計画マトリックス (fmfoc1120m000)
セッションの目的: 「計画マトリックス」を表示およびメンテナンスします。計画マトリックスは、マトリックス定義を計画グループにリンクするために使用されるほか、マトリックス定義で定義されている属性の値の入力で使用されます。
計画マトリックスを定義するには、以下の手順に従います。
- [計画マトリックス (fmfoc1120m000)] セッションで [新規レコード] をクリックします。
- [計画マトリックス定義] を選択します。[計画マトリックス定義] により、使用可能なマトリックス属性が決定されます。
- 計画グループを選択します。
- 使用可能なマトリックス属性に目的の値を入力します。
輸送オーダラインがマトリックス属性のプロパティと一致する場合、その輸送オーダラインは選択している計画グループに割り当てられます。
- 計画マトリックス定義
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計画マトリックスの属性を定義するためのエンティティ
- 計画グループ
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輸送オーダラインを出荷と積荷または輸送オーダクラスタにグループ化するために使用されるエンティティ
各輸送オーダラインは、計画グループに割り当てられます。計画グループが異なる輸送オーダラインは、同じ出荷、積荷、または輸送オーダクラスタに入れることはできません。たとえば、ベルギー向けの商品はすべてベルギーという計画グループに細分化されます。
階層的に見ると、計画グループは出荷オフィスよりも 1 つ下位レベルになります。1 つの出荷オフィスが 1 つまたは複数の計画グループを持ちます。輸送オーダは出荷オフィスにグループ化され、その輸送オーダを形成する輸送オーダラインはこの出荷オフィスの計画グループにグループ化されます。
- 輸送オーダタイプ
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輸送オーダを識別およびグループ化するために使用されるコード
- 輸送クラス
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以下の項目別の品目の分類
- 製品の密度 (1 平方フィート当たりのポンド数)
- 収容能力 (サイズ、重量、形状)
- 処理
- 責任 (品目の価値)
輸送の分類は、品目の輸送価格を決定するために使用される 1 つの基準です。LN では、輸送クラスもオーダラインの計画グループを決定する基準の 1 つにすることができます。輸送クラスは主に米国で使用されます。
- 輸送手段の組合せ
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「輸送手段の組合せ」。輸送手段の組合せがマトリックスセグメントの場合、輸送手段の組合せを入力する必要があります。マトリックスセグメントでない場合はこのフィールドを空のままにしてください。
- 輸送手段グループ
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「輸送手段グループ」。このフィールドで選択した輸送手段グループで[単独使用可能]チェックボックスがオンになっている必要があります。
- 組合せコード
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以下のような輸送に関連する品目のメインプロパティを表すコード
- 食品
- 冷凍品
- 有毒物質
組合せコードは、望ましくない品目の組合せの積荷や出荷を、計画エンジンが作成しないようにするために使用します。たとえば、食品を有毒物質と一緒に出荷することはできません。これを実現するために、食品には EAT のような組合せコードを割り当て、有毒物質には TOX のような組合せコードを割り当てます。
- 輸送タイプ
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以下のような輸送手段または輸送手段グループの特殊なプロパティを表すコード
- 保冷
- 厳重: 高セキュリティ
輸送タイプは輸送パッケージの積荷構築および輸送オーダクラスエンジンで使用されます。輸送タイプの主な目的は、特定のプロパティを持った輸送手段で品目を輸送することです。また、輸送タイプは輸送のコストを決定するための基準としても使用されます。
- 購買元取引先
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商品またはサービスのオーダ先の取引先。これは通常発注先の販売部署になります。この定義には、デフォルト価格と値引合意、購買オーダのデフォルト、受渡条件、関連する出荷元と請求元の取引先が含まれます。
- 販売先取引先
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企業が扱う商品またはサービスに対してオーダを出す取引先、企業がメンテナンスを請け負う設備機器の所有者、または企業が実行するプロジェクトの受益者。一般的には顧客の購買部署
販売先取引先との契約には次のような事柄が含まれます。
- 別途取り決めない限り適用される、価格と値引についての合意内容
- 別途取り決めない限り適用される、販売オーダについての合意内容
- 受渡条件
- 関連する出荷先取引先および請求先取引先
- 出荷元住所
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商品を積み込んでそれぞれの目的地に出荷する元の住所
- 出荷先住所
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荷降が行われる商品の目的地
- オーダ発生元
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輸送オーダが作成されるオーダの発生元
- 受渡条件
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商品の納入方法に関する取引先との合意事項。関連情報が、各種のオーダ文書に出力されます。
- 出荷元取引先
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オーダ商品を組織に出荷する取引先。通常、これは発注先の物流センタまたは倉庫を表します。この定義には、商品の入庫先となるデフォルト倉庫、商品を検査するかどうか、運送業者および関連の購買元取引先が含まれます。
- 出荷先取引先
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オーダ商品の出荷先取引先。通常、これは顧客の物流センタまたは倉庫を表します。この定義には、商品の出荷元となるデフォルト倉庫、運送業者および関連の販売先取引先が含まれます。
- 輸送サービスレベル
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「輸送サービスレベル」はオーダラインにリストされている品目の優先輸送時間を示すために使用されます。
- 発送元地域
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出荷元住所が位置する地域
- 運送業者/LSP
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商品の輸送を行う「運送業者」
- 重量クラス
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重量の範囲を表す分類 (たとえば、10 ~ 50 kg など)
重量クラスは、輸送オーダラインの計画グループを決定するためにオプションで使用されます。
- 容積クラス
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容積の範囲を表す分類 (たとえば、1 ~ 10 リットルなど)
容積クラス (オプション) は、輸送オーダラインの計画グループを決定するために使用されます。
- 出荷先地域
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出荷先住所が位置する地域
- 権利移動地点
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法的所有権が変化する地点。この地点で、リスクが売主から買主に移動します。
- 輸送理由
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輸送理由。このフィールドは、現在の輸送計画会社に対して納品書機能が使用されている場合に使用できます。
- 納入コード
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納入コード。このフィールドは、現在の輸送計画会社に対して納品書機能が使用されている場合に使用できます。