフの場合、 [出荷オフィスおよび計画グループ別ユーザ (fmfoc1105m000)] セッションでユーザを定義し、ユーザが輸送情報を作成または更新できるようにします。

出荷オフィスおよび計画グループ別経路計画

このチェックボックスがオンの場合、 出荷オフィス (fmfmd0680m000) セッションにおいて、「経路計画」を出荷オフィスおよび計画グループの組合せにリンクさせます。

出荷オフィスおよび計画グループ別標準経路

このチェックボックスがオンの場合、 出荷オフィス (fmfmd0680m000) セッションにおいて、「標準経路」を出荷オフィスおよび計画グループの組合せにリンクさせます。

経路計画別運送業者/TMG/TMC

このチェックボックスがオンの場合、 経路計画別運送業者/TMG/TMC (fmfoc1153m000) セッションにおいて、輸送計画プロセス別に運送業者、輸送手段グループ、または輸送手段の組合せが指定できます。

標準経路別運送業者/TMG/TMC

このチェックボックスがオンの場合、 標準経路別運送業者/TMG/TMC (fmlbd0153m000) セッションにおいて、標準経路別に運送業者、輸送手段グループ、または輸送手段の組合せが指定できます。

計画

積荷計画」に対して使用する番号グループ

計画

積荷計画」に対して使用する番号グループ

計画のシリーズ

輸送で作成された積荷計画に対して使用するシリーズ

計画中の分割出荷

このチェックボックスがオンの場合、輸送オーダラインから作成された出荷ラインを別々の積荷に分割することができます。このチェックボックスがオフの場合、出荷ラインが 1 つの積荷にまとめられます。この結果、積荷が巨大になり、計画上の制約をきたす可能性もあります。

積荷のシリーズ

倉庫管理から発生した積荷に対して使用するシリーズ倉庫管理で作成された積荷は、輸送の積荷構築エンジンでは計画されません。これらは、輸送で表示し、こうした積荷の輸送コストが計算できます。

計画のシリーズ

倉庫管理で作成された積荷計画に対して使用するシリーズ 倉庫管理で作成された積荷計画は、輸送の積荷構築エンジンでは計画されません。これらは、輸送で表示し、こうした積荷計画の輸送コストが計算できます。

出荷のシリーズ

倉庫管理から発生した出荷に対して使用するシリーズ 倉庫管理で作成された出荷は、輸送の積荷構築エンジンでは計画されません。これらは、輸送で表示し、こうした出荷の輸送コストが計算できます。

追加コストの先頭ライン

追加コスト」を含んだ出荷ラインの先頭位置番号

追加コストラインのステップサイズ

追加コストライン番号の間隔 (たとえば 10、20、30 や 5、10、15)

運送業者/LSP 選択基準

[計画の生成 (fmlbd0280m000)] セッションおよび[輸送オーダクラスタの生成 (fmfoc3200m000)] セッションの[運送業者/LSP 選択基準]フィールドにおけるデフォルト値。利用可能な運送業者選択基準を使用して、積荷構築、リードタイム計算、または輸送オーダクラスタ化時の運送業者、標準経路、および経路計画の最良な組合せを選択できます。

最安値

積荷構築については、最もレートの安い運送業者およびそれに該当する経路計画または標準経路が選択されます。輸送オーダクラスタについては、最もレートの安い運送業者が選択されます。これらのレートは、価格設定の運送業者レート帳簿で定義されています。詳細については、輸送レート帳の定義および輸送レートの取得を参照してください。

最安値を提示できる運送業者が複数ある場合は、納入時間が最速の運送業者が選択されます。最安値かつ最短の納入時間を提示できる運送業者が複数ある場合は、最短経路をとる運送業者が選択されます。

最速

積荷構築については、最も輸送時間が短い経路計画または標準経路およびそれに該当する運送業者が選択されます。LN によって使用可能な運送業者の輸送手段グループの平均速度、その住所のカレンダー、および標準経路がチェックされます。輸送オーダクラスタでは、運送時間の最も短い運送業者が選択されます。LN によって、利用可能な運送業者の輸送手段グループの平均速度がチェックされます。

最短の納入時間かつ最安値を提示できる運送業者が複数ある場合は、最短経路をとる運送業者が選択されます。

最短

LN によって最短距離の経路計画/標準経路が検索された後、使用可能な運送業者が検索されます。

最短経路をとる運送業者が複数ある場合は、最安値の運送業者が選択されます。最短経路をとり、最安値を提示する運送業者が複数ある場合は、納入時間が最短の運送業者が選択されます。

「確認済」 から 「出荷済」 に自動的に変更

このチェックボックスがオンの場合、 倉庫管理[計画積荷/出荷 (whinh4180m000)] セッションで 「確認済」 状況を受け取った出荷と積荷は、輸送で自動的に 「出荷済」 状況を受け取ります。このチェックボックスがオフの場合、積荷および出荷の 「確認済」 状況は[納入/受領の確認 (fmlbd3252m000)] セッションで変更できます。

外部計画エンジン

このチェックボックスがオンの場合、構成に含まれている外部計画エンジンが利用可能になります。

出荷ラインのステップサイズ

このフィールドでは、出荷ライン番号の間隔を定義できます (たとえば 10、20、30 や 5、10、15)。この間隔が 10、20、30 なら、最初の出荷ラインには番号 10、2 番目には番号 20、3 番目には番号 30 が取得されます。また、この間隔が 5、10、15 なら、最初の出荷ラインには番号 5、2 番目には番号 10 が取得されるといったようになります。

実際の積荷データの更新

このパラメータは[実際]状況の積荷計画の再計画を有効にするかどうかを決定します。再計画が有効なときは、再計画の実行方法を選択できます。

パフォーマンスについて

このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 実際の積荷データの更新

輸送オーダの再計画

このセッションで選択した設定は、[計画の生成 (fmlbd0280m000)] セッションの[輸送オーダの再計画]フィールドのデフォルト設定として適用されます。

輸送オーダラインを個別に再計画

再計画される輸送オーダラインに対して新規出荷ラインが作成されます。この新規出荷ラインは、既存の積荷および出荷と一致した場合、この積荷および出荷に追加されます。一致しなかった場合は、再計画された輸送オーダラインに対して新しい出荷および積荷が作成されます。

計画輸送オーダと結合

再計画される輸送オーダラインが既存の輸送オーダラインと組み合わされ、この結合ラインについて新規出荷ラインが作成されます。この新規出荷ラインが既存の出荷と一致した場合、その出荷に挿入されます。一致しなかった場合は、新しい出荷/積荷が作成されます。

追加を行う積荷/出荷の状況

選択した状況を含みそこまでの状況にある積荷と出荷に対して、出荷へのラインの追加、および積荷への出荷の追加ができます。

指定可能な値

  • [実際]
  • [進行中]
  • [確認済]
  • [出荷済]

デフォルト

[実際]