輸送請求情報 (fmfri0110m000)
セッションの目的: 現在の輸送オーダラインの請求情報を表示およびメンテナンスします。このセッションで、請求書明細を入力できます。請求方法が 「クライアントレート」 の場合、請求額を入力または計算でき、また、輸送計算エンジンにより生成された計算を上書きできます。
さらに、このセッションでは、[請求への発行 (fmfri0210m000)] セッションにアクセスして、請求に輸送オーダを発行できます。または、適切なメニューまたはツールバーの [ ] コマンドによって、個々の輸送オーダラインを選択して請求に発行することもできます。
- 輸送オーダライン
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請求情報がメンテナンスされる輸送オーダラインの「輸送オーダ」ヘッダ
- ライン
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請求情報がメンテナンスされる輸送オーダラインの位置を識別するために使用される番号
- 販売先取引先
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販売先取引先は、輸送オーダヘッダの出荷先取引先からデフォルトで設定されます。現在の輸送オーダラインが属している輸送オーダまたは発生元の販売オーダに適用される [受渡条件] に [支払運賃] が含まれていない場合は、この取引先に輸送費が請求されます。[受渡条件] に [支払運賃] が含まれている場合は、この取引先に輸送費を請求できません。
- 販売先住所
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現在の輸送オーダラインにリストされている商品が出荷される先の住所。販売先取引先の住所が、このフィールドのデフォルト値としてみなされます。
- 販売先住所
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現在の輸送オーダラインにリストされている商品が出荷される先の住所。販売先取引先の住所が、このフィールドのデフォルト値としてみなされます。
- 請求先取引先
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請求先取引先は、輸送オーダヘッダの出荷先取引先または倉庫の請求先取引先から取り込まれます。必要な場合は、デフォルトの取引先を変更できます。
- 請求先住所
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請求書の送付先住所。デフォルトの住所は、現在の輸送オーダラインが属する輸送オーダまたは「発生元オーダ」にリストされている出荷先取引先または倉庫の[請求先取引先]から取り込まれます。
- 請求先住所
-
請求書の送付先住所
- 回収先取引先
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回収先取引先は、現在の輸送オーダラインが属する輸送オーダまたは「発生元オーダ」にリストされている出荷先取引先または倉庫の回収先取引先からデフォルトで設定されます。取引先は、[請求先取引先 (tccom4112s000)] セッションでメンテナンスされます。必要な場合は、デフォルトの取引先を変更できます。
- 支払元住所
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回収先取引先の住所。これは、支払が行われる住所です。
- 支払元住所
-
回収先取引先の住所。これは、支払が行われる住所です。
- 未決済残高
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このフィールドには、販売先取引先の未決済のすべての輸送費の残高が表示されます。
- 未決済残高
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残高を表す通貨
- 請求書基準
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外部取引先に請求する輸送費を決定するために使用される請求方法
- 請求書状況
-
外部取引先への請求書の状況。[請求書状況]
- 請求書の差異状況
-
請求書の差異の状況。請求書状況
- 割合
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原価加算割合は、取引先への請求書に追加される運送業者原価の割合です。クライアントレートに基づく請求書には、原価加算は適用されません。このセッションでは、マニュアルで作成した輸送オーダにしか原価加算割合を定義できません。他のオーダから生成された輸送オーダについては、原価加算割合は請求先取引先で設定されます。原価加算金額か原価加算割合のどちらかを請求書に追加できますが、この両方を追加することはできません。
- 金額
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原価加算金額。取引先への請求書に追加される金額です。クライアントレートに基づく請求書には、原価加算は適用されません。このセッションでは、マニュアルで作成した輸送オーダにしか原価加算金額を定義できません。他のオーダから生成された輸送オーダについては、原価加算金額は請求先取引先で設定されます。原価加算金額か原価加算割合のどちらかを請求書に追加できますが、この両方を追加することはできません。
- 請求通貨
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請求額の表示に使用する通貨
- 見積原価
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輸送費の金額。この金額は、実際の輸送費が判明する前に計算されます。
現在の輸送オーダラインについて積荷構築がすでに行われている場合、このフィールドの金額は自動的に設定されます。この金額は、現在の輸送オーダラインから作成された積荷および出荷の見積輸送費から導き出されます。輸送費の計算は、積荷構築処理にとって不可欠な部分の 1 つです。見積輸送費は、価格設定に保存されている運送業者レートに基づいています。
- 実際原価
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運送業者請求書を使用して現在の輸送オーダラインの輸送オーダの実際原価が決定される場合、このフィールドには、輸送業者請求書から取得された実際の輸送費が表示されます。運送業者請求書が財務会計の買掛金モジュールで承認済みの場合、実際原価は輸送で更新されてこのフィールドに表示されます。
現在の輸送オーダラインの輸送オーダの実際原価の決定に運送業者請求書が使用されない場合、このフィールドには現在の輸送オーダラインから作成されたクラスタラインまたは出荷ラインの実際原価の合計が表示されます。実際原価は、現在の輸送オーダの積荷またはクラスタの[運送業者/LSP 請求書]チェックボックスによって計算されます。
- 実際原価確定
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このチェックボックスがオンの場合、現在の輸送オーダラインから作成された出荷ラインの運送業者請求書が請求で照合および承認されます。
- 請求額
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内部取引先または外部取引先に請求される金額。請求方法がクライアントレートの場合、この金額をマニュアルで計算または入力できます。
- 発行予定額
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請求に対する発行予定額。通常、これは請求額です。ただし、請求方法が [輸送費 (更新可能)] の場合は、請求書の更新に使用される金額も発行する必要があります。たとえば、請求額が 100 米国ドルの場合、この請求金額を発行します。次に、請求額が 120 米国ドルに変更されます。発行予定額は 20 米国ドルになります。
- 請求額固定
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このチェックボックスがオンの場合、輸送費を変更できません。請求方法が 「クライアントレート」 の場合、「請求額」 を計算し、このチェックボックスをオンにすることで、この金額をマニュアルで再計算または変更されないようにすることができます。発生元の販売オーダについて計算された輸送費を固定する場合、このチェックボックスはオンのままグレー表示になります。このラインを固定するには、[輸送費額固定] チェックボックスを [販売オーダライン (tdsls4101m000)] セッションでオンにします。請求方法が [輸送費] または [輸送費 (更新可能)] の場合、このチェックボックスは使用できません。
- 請求額を再計算
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このチェックボックスがオンの場合、部分納品または過剰納品により請求額をマニュアルで再計算する必要があります。
請求方法が [クライアントレート] の場合、このセッションで請求額をマニュアルで変更したり、請求額を再計算できます。
請求方法が [輸送費] または [輸送費 (更新可能)] の場合は、現在の輸送オーダラインから作成された出荷ラインの輸送費を計算または変更する必要があります。
- 請求通貨
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通貨基準の金額を計算するために、別の通貨の金額に掛け算する係数
- 為替レートタイプ
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通貨為替レートをグループ化する方法。異なる通貨為替レートを複数の請求先取引先および/または取引タイプ (購買、販売など) に割り当てることができます。
- レート換算基準
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たとえば特定のプロジェクトなどに対して、将来の換算レートの変動とは関係なく常に適用される合意換算レート
- レート日
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現在の請求情報に使用される為替レートの発効日
- 為替レート
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通貨基準の金額を計算するために、別の通貨の金額に掛け算する係数
- レート係数
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LN で取引通貨または請求通貨の金額を自国通貨に換算する際の除数として使用される係数。レート係数は通常、韓国ウォンなどの相対的に価値の低い通貨を換算する場合に使用されます。
- 会社
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請求書が記録される財務会社
- 締切日
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請求書が請求に初めて発行される日付
- 請求日
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取引先に送付される輸送費請求書の入力日
- 取引タイプ
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請求で生成された現在の請求書の取引タイプ
- 請求書番号
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各請求書の識別番号。これは取引タイプコードの番号と、特定オーダタイプの請求書に使用されるシリーズの先頭空番号との組合せです。
- 請求書の差異
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このチェックボックスがオンの場合、計算された輸送費金額と運送業者請求書の金額の差異が取引先に請求されます。運送業者請求書および計算された輸送費金額の差異が [輸送請求パラメータ (fmfri0100m000)] セッションの [金額が右記値より大きい場合] フィールドと [右記値より大きい場合] フィールドで指定された金額/割合と等しいかそれよりも大きいと、このチェックボックスがオンになります。
- 締切日 (差異)
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請求書の差異が請求に初めて発行される日付
- 請求日 (差異)
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見積輸送費と運送業者請求書の輸送費の間の差異について取引先に送付した請求書の入力日
- 取引タイプ (差異)
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計算された輸送費と運送業者請求書から導き出された輸送費の間の差異を請求するために取引先に送付した請求書の取引タイプ
- 請求書番号 (差異金額の)
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発行済輸送費と後で更新され外部取引先がまだ支払っていない実際の輸送費との間の差異が記載された請求書の請求書番号
- 月次請求書にリンク
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このチェックボックスがオンの場合、取引先に対する請求書を月次請求書にリンクする必要があります。
- 支払条件
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現在の積荷または輸送オーダに適用される支払条件。このフィールドのデフォルト値は、発生元オーダの[支払条件]から取り込まれます。これは、内部請求書のみに適用されます。
- 延滞金利
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現在の輸送オーダに適用される延滞金利。このフィールドのデフォルト値は、発生元オーダから取り込まれます。これは、内部請求書のみに適用されます。
- 支払方法
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デフォルトの支払方法は、現在の輸送オーダラインのもとである発生元オーダから取り込まれます。これは、内部請求書のみに適用されます。
- 販売タイプ
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販売タイプ。これにより 1 つの請求先取引先に異なる統制勘定を使用することが可能になります。
- 請求エンティティロジスティック会社
-
請求書を送付する部署のロジスティック会社
- 請求エンティティタイプ
-
請求書を送付する部署のエンティティタイプ
- 請求エンティティコード
-
請求書を送付する部署の識別コード
- 免税
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このチェックボックスがオンの場合、外部請求書が免税されます。
- 課税国
-
現在の外部請求書に適用される税制が定められている国
- 識別番号
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法人または法人企業の識別に使用される番号。登記済の企業には、税務当局から税金番号が割り当てられています。取引先の税金番号を知っている必要があります。税金番号のない取引先は、個人として扱われます。
- 税金コード
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請求情報を表示およびメンテナンスできる、輸送オーダラインの税金コード。
注:特定の税金コードでは、[国別税金コード (tcmcs0136s000)] セッションで [税金の総計] チェックボックスがオンの場合にのみ [税金内訳構造] ボタンが有効になります。
- 課税国
-
現在の外部請求書を受け取る取引先に適用される税制が定められている国
- 取引先 ID 番号
-
取引先の税金 ID
- 課税州/地方
-
自分の組織の課税州または地方。
このフィールドの値は、[税金および登録データ (tctax2150m000)] セッションから取得されます。
注:このフィールドは、[一括登録パラメータ (tctax2100m000)] セッションで次の設定が指定されている場合に適用されます。
- [拡張登録管理] フィールドが [有効] に設定されている
- 州/地方レベルのオプションの管轄区域 チェックボックスがオンになっている
- 取引先課税州/地方
-
取引先の課税州または地方。
このフィールドの値は、[税金および登録データ (tctax2150m000)] セッションから取得されます。
注:このフィールドは、[一括登録パラメータ (tctax2100m000)] セッションで次の設定が指定されている場合に適用されます。
- [拡張登録管理] フィールドが [有効] に設定されている
- 州/地方レベルのオプションの管轄区域 チェックボックスがオンになっている
- 税金および登録データ完了
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このチェックボックスがオンの場合、発生元オーダの完全な税金および登録データが指定されています。
税金および登録データは、税金および登録データ (tctax2150m000) セッションでメンテナンスされます。発生元オーダの税金および登録データをメンテナンスするために、適切なメニューから [税金および登録データ (tctax2150m000)] セッションが開始されます。
税金および登録データが不完全な場合は、オーダのロジスティック処理がブロックされます。[一括登録パラメータ (tctax2100m000)] セッションの [不完全な税金および登録データでブロックされた手順ステップ] フィールドの設定によって、処理のどの部分でオーダの実行がブロックされるかが決定されます。
注:このフィールドは、[一括登録パラメータ (tctax2100m000)] セッションで次の設定が指定されている場合に適用されます。
- [拡張登録管理] フィールドが [有効] に設定されている
- 州/地方レベルのオプションの管轄区域 チェックボックスがオンになっている
- 免税理由コード
-
外部請求書を免税する理由コード
- 免税証明書
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免税状態を証明する証明書。企業によっては、特定の税務当局の管轄区域内で税金が免除されることがあります。これは、外部請求書に適用されます。