計画積込/荷降日の変更 (fmfoc2201m000)
セッションの目的: 一連の輸送オーダラインについて日付変更を一括で実行します。
このセッションでは、一連の輸送オーダおよび輸送オーダラインについて、[計画積込日] と [計画荷降日] および/または 日時許容範囲 ([最早積込日] と [最早荷降日]、および [最遅積込日] と [最遅荷降日]) を変更できます。
日付および許容範囲の変更は、次の状況の輸送オーダラインに対して可能です。
- [予定]
- [計画]
- [実際]
計画された積荷日または荷降日、時間、および許容範囲を変更する輸送オーダおよび輸送オーダラインの範囲を選択するには、以下の手順を行います。
- 出荷オフィスおよび計画グループを選択します。
- 範囲フィールドを使用して、選択された出荷オフィスおよび計画グループ内の輸送オーダおよび輸送オーダラインを選択します。
このセッションがスタンドアロンセッションとして開始された場合、またはメニューから開始された場合、[計算] ボタンは使用できません。
- 出荷オフィス
-
1 つまたは複数の倉庫に対する輸送の準備を担当する部署。商品を倉庫から搬出または倉庫へ搬入するときに、担当の出荷オフィスはこれらの商品の輸送を計画したり、商品の輸送を外注したりします。直送シナリオでは、出荷オフィスは外部発注先や顧客向けに計画や輸送の外注サービスを提供します。
輸送では、出荷オフィスは積荷構築および輸送オーダクラスタにおいて重要な役割を果たします。輸送オーダは、出荷オフィス別にグループ化されます。出荷オフィス別の輸送オーダグループは、出荷および積荷を構築するために積荷構築エンジンで使用されたり、輸送オーダクラスタを作成するために輸送オーダクラスタエンジンで使用されます。
- 計画グループ
-
輸送オーダラインを出荷と積荷または輸送オーダクラスタにグループ化するために使用されるエンティティ
各輸送オーダラインは、計画グループに割り当てられます。計画グループが異なる輸送オーダラインは、同じ出荷、積荷、または輸送オーダクラスタに入れることはできません。たとえば、ベルギー向けの商品はすべてベルギーという計画グループに細分化されます。
階層的に見ると、計画グループは出荷オフィスよりも 1 つ下位レベルになります。1 つの出荷オフィスが 1 つまたは複数の計画グループを持ちます。輸送オーダは出荷オフィスにグループ化され、その輸送オーダを形成する輸送オーダラインはこの出荷オフィスの計画グループにグループ化されます。
- 輸送オーダ
-
特定の数の商品を輸送するための命令。輸送オーダは、1 つのオーダヘッダと 1 つまたは複数のオーダラインから構成されます。
輸送オーダヘッダには、輸送オーダにリストされている商品の納期、およびこの商品を受領する顧客の名前と住所など、一般情報が含まれます。
輸送オーダラインには、輸送する品目の他に、この品目に関する明細 (数量や寸法など) が含まれます。
- 輸送オーダライン
-
輸送オーダ入力。輸送オーダラインには、輸送オーダに入力されている輸送品目に関する情報が含まれます。輸送オーダラインは、購買オーダ、販売オーダ、倉庫オーダ、計画物流オーダから生成する他に、マニュアルでも作成できます。
- 経路計画
-
この輸送計画範囲の輸送オーダおよび輸送オーダラインが選択されます。
- 標準経路
-
この「標準経路」範囲の輸送オーダおよび輸送オーダラインが選択されます。
- 状況
-
この状況範囲の輸送オーダおよび輸送オーダラインが選択されます。
指定可能な値
- [予定]
- [計画]
- [実際]
- 計画積込日
-
この計画積荷日範囲の輸送オーダおよび輸送オーダラインが選択されます。
- 計画荷降日
-
この計画荷降日範囲の輸送オーダおよび輸送オーダラインが選択されます。
- 計画積込日
-
出荷元保管場所で積込が行われる予定の日付と時刻
- 計画
-
出荷元保管場所で積込が行われる予定の時刻
- 最早積込日
-
出荷元保管場所で最も早く積込を実行できる日付
- 最早積荷時刻
-
出荷元保管場所で最も早く積込を実行できる時刻
- 最遅積込日
-
出荷元保管場所で最も遅く積込を実行できる日付
- 最遅
-
出荷元保管場所で最も遅く積込を実行できる時刻
- 計画荷降日
-
出荷先保管場所で荷降が行われる予定の日付
- 計画
-
出荷先保管場所で荷降が行われる予定の時刻
- 最早荷降日
-
出荷先保管場所で最も早く荷降を実行できる日付
- 最早荷降時刻
-
出荷先保管場所で最も早く荷降を実行できる時刻
- 最遅荷降日
-
出荷先保管場所で最も遅く荷降を実行できる日付
- 最遅
-
出荷先保管場所で最も遅く荷降を実行できる時刻
- 最遅
-
このチェックボックスがオンの場合、日時変更処理で発生したエラーのレポートが出力されます。
たとえば、輸送オーダラインについて標準経路が指定されており、変更された積荷日または荷降日が標準経路スケジュールと競合する場合にエラーが発生します。
エラーが発生しても処理は止まりませんが、エラーが発生した輸送オーダラインはエラーレポートにリストされます。