予防メンテナンス
サービス計画および概念では、資産に予防メンテナンス (PM) を使用できます。これらの資産は、顧客の資産でも、自分の組織の内部資産でもかまいません。計画活動はサービス契約の適用対象とすることができ、顧客と合意されたものなので、自動的にサービスオーダシステムで管理されます。
予防メンテナンスシナリオ
予防メンテナンスシナリオは計画活動の生成の基準として使用します。メンテナンスシナリオには、事前定義したパターンに従い、時間および使用に基づく、計画活動の生成基準となるシナリオラインがあります。
メンテナンスシナリオのルールブック
ルールブックを使用してシリアル番号付品目にメンテナンスシナリオを割り当てることもできます。これは、サービス計画パラメータ内の [メンテナンスシナリオのルールブックの使用] の設定に基づきます。
メンテナンス計画の生成
サービス組織が管理する設置グループおよびシリアル番号付品目について、メンテナンス活動を計画することができます。メンテナンス計画によって、長期的に遂行する必要があるメンテナンス活動が把握されます。メンテナンス計画を生成できるのは、シリアル番号付品目にメンテナンスシナリオが定義されている場合のみです。
計画活動
計画活動とは、計画活動を使用して、シリアル番号付品目または設置グループに対する予防メンテナンスを実行する必要がある一定の時点です。サービスメンテナンス計画は、長期のサービス活動の需要を示すものであり、サービスオーダ作業手順での入力として使用できます。メンテナンス計画は、メンテナンス概念から生成することができます。
サービスオーダへの計画活動の転送
計画活動を作成し、その計画活動をサービスオーダに転送することができます。
サービスオーダへの計画活動の転送および設置グループ別のオーダのグループ化
計画活動を作成し、その計画活動をサービスオーダに転送することができます。計画活動をサービスオーダに転送すると、計画活動は設置グループ別にグループ化されます。これにより、設置グループごとに 1 つのサービスオーダとなります。サービスオーダはオーダヘッダの設置グループで生成され、オーダラインは適用可能な活動と設置で生成されます。
状況メンテナンス計画の変更
[状況メンテナンス計画の変更 (tsspc2201m000)] セッションを使用して、計画活動の状況を変更できます。メンテナンスシナリオ、シリアル番号付品目および計画活動のいずれかまたは両方の範囲を選択できます。
メンテナンス計画の削除
メンテナンス計画から計画活動の範囲を削除できます。メンテナンスシナリオ、シリアル番号付品目および計画活動のいずれかまたは両方の範囲を選択できます。
- 計画活動ワークベンチ
計画活動ワークベンチを使用して、計画活動およびリンクされた資源所要量ラインを表示、フィルタリング、処理できます。
- 計画活動の材料の利用性チェック
計画活動の材料の利用性チェックを有効にする [材料の利用性のチェック] パラメータが [サービス計画パラメータ (tsspc0100m000)] セッションに追加されました。