輸送オーダライン (fmfoc2101m100)

セッションの目的: 出荷オフィス/計画グループの組合せで存在するすべての輸送オーダを表示します。

輸送オーダヘッダと同様に、輸送オーダラインはマニュアルで作成、または次のいずれかのタイプのオーダから自動あるいはバッチで生成されます。

  • 販売
  • 購買
  • 倉庫
  • 企業計画

輸送オーダが「発生元オーダ」から作成されると、通常その発生元オーダのオーダラインが輸送オーダの輸送オーダラインになります。ただし、発生元オーダから複数の輸送オーダが作成されることや発生元オーダラインから作成された輸送オーダラインが既存の輸送オーダに追加されることもあります。これは、発生元オーダと既存の輸送オーダのデータによって決まります。詳細は、輸送オーダメンテナンスを参照してください。

輸送オーダラインにリストされている商品の輸送を実行する運送業者に輸送オーダラインを提示できます。輸送オーダラインを運送業者に提示する際、まず積荷作成エンジンを使用して輸送オーダラインに積荷計画を作成できます。または、クラスタ機能を使用して計画のない輸送オーダラインを提示できます。詳細は、外注を参照してください。

輸送オーダラインをマニュアルで作成するには

このセッションでは、新しい輸送オーダラインを輸送オーダに追加できます。輸送オーダラインには次のデータが含まれます。

  • 品目
  • 品目数量
  • 品目の寸法
  • 輸送明細。経路計画、輸送タイプなど
  • 原価計算明細。受渡条件やサービスレベルなど

輸送オーダヘッダと対応する輸送オーダラインは、積荷作成、輸送費、輸送オーダクラスタの入力になります。

輸送オーダラインのメンテナンス

輸送オーダ状況によって、輸送オーダラインを変更/削除できるかどうかが決まります。

輸送オーダの「発生元オーダ」が修正されると、それらの変更は輸送オーダラインに反映されます。輸送オーダや輸送オーダラインは削除されることがあるほか、新しい輸送オーダが作成されることもあります。詳細は、輸送オーダメンテナンスを参照してください。

出力オプション

[ファイル] メニューの [出力] サブメニューでは、選択した出荷に次の出力オプションを使用できます。

  • 輸送オーダ

    輸送オーダおよび輸送オーダライン明細を出力します。
  • 計画

    輸送オーダ、発生元オーダ、または積荷別にグループ分けされた計画データを出力します。
  • 出荷ラインに対する有効在庫

    有効在庫を出力します。
注: 

[出荷元] フィールドの値が [倉庫] の場合は、出荷ライン上の品目の有効在庫が次のフィールドに表示されます。

  • [出荷元倉庫]
  • [手持]
  • [オーダ済]
  • [引当済]
  • [約定引当済]
輸送オーダライン

現在の「輸送オーダ」の識別番号

輸送オーダライン

輸送オーダライン」の輸送オーダ上の位置を識別する位置番号

出荷元サイト

商品の出荷元となるサイトのコード

出荷元

出荷元都市。輸送オーダヘッダから取得されます。

出荷元住所

出荷元保管場所または組織の住所コード。

出荷先サイト

商品の出荷先となるサイトのコード

出荷先

輸送する必要がある商品の、目的地の住所

出荷先住所

出荷先保管場所または組織の住所コード。デフォルト値は[出荷先コード]から取得されます。詳細については、輸送管理での住所の使用を参照してください。

状況

輸送オーダラインの現在の状況

運送業者/LSP固定

このチェックボックスがオンの場合、積荷構築エンジンはこのフィールドで選択した運送業者を上書きしません。ルールとして、積荷構築エンジンは低料金および/またはより好都合の計画スコープを提供できる他の運送業者を見つけると、このフィールドで選択する運送業者を上書きします。特定のオーダラインを決まった運送業者にしたい場合、つまり積荷構築エンジンが運送業者を変更しないようにしたい場合は、[運送業者/LSP固定]チェックボックスをオンにします。輸送オーダラインがクラスタ化されている場合、運送業者/LSPフィールドの運送業者はクラスタ処理中に上書きされませんが、ユーザは必要に応じて、クラスタ化処理の実行後に運送業者をマニュアルで変更できます。[積荷計画]チェックボックスがオフの輸送オーダラインは、クラスタ化で使用できます。

このフィールドは、運送業者/LSPフィールドで運送業者が選択されていない場合は無効です。この値は、ここで定義すると、発生元オーダからデフォルト設定されます。直送の場合、この値は販売オーダから取り込まれます。

輸送手段の組合せ

輸送手段の組合せは、各種「車両タイプ」および/または「輸送手段」で構成され、「積荷」を連携して輸送します。輸送手段の組合せに複数の輸送手段が含まれている場合、輸送は、積荷ごとに複数の輸送手段で積荷構築を行うことができます。輸送手段の組合せは輸送オーダクラスタでも使用されます。輸送手段の組合せは輸送オーダクラスタにリストされた商品を輸送するために組み合せた輸送手段を示します。

輸送手段グループが[輸送手段グループ]フィールドで選択されている場合、輸送手段の組合せは選択できません。現在の輸送オーダラインに運送業者が挿入されている場合、輸送手段の組合せをこの運送業者に割り当てる必要があります。[運送業者/LSP 別輸送手段の組合せ (fmfmd0144m000)] セッションで、運送業者に輸送手段の組合せを追加できます。

輸送手段グループ

現在の輸送オーダラインに必要な輸送手段グループ。このフィールドで選択した輸送手段グループで[単独使用可能]チェックボックスがオンになっている必要があります。輸送手段グループを選択した場合は、「輸送手段の組合せ」を選択できない点に注意してください。また、輸送手段の組合せが選択されている場合は、輸送手段グループを選択できません。

輸送手段

現在の輸送オーダラインにリストされている商品の輸送で使用する必要がある「輸送手段」。現在の輸送オーダラインに定義されている[輸送手段グループ]に属する[輸送手段]を選択できます。[輸送手段グループ]フィールドで[輸送手段グループ]が選択されていない場合、または選択された[輸送手段グループ]について[輸送手段]が定義されていない場合、このフィールドは無効になります。

輸送タイプ

現在の輸送オーダラインに必要な輸送タイプ。「輸送手段の組合せ」または「輸送手段グループ」が現在のセッションで選択され、その輸送手段グループまたは輸送手段の組合せに輸送タイプが存在している場合、輸送タイプは輸送手段の組合せまたは輸送手段グループから取得されます。この値を変更してはいけません。

組合せコード

現在の輸送オーダラインに必要な組合せコード。輸送手段グループまたは輸送手段の組合せが現在の輸送オーダラインに挿入されている場合、輸送オーダラインの組合せコードは、選択した輸送手段グループまたは輸送手段の組合せの組合せコードと同じでなければなりません。ただし選択した輸送手段グループまたは輸送手段の組合せに組合せコードがない場合を除きます。

距離

出荷元住所と出荷先住所の距離。このフィールドには、デフォルトの距離を生成できます。または、マニュアルで距離を入力できます。

デフォルトの距離は、共通情報パッケージの[都市別距離テーブル (tccom4537m000)] セッションまたは[郵便番号別距離テーブル (tccom4538m000)] セッションで生成されます。[標準経路]または[経路計画]が現在の輸送オーダラインに入力されると、[標準経路]の距離、または[経路計画]の個別プロセスの距離を加算して距離が計算されます。

デフォルトの距離は、輸送計画および輸送費の計算で使用されます。マニュアルで入力された距離は、輸送費の計算にのみ使用されます。このように、LN で定義されている標準距離に基づいていない輸送費を請求する場合、このフィールドにマニュアルで距離を入力できます。

距離単位

出荷元と出荷先住所の距離を表す単位。デフォルトの単位は上書きできます。デフォルトの単位は、輸送マスタデータパラメータ (fmfmd0100m000) セッションで定義されます。

重量

現在の輸送オーダラインにある品目のオーダ数量の総重量。この総計値は、輸送で算出されます。

重量単位

現在の輸送オーダラインにリストされている品目の総重量を表す重量単位

容積

現在の輸送オーダラインにある品目の総容積。この総計値は、輸送で算出されます。

単位

容積単位。輸送用のデフォルト単位は、[輸送マスタデータパラメータ (fmfmd0100m000)] セッションで定義されます。

フロアスペース

現在の輸送オーダラインにある品目のオーダ数量の総表面積。この総計値は、輸送で算出されます。

単位

表面積単位。デフォルトの単位は、[輸送マスタデータパラメータ (fmfmd0100m000)] セッションで定義されます。

個数単位

品目の個数単位。個数単位は、[品目 - 輸送管理 (fmfmd1100m000)] セッションから取得されます。個数単位を表す数量は、個数単位で保持されている品目数、つまり個数単位内に含まれている品目数を示します。

輸送手段グループまたは輸送手段の組合せが現在の輸送オーダラインに挿入されている場合、輸送オーダラインの個数単位は、選択した輸送手段グループまたは輸送手段の組合せの個数単位と同じでなければなりません。ただし選択した輸送手段グループまたは輸送手段の組合せに個数単位がない場合を除きます。

個数

輸送オーダラインにリストされているすべての個数単位の合計個数

品目

輸送される品目。このフィールドの値は、発生元オーダラインから取り込まれます。直送の場合、この値は購買オーダラインから取り込まれます。

個数別単位

合計単位数で除算された個数単位の合計数

個数別単位

個数単位および品目単位を表すために使用される単位

スタック係数
追加レート単位

[追加レート単位]を表すために使用される単位

追加レート数量

輸送レートの定義対象である単位別の数量。共通情報で定義されている単位から選択できます。多くの輸送レートは距離および重量を基準にします。単位別追加数量を使用すると、容積など他の単位を基準にレートを定義したり、距離、重量、およびその他の単位の組合せを基準にレートを定義したりできます。

例 1

単位別追加数量による輸送レート: 

[追加レート数量]: 1 パレット、[距離]: 1000 km

[距離別金額]: 10

例 2

距離/ゾーンの単位の組合せによる輸送レート: 

[重量]: 10 kg

[追加レート数量]: 1 m³

[境界タイプ]: [最小]

距離 0 100 500
距離別金額 10 15 20
重量別金額 5 5 10
追加レート単位別金額 5 5 7

この例で、輸送レートは、重量および容積別に距離を基準にして決定します。アムステルダムからロッテルダムまでの出荷 SH0001 の詳細: 距離: 70 km、重量: 50 kg、容積: 7 m³

出荷 SH0001 の輸送費は次のように計算されます。

10 × 70 (距離) + 5 × 50 (重量) + 5 × 7 (容積) = 985 
輸送予定数量

輸送予定品目の数量

輸送サービスレベル

輸送サービスレベル」は、オーダラインにリストされている品目の優先輸送時間を示すために使用されます。

受渡条件

受渡条件。このフィールドのデフォルト値は、輸送オーダヘッダから取り込まれます。

権利移動地点

権利移動地点。この値は、ここで定義すると、発生元オーダからデフォルト設定されます。直送の場合、この値は販売オーダから取り込まれます。

輸送理由

輸送理由。このフィールドを使用できるのは、現在の輸送計画会社で納品書機能が使用されている場合です。

納入コード

納入コード。このフィールドを使用できるのは、現在の輸送計画会社で納品書機能が使用されている場合です。

通貨

一般的に使用されている流通貨幣 (硬貨、債券、紙幣など)

次のような通貨タイプが使用できます。

  • 自国通貨: 原価計算、予算記録、税額登録などの内部目的に使用されます。
  • 取引通貨: オーダや請求書など、取引先との取引に使用されます。
履行計画を使用

このチェックボックスがオンの場合、履行計画が使用されます。

履行計画あり

履行計画がある場合は、このチェックボックスがオンになります。

履行計画を却下

このチェックボックスがオンの場合、 LN により、履行計画が却下されます。

第 1 出荷日

最初の出荷が行われた日付

出荷数量

出荷された数量

出荷数量

出荷数量を表す単位

貨物価値

輸送される商品の価値。このフィールドの値は、発生元オーダから入力されます。貨物価値はマニュアルでも入力できます。貨物価値は「追加コスト」の計算に使用できます。

数量単位

輸送数量を表すために使用される単位

見積輸送費

輸送オーダラインがクラスタ化されている場合、このフィールドは輸送オーダラインが属する輸送オーダクラスタについて計算された「見積輸送費」を表示します。輸送オーダラインが積荷構築を使用して計画される場合、このフィールドはその輸送オーダラインを含む出荷 (複数の出荷) の見積輸送費を表示します。輸送費を表す通貨は、現在の輸送オーダを輸送する運送業者の購買元取引先に定義されている通貨です。

実際の輸送費

輸送オーダラインがクラスタ化されている場合、このフィールドは輸送オーダラインが属する輸送オーダクラスタの実際の輸送費を表示します。輸送オーダラインが積荷構築を使用して計画される場合、このフィールドはその輸送オーダラインを含む出荷 (複数の出荷) の実際の輸送費を表示します。

実際原価確定

運送業者請求書に基づいて請求が行われる場合、財務会計で運送業者からの請求書が照合されて承認されたときにこのチェックボックスは自動的にオンになります。輸送オーダラインが積荷構築を使用して計画される場合、このチェックボックスは現在の輸送オーダラインの出荷の全ラインが承認済になるとオンになります。輸送オーダラインがクラスタ化されている場合、このチェックボックスは現在の輸送オーダラインのクラスタの全ラインが承認済になるとオンになります。

運送業者請求書に基づいて請求が行われない場合は、輸送オーダラインが属している積荷またはクラスタの見積原価が 「実際」 および 「最終出力」 になった時点でこのチェックボックスがオンになります。

外部取引先への請求

このチェックボックスがオンの場合、外部取引先に請求されます。

積荷計画

このチェックボックスがオンの場合、輸送オーダラインは積荷構築に使用できます。このチェックボックスがオフの場合、輸送オーダタイプは輸送オーダクラスタに使用できます。このフィールドの値は、選択した輸送手段グループまたは輸送手段の組合せの[積荷計画]フィールドの値と同じでなくてはなりません。

ブロック済

このチェックボックスがオンの場合、現在の輸送オーダラインの発生元オーダラインはブロック済です。輸送オーダラインは処理できません。

テキスト

このチェックボックスがオンの場合、現在の輸送オーダラインに追加情報が使用できます。

発生会社

発生元オーダが定義される会社。直送の場合は購買オーダが定義されます。複数会社の倉庫転送では、発生元オーダが出荷元倉庫オーダとなります。

発生元オーダ発生元

発生元オーダ」のオーダ発生元

出荷オフィス

現在の輸送オーダラインの輸送オーダヘッダが属している「出荷オフィス」

計画グループ

現在の輸送オーダラインの「計画グループ」

運送業者/LSP

現在の輸送オーダラインにある商品を輸送する「運送業者」。このフィールドのデフォルト値は、輸送オーダヘッダから取り込まれます。

このフィールドに入力する運送業者は、積荷構築エンジンが低料金、および/またはより優れた計画スコープを提供する他の運送業者を見つけると無効になります。

このフィールドに運送業者を入力しない場合、積荷構築エンジンが運送業者を選択します。

このフィールドに入力した運送業者を積荷構築エンジンで無効にしない場合、[運送業者/LSP固定]チェックボックスをオンにします。

発生元オーダライン

発生元オーダラインの位置番号

発生元オーダ順序

発生元オーダラインの連番

発生元オフィス

発生元オーダの操作および処理を担当するオフィス。このフィールドの値は、発生元オーダラインから取り込まれます。直送の場合は購買オフィスとなります。複数会社の倉庫転送では、これが出荷元オフィスとなります。

参照

情報を参照するために使用される情報記述フィールドです。たとえば次の情報を参照することができます。

  • 特定のタスクを実行する権限を持つ担当者または部署
  • 取引先の窓口
  • オリジナル請求書番号

発生元オーダが販売オーダの場合、[販売オーダ (tdsls4100m000)] セッションの[参照 A] フィールドの値がこのフィールドのデフォルトになります。

発生元オーダが購買オーダの場合、[購買オーダ (tdpur4100m000)] セッションの[参照 A] フィールドの値がこのフィールドのデフォルトになります。

発生元オーダが倉庫オーダの場合、[出庫オーダライン (whinh2120m000)] セッションまたは[入庫オーダライン (whinh2110m000)] セッションの[参照]フィールドの値がこのフィールドのデフォルトになります。

倉庫管理への発行

このチェックボックスがオンの場合、現在の輸送オーダラインの発生元オーダは倉庫管理に発行されています。その結果、発生元オーダに倉庫オーダが作成されます。現在の輸送オーダラインに対応する倉庫オーダラインの倉庫処理実行の目的が、輸送オーダライン状況を使用して輸送オーダラインに表示されます。

関連オーダ発生元

関連オーダのオーダ発生元

関連オーダ

複数会社の倉庫転送の場合、出荷元倉庫オーダが発生元オーダで、出荷先倉庫オーダが関連オーダです。直送の場合は、購買オーダが発生元オーダで、販売オーダが関連オーダです。

関連オーダライン

複数会社の倉庫転送の場合、出荷元倉庫オーダが発生元オーダで、出荷先倉庫オーダが関連オーダです。直送の場合は、購買オーダが発生元オーダで、販売オーダが関連オーダです。

関連オーダ順序

関連オーダの連番

関連オフィス

関連オーダの操作および処理を担当するオフィス

関連会社

関連オーダが作成される会社

在庫処理

倉庫管理では、構成要素別または主品目別に品目が処理されます。品目を構成要素別に処理する場合、品目の構成要素は[輸送オーダライン部品表 (fmfoc2503m000)] セッションに表示されます。品目を主品目別に処理する場合、構成要素は表示されません。

輸送クラス

以下の項目別の品目の分類

  • 製品の密度 (1 平方フィート当たりのポンド数)
  • 収容能力 (サイズ、重量、形状)
  • 処理
  • 責任 (品目の価値)

輸送の分類は、品目の輸送価格を決定するために使用される 1 つの基準です。LN では、輸送クラスもオーダラインの計画グループを決定する基準の 1 つにすることができます。輸送クラスは主に米国で使用されます。

再計画予定

このチェックボックスがオンの場合、現在の輸送オーダラインを再計画する必要があります。輸送オーダラインに積荷計画が作成された後に輸送オーダラインが変更された場合、輸送オーダラインを再計画する必要があります。

発生元オーダ

発生元オーダの ID 番号

発生元オーダ日

現在の輸送オーダラインが属している輸送オーダの発生元オーダの入力日

オフィスタイプ

関連オーダのオフィスタイプ

単一出荷

このチェックボックスがオンの場合、現在の輸送オーダラインに単一出荷が作成されます。この出荷には、現在の輸送オーダラインから派生した出荷ラインのみが含まれます。適用できる輸送手段グループに定義されている車両の能力が不十分な場合、さらに出荷を作成して必要な車両数に商品を分割できます。ただしその場合でも、出荷には現在の輸送オーダラインから作成された出荷ラインのみが含まれます。[計画の生成 (fmlbd0280m000)] セッションで異なる計画アルゴリズムを選択している場合でも、単一出荷輸送オーダラインは単一出荷として計画されます。単一出荷は、単一出荷計画方法によって作成されます。[直接出荷]チェックボックスがオンの輸送オーダラインがクラスタ化されている場合、クラスタはこの輸送オーダラインのみで構成されます。[積荷計画]チェックボックスがオフの輸送オーダラインは、クラスタ化で使用できます。

経路

発生元オーダに入力された経路。デフォルト値は輸送オーダヘッダから取り込まれます。

経路計画

このフィールドの「経路計画」は、輸送オーダ (fmfoc2100m000) セッションから取り込まれたデフォルト値です。輸送オーダラインにマニュアルで入力した経路計画は、使用する計画アルゴリズムに関係なく、積荷計画を作成する積荷構築エンジンで使用されます。ある輸送オーダの輸送オーダラインに異なる経路計画を入力すると、積荷構築エンジンは経路計画ごとに別々の積荷を構築します。特定の[経路計画]を使用して現在の輸送オーダラインに積荷計画を作成する場合は、このフィールドにその[経路計画]を入力する必要があります。積荷構築エンジンを使用して最も費用対効果の高い効率的な経路を選択するには、輸送オーダヘッダと輸送オーダラインの[経路計画]フィールドを空のままにする必要があります。

標準経路

標準経路は、固定スケジュール、鉄道サービス、ボートサービスに応じて納入/積荷住所に立ち寄るトラックなど、特定の頻度で回る固定経路です。通常、標準経路による輸送は非固定経路の場合よりもコストを抑えることができます。たとえば、アムステルダムからロッテルダムを経由してアントワープまで 1 日に一度運行する経路などを定義できます。

計画積込日

現在の輸送オーダにリストされている商品の積込が計画されている日付と時刻。このフィールドの値は、輸送オーダヘッダから入力されます。

最早積込日

出荷元保管場所で最も早く積込を実行できる日付と時刻。デフォルトの最早および最遅積込と荷降日/時間許容範囲は、住所 - 輸送管理 (fmfmd0110m000) セッションと、輸送オーダ管理パラメータ (fmfoc0100m000) セッションで定義します。

最遅積込日

出荷元保管場所で最も遅く積込を実行できる日付と時刻。デフォルトの最早および最遅積込と荷降日/時間許容範囲は、住所 - 輸送管理 (fmfmd0110m000) セッションと、輸送オーダ管理パラメータ (fmfoc0100m000) セッションで定義します。

計画荷降日

出荷先保管場所で荷降が行われる予定の日付と時刻。この日付と時間は輸送オーダヘッダから取得されます。

最早荷降日

出荷先保管場所で最も早く荷降を実行できる日付と時刻。デフォルトの最早および最遅積込と荷降日/時間許容範囲は、住所 - 輸送管理 (fmfmd0110m000) セッションと、輸送オーダ管理パラメータ (fmfoc0100m000) セッションで定義します。

最遅荷降日

出荷先保管場所で最も遅く荷降を実行できる日付と時刻。デフォルトの最早および最遅積込と荷降日/時間許容範囲は、住所 - 輸送管理 (fmfmd0110m000) セッションと、輸送オーダ管理パラメータ (fmfoc0100m000) セッションで定義します。

輸送オーダクラスタ

このフィールドは、現在の輸送オーダラインが属している輸送オーダクラスタを示します。