品目 - 出荷元/出荷先取引先 (fmfmd2100m000)

セッションの目的: 品目と出荷元または出荷先取引先の組合せでの輸送関連データを表示およびメンテナンスします。品目を選択し、この品目に出荷元または出荷先取引先をリンクさせた後、この組合せに対して以下の輸送関連データを指定できます。

  • 輸送分類
  • 運送業者
  • 輸送タイプ
  • 輸送手段グループ
  • 組合せコード
  • 輸送サービスレベル

この結果、選択した品目と出荷元または出荷先取引先に対して輸送オーダを作成すると、指定した輸送関連データが輸送オーダに追加されます。

品目

出荷元または出荷先取引先情報を定義する品目の品目コード。 品目の選択は必須です。

注: 

セグメント化品目コードは、プロジェクトコードセグメントと品目基準セグメント (品目コード) から構成されます。

[品目コードセグメント (tcibd0500m000)] セッションで、品目コードのセグメント化を定義できます。

取引先

輸送関連品目データを定義する取引先

輸送手段の組合せ

輸送手段の組合せは、各種「車両タイプ」および/または「輸送手段」で構成され、「積荷」を連携して輸送します。輸送手段の組合せに複数の輸送手段が含まれている場合、輸送は、積荷ごとに複数の輸送手段で積荷構築を行うことができます。輸送手段の組合せは輸送オーダクラスタでも使用されます。輸送手段の組合せは輸送オーダクラスタにリストされた商品を輸送するために組み合せた輸送手段を示します。

輸送手段グループが[輸送手段グループ]フィールドで選択されている場合、輸送手段の組合せは選択できません。現在の品目に運送業者が挿入されている場合、輸送手段の組合せをこの運送業者に割り当てる必要があります。 [運送業者/LSP 別輸送手段の組合せ (fmfmd0144m000)] セッションで、運送業者に輸送手段の組合せを追加できます。

輸送手段グループ

選択した品目と出荷元または出荷先取引先に対する「輸送手段グループ」。 このフィールドで選択した輸送手段グループで[単独使用可能]チェックボックスがオンになっている必要があります。 輸送手段グループは、[品目 - 輸送管理 (fmfmd1100m000)] セッションで定義される品目に定義されている輸送手段グループと同じでなければなりません。

運送業者/LSP

選択した品目と出荷元または出荷先取引先に対する「運送業者」

輸送サービスレベル

品目と出荷元または出荷先取引先に対する「輸送サービスレベル」

輸送タイプ

選択した品目と出荷元または出荷先取引先に対する「輸送タイプ」輸送手段の組合せ」または「輸送手段グループ」が現在のセッションで選択され、その輸送手段グループまたは輸送手段の組合せに輸送タイプが存在している場合、輸送タイプは輸送手段の組合せまたは輸送手段グループから取得されます。 この値を変更してはいけません。

組合せコード

品目と出荷元または出荷先取引先に対する「組合せコード」。 組合せコードは、選択された品目、出荷元または出荷先取引先の輸送手段グループまたは輸送手段の組合せ (選択されている場合) から初期設定されます。 この値を変更してはいけません。 輸送手段グループに組合せコードがない場合、輸送タイプから組合せコードが初期設定されます。 組合せコードは、[品目 - 輸送管理 (fmfmd1100m000)] セッションで定義される品目に定義されている組合せコードと同じでなければなりません。

個数単位

品目の個数単位。 品目の棚卸単位と個数単位には変換係数が必要ですのでご注意ください。

追加レート単位

輸送レートの定義対象である単位別の数量。共通情報で定義されている単位から選択できます。多くの輸送レートは距離および重量を基準にします。単位別追加数量を使用すると、容積など他の単位を基準にレートを定義したり、距離、重量、およびその他の単位の組合せを基準にレートを定義したりできます。

例 1

単位別追加数量による輸送レート: 

[追加レート数量]: 1 パレット、[距離]: 1000 km

[距離別金額]: 10

例 2

距離/ゾーンの単位の組合せによる輸送レート: 

[重量]: 10 kg

[追加レート数量]: 1 m³

[境界タイプ]: [最小]

距離 0 100 500
距離別金額 10 15 20
重量別金額 5 5 10
追加レート単位別金額 5 5 7

この例で、輸送レートは、重量および容積別に距離を基準にして決定します。アムステルダムからロッテルダムまでの出荷 SH0001 の詳細: 距離: 70 km、重量: 50 kg、容積: 7 m³

出荷 SH0001 の輸送費は次のように計算されます。

10 × 70 (距離) + 5 × 50 (重量) + 5 × 7 (容積) = 985 
取引先の役割

輸送関連品目データを定義する取引先の役割