出荷オフィス (fmfmd0180m000)
セッションの目的: 「出荷オフィス」を表示およびメンテナンスします。
積荷作成および輸送オーダクラスタのために [出荷オフィス] を使用するには、1 つ以上の倉庫、計画グループ、マトリックス定義に出荷オフィスをリンクさせる必要があります。倉庫、計画グループ、マトリックス定義、ログインコードに出荷オフィスをリンクさせるには、適切なメニューのオプションを使用して、該当するセッションを実行する必要があります。効率化を図るため、これらのエンティティに次の順序で出荷オフィスをリンクさせてください。
- [出荷オフィス別倉庫 (fmfmd0185m000)]このセッションでは、出荷オフィスに倉庫をリンクできます。
- [計画グループ - 出荷オフィス (fmfoc1100m000)]このセッションでは、出荷オフィスに計画グループをリンクできます。
- [出荷オフィス別計画マトリックス定義 (fmfoc1115m000)]このセッションでは、マトリックス定義に出荷オフィスをリンクさせ、マトリックス定義に連番を割り当てることができます。
- [出荷オフィスおよび計画グループ別ユーザ (fmfoc1105m000)]このセッションでは、出荷オフィスと計画グループに対するユーザ権限をメンテナンスできます。出荷オフィスと計画グループの組合せにユーザログオンコードをリンクさせた場合、ユーザはこの組合せに対して権限が与えられます。
さまざまな倉庫に出荷オフィスをリンクさせることができますが、倉庫のリンク先となる出荷オフィスは 1 つだけです。
計画グループと出荷オフィスを使用して出荷および積荷を構築したり、輸送オーダをクラスタ化できるのは、権限を持ったユーザだけです。出荷オフィスと計画グループの組合せに対する権限は、[出荷オフィスおよび計画グループ別ユーザ (fmfoc1105m000)] セッションで付与されます。ただし、[輸送計画パラメータ (fmlbd0100m000)] セッションで [実際の計画の外部更新可能] チェックボックスがオンになっている場合は、権限のないユーザが実際の積荷計画の計画およびオーダのデータを変更できます。
- 出荷オフィス
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「出荷オフィス」は、[出荷オフィス]タイプの部署です。計画会社の出荷オフィスに対し輸送オーダがある場合、出荷オフィスを削除または修正できないことにご注意ください。
- 輸送計画会社
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出荷オフィスの責任で輸送オーダを計画し、実行する会社。複数会社環境では、出荷オフィスは他の会社で作成された輸送オーダを計画できます。輸送計画会社の出荷オフィスに対して輸送オーダがある場合、輸送計画会社を変更できません。さらに、輸送計画会社を追加するには、出荷オフィスと輸送計画会社の組合せが部署として企業モデル管理に存在している必要があります。
- デフォルト計画グループ
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現在の出荷オフィスのデフォルトの「計画グループ」
- サイト
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自社のロジスティックデータをメンテナンス可能な企業の営業所。同じ場所に倉庫、部署および組立ラインが集まっています。マルチサイト環境では、サイトはサプライチェーンのモデル化に使用されます。
サイトには次の制約が適用されます。
- サイトは国をまたがることはできません。サイトの倉庫と部署はサイトと同じ国に存在している必要があります。
- サイトは、1 つの計画クラスタにリンクされます。そのためサイトの倉庫とワークセンタはすべて同じ計画クラスタに属している必要があります。
- サイトは、1 つのロジスティック会社にリンクされます。
サイトを企業単位にリンクする、または企業単位をサイトにリンクすることができます。
企業単位をサイトにリンクすると、サイトのエンティティが企業単位の配下になります。このため、サイトを企業単位にリンクすると、企業単位のエンティティがサイトの配下になります。
- 企業単位
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現在の出荷オフィスの企業単位
企業単位 (tcemm0130m000)
- 労務単価コード
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労務単価を使用して、オーダやプロジェクトを履行するために費やした時間の関係会社間価格が決定されます。