輸送オーダクラスタライン (fmfoc3101m000)
セッションの目的: 「輸送オーダクラスタ」ラインを表示およびメンテナンスします。輸送オーダクラスタラインはクラスタに割り当てられている輸送オーダラインを指します。
[出荷元住所] および [出荷先住所] の保管場所を表示するには、[マップ] セクションを使用します。一度に 1 つのレコードのみ選択する必要があります。
- 輸送オーダラインテキスト
-
このフィールドのテキストは、現在の輸送オーダクラスタラインに関連する輸送オーダラインから得られます。たとえば、テキストの追加や編集が可能であるため、クラスタラインに関する情報を追加できます。
- 計画数量
-
輸送する必要があるクラスタラインの品目の数量。計画数量は、クラスタラインに対応する輸送オーダラインにリストされている数量から得られます。この数量は、実際に出荷される数量と異なっていてもかまいません。
注:保管単位でリストされる数量は、棚卸単位でリストされる数量と異なっていてもかまいません。
- 計画数量
-
[計画数量]を表す単位
- 出荷数量
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出荷するクラスタラインの品目の数量。出荷数量はさまざまな理由により計画数量と異なっていてもかまいません。たとえば、商品をピックアップする車両の積込能力が不十分であることや、積込、輸送、および荷降中の破損などの理由があります。クラスタラインが倉庫管理にリンクされていない場合は、運送業者から出荷数量値を入手して入力できます。ラインが倉庫管理にリンクされている場合、出荷数量は倉庫管理により更新されます。
注:保管単位でリストされる数量は、棚卸単位でリストされる数量と異なっていてもかまいません。
- 追加レート単位
-
輸送レートの定義対象である単位別の数量。共通情報で定義されている単位から選択できます。多くの輸送レートは距離および重量を基準にします。単位別追加数量を使用すると、容積など他の単位を基準にレートを定義したり、距離、重量、およびその他の単位の組合せを基準にレートを定義したりできます。
例 1
単位別追加数量による輸送レート:
[追加レート数量]: 1 パレット、[距離]: 1000 km
[距離別金額]: 10
例 2
距離/ゾーンの単位の組合せによる輸送レート:
[重量]: 10 kg
[追加レート数量]: 1 m³
[境界タイプ]: [最小]
距離 0 100 500 距離別金額 10 15 20 重量別金額 5 5 10 追加レート単位別金額 5 5 7 この例で、輸送レートは、重量および容積別に距離を基準にして決定します。アムステルダムからロッテルダムまでの出荷 SH0001 の詳細: 距離: 70 km、重量: 50 kg、容積: 7 m³
出荷 SH0001 の輸送費は次のように計算されます。
10 × 70 (距離) + 5 × 50 (重量) + 5 × 7 (容積) = 985
- 計画済貨物価値
-
輸送が実行される前の商品の価値。このフィールドの値は、出荷数量から得られます。
- 通貨
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[計画済貨物価値]を表す通貨
- 出荷済貨物価値
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輸送開始後の商品の価値。このフィールドの値は、財務会計の運送業者請求書金額により更新されます。
- 見積輸送費
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輸送オーダラインが積荷構築機能を使用して計画されている場合に、輸送オーダクラスタ処理または積荷構築処理時に計算された輸送費。必要な場合は、別の金額を入力できます。運送業者請求書が財務会計で照合されると、見積原価は変更できなくなります。運送業者請求書から得られる実際の輸送費は、この金額と異なっていてもかまいません。
- 実際の輸送費
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ユーザにより積荷または輸送オーダクラスタについて[実際原価確定]と設定された見積輸送費、または特定の商品の輸送を実行するために運送業者により出荷オフィスに請求された実際の金額
- 請求書金額の再計算
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このチェックボックスがオンの場合、部分納入または超過納入のために輸送費金額を再計算するように勧められます。
- 実際原価確定
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運送業者請求書に基づいて請求が行われる場合、クラスタラインについて財務会計で運送業者からの請求書が照合されて承認されたときにこのチェックボックスは自動的にオンになります。
請求が運送業者請求書に基づいていない場合は、輸送オーダラインが属するクラスタの見積原価が 「実際」 および 「最終出力」 になったときに、このチェックボックスはオンになります。
- 重量
-
輸送実行前のクラスタラインにリストされている商品の重量
- 重量単位
-
重量を表す単位。輸送で使用されるデフォルトの測定単位は、[輸送マスタデータパラメータ (fmfmd0100m000)] セッションで定義されます。
- 容積
-
輸送実行前のクラスタラインにリストされている商品の容積
- 容積単位
-
容積を表す単位。輸送で使用されるデフォルトの測定単位は、[輸送マスタデータパラメータ (fmfmd0100m000)] セッションで定義されます。
- フロアスペース
-
輸送実行前のクラスタラインにリストされている商品の表面積
- フロアスペース単位
-
表面積を表す単位。輸送で使用されるデフォルトの測定単位は、[輸送マスタデータパラメータ (fmfmd0100m000)] セッションで定義されます。
- 個数
-
輸送実行前のクラスタラインにリストされている商品の個数単位の数量
- 出荷重量
-
出荷後のクラスタラインにリストされている商品の重量
- 出荷容積
-
出荷後のクラスタラインにリストされている商品の容積
- 出荷フロアスペース
-
出荷後のクラスタラインにリストされている商品の表面積
- 出荷個数
-
出荷後のクラスタラインにリストされている商品の個数単位の数量
- 納入重量
-
実際に納入されたクラスタラインにリストされている商品の重量
- 納入容積
-
実際に納入されたクラスタラインにリストされている商品の容量
- 納入フロアスペース
-
実際に納入されたクラスタラインにリストされている商品の表面積
- 納入個数
-
実際に納入されたクラスタラインにリストされている商品の個数単位の数量
- 個数単位
-
品目の個数単位。個数単位は関連した輸送オーダラインから取得されます。
- 計画数量
-
輸送する必要があるクラスタラインの品目の数量。計画数量は、クラスタラインに対応する輸送オーダラインにリストされている数量から得られます。この数量は、実際に出荷される数量と異なっていてもかまいません。
注:保管単位でリストされる数量は、棚卸単位でリストされる数量と異なっていてもかまいません。
- 保管単位
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[計画数量]を表す単位
- 出荷数量
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出荷するクラスタラインの品目の数量。出荷数量はさまざまな理由により計画数量と異なっていてもかまいません。たとえば、商品をピックアップする車両の積込能力が不十分であることや、積込、輸送、および荷降中の破損などの理由があります。クラスタラインが倉庫管理にリンクされていない場合は、運送業者から出荷数量値を入手して入力できます。ラインが倉庫管理にリンクされている場合、出荷数量は倉庫管理により更新されます。
注:保管単位でリストされる数量は、棚卸単位でリストされる数量と異なっていてもかまいません。
- 部品表数量
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主品目の製造に必要な構成要素品目の数量
- 部品表数量
-
[部品表数量]を表す単位
- 計画数量
-
現在の構成要素品目が属す主品目の計画数量。現在の品目が部品表品目ではない場合、このフィールドは空です。
注:保管単位でリストされる数量は、棚卸単位でリストされる数量と異なっていてもかまいません。
- 計画数量
-
[計画数量]を表す単位
- 出荷数量
-
現在の構成要素品目が属す主品目の出荷数量。現在の品目が部品表品目ではない場合、このフィールドは空です。
- 計画数量
-
輸送する必要があるクラスタラインの品目の数量。計画数量は、クラスタラインに対応する輸送オーダラインにリストされている数量から得られます。この数量は、実際に出荷される数量と異なっていてもかまいません。
注:保管単位でリストされる数量は、棚卸単位でリストされる数量と異なっていてもかまいません。
- 棚卸単位
-
[計画数量]を表す棚卸単位
- 出荷数量
-
出荷するクラスタラインの品目の数量。出荷数量はさまざまな理由により計画数量と異なっていてもかまいません。たとえば、商品をピックアップする車両の積込能力が不十分であることや、積込、輸送、および荷降中の破損などの理由があります。クラスタラインが倉庫管理にリンクされていない場合は、運送業者から出荷数量値を入手して入力できます。ラインが倉庫管理にリンクされている場合、出荷数量は倉庫管理により更新されます。
注:保管単位でリストされる数量は、棚卸単位でリストされる数量と異なっていてもかまいません。
- 納入数量
-
目的地住所で荷降される数量。この数量はさまざまな理由により計画数量および/または出荷数量と異なっていてもかまいません。たとえば、商品をピックアップする車両の積荷能力が不十分であることや、積込、輸送、および荷降中の破損などがあります。納入数量値は、運送業者からこの情報が提供されると入力できます。入庫商品輸送の場合、クラスタラインが倉庫管理にリンクされていると、この情報は商品の入庫時に倉庫管理により更新されます。
- 破損数量
-
積込、輸送、荷降時に破損を受けた数量。破損数量値は、破損の評価後に入力できます。
- 破損の理由
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破損の原因を示す理由コード
- 記述
-
破損の原因を示す理由コードの説明
- 積込日
-
クラスタラインの計画積込日。この日付は、クラスタラインに関連付けられている輸送オーダから得られます。この日付は、運送業者から計画日を入手している場合などにはマニュアルで変更できます。
- 荷降日
-
クラスタラインの計画荷降日。この日付は、クラスタラインに関連付けられている輸送オーダから得られます。この日付は、運送業者から計画日を入手している場合などにはマニュアルで変更できます。
- 積込日
-
クラスタラインが実際に積み込まれる日付。実際の出荷日は、運送業者から特定の積込日を入手すると入力できます。
- 荷降日
-
クラスタラインが実際に荷降される日付。実際の荷降日は、運送業者から特定の荷降日を入手すると入力できます。
- 積込日
-
クラスタラインに関連付けられている輸送オーダの計画積込日
- 荷降日
-
クラスタラインに関連付けられている輸送オーダの計画荷降日
- 輸送オーダライン
-
クラスタラインに対応する輸送オーダラインの輸送オーダ番号
- ライン
-
クラスタラインに対応する輸送オーダラインのライン番号
- 品目
-
外注する必要がある品目。品目はクラスタラインに対応する輸送オーダラインから得られます。
- 原価品目
-
輸送オーダクラスタに追加コストを割り当てるために使用する原価品目
- 主品目
-
輸送する必要がある主品目
- 構成要素
-
輸送する必要がある主品目の構成要素
- 品目
-
輸送する必要がある品目
- 在庫処理
-
倉庫管理では、構成要素別または主品目別に品目が処理されます。このフィールドの値が[構成要素別]の場合、現在のクラスタラインの派生元オーダは構成要素別に処理されます。
- 発生元
-
発生元は、現在のクラスタラインに関連付けられている輸送オーダラインの発生元オーダのオーダタイプを指します。
- 発生元オーダ
-
現在のクラスタラインに関連付けられている輸送オーダラインの発生元オーダの識別コード
- 参照
-
記述テキストやコードなどを入力できるフリーテキストフィールド。デフォルトのテキストは、関連する輸送オーダラインから取得されます。このフィールドの入力内容は一意ではありません。
- テキスト
-
このチェックボックスがオンの場合、輸送オーダラインおよび/またはクラスタラインに関する追加情報が利用できます。この情報は[輸送オーダラインテキスト]フィールドに表示されます。このフィールドは現在のセッションの[テキスト]タブにあります。
- 状況
-
現在のクラスタラインに関連付けられている輸送オーダラインの状況
- 追加コストライン
-
このチェックボックスがオンの場合、現在のクラスタラインは追加コストラインです。クラスタラインにリストされている商品に追加コストを支払う必要がある場合、追加コストセットをクラスタラインにリンクします。この追加コストセットをリンクするために、ERP は新しいクラスタラインを作成してそれに追加コストセットを保存します。この新しいクラスタラインは、追加コストラインと呼ばれますが、追加原価を支払う必要がある商品をリストするクラスタにリンクされます。
- クラスタ
-
現在のクラスタラインがリンクされている輸送オーダクラスタの識別コード
- クラスタ状況
-
現在のクラスタラインがリンクされている輸送オーダクラスタの状況
- 変更クラスタ
-
LN が少なくとも次のいずれか 1 つの変更をクラスタに行った場合、このチェックボックスは[実際]状況のクラスタについて自動的にオンになります。
- 少なくとも 1 つのクラスタラインがクラスタから削除されている
- クラスタヘッダに影響しない計画数量などの変更が、クラスタラインに関連付けられている 1 つ以上の輸送オーダラインに行われている
- 出荷オフィス
-
クラスタラインが属すクラスタの「出荷オフィス」。クラスタの出荷オフィスは、クラスタに含まれる輸送オーダラインの輸送オーダに関連付けられている出荷オフィスです。あるクラスタにグループ化されているすべての輸送オーダラインは同じ出荷オフィスに関連付けられている必要があります。
- 記述
-
[出荷オフィス]の記述
- 計画グループ
-
クラスタに含まれる輸送オーダクラスタラインの「計画グループ」。あるクラスタにグループ化されているすべての輸送オーダラインは同じ計画グループを持つ必要があります。
- 記述
-
[計画グループ]の記述
- 運送業者/LSP
-
現在のクラスタの商品の外注先とする必要がある運送業者。このフィールドの値は、[輸送オーダクラスタ (fmfoc3100m000)] セッションの[運送業者/LSP]フィールドの値から取得されます。
- 運送業者/LSP
-
[運送業者/LSP]の記述
- 出荷元タイプ
-
現在の輸送オーダクラスタのクラスタラインにリストされている商品の発生元の保管場所または組織のタイプ。
- 出荷元コード
-
出荷元保管場所または組織の識別コード
- 出荷元会社
-
商品の出荷元となる会社のコード
- 出荷元サイト
-
商品の出荷元となるサイトのコード
- ...
-
出荷元保管場所または組織の住所コード
- 出荷元住所
-
出荷元保管場所または組織の住所記述
- 発生元倉庫
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現在の輸送オーダラインにリストされている商品の出荷元の倉庫。
- 最早積込日
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出荷元保管場所で最も早く積込を実行できる日付と時刻。この日付は、現在のクラスタのクラスタラインに関連付けられているすべての輸送オーダの最小日付です。
- 最遅積込日
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出荷元保管場所で積込を実行できる最も遅い日付と時間。この日付は、現在のクラスタのクラスタラインに関連付けられている輸送オーダの最大日付です。
- 出荷先タイプ
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現在の輸送オーダクラスタのクラスタラインにリストされている商品の目的地である保管場所または組織のタイプ。これは、商品の荷降が行われる保管場所または組織です。
- 出荷先コード
-
出荷先保管場所または組織の識別コード
- 出荷先会社
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商品が出荷先となる会社のコード
- 出荷先サイト
-
商品の出荷先となるサイトのコード
- 出荷先記述
-
出荷先保管場所または組織の名前
- ...
-
出荷先保管場所または組織の住所コード
- 出荷先住所記述
-
出荷先保管場所または組織の住所記述
- 最早荷降日
-
出荷先保管場所で荷降を実行できる最も早い日付と時間。この日付は、現在のクラスタのクラスタラインに関連付けられている輸送オーダの最小日付です。
- 最遅荷降日
-
出荷先保管場所で荷降を実行できる最も遅い日付と時間。この日付は、現在のクラスタのクラスタラインに関連付けられているすべての輸送オーダの最も遅い荷降日付です。
- 部品表ライン
-
部品表 (BOM) 構造の構成要素品目の連番。部品表ラインは、オーダラインの品目が構成要素別の在庫処理品目の場合、および関連クラスタの状況が[実際]の場合に追加されます。
- 約定引当数量
-
在庫約定が作成される数量と関連する輸送オーダラインの数量