販売見積

販売見積は、購買決定を行う上で必要な詳細を販売先取引先に提供するために使用されます。

販売見積は、取引先からの見積依頼 (RFQ) への回答として、または見込取引先との販売処理を開始するための販売ツールとして作成できます。見積には、日付、条件、販売する品目または品目の説明、および見積が承認される確実性レベルを反映した成功率が含まれます。販売見積は、それらの成功率に基づいて計画モジュールに含まれます。成功率が高い見積は、販売済と見なされます。

見積を出力して取引先に送付できます。回答された見積の結果は、販売 に入力できます。見積が承認されない場合、不成立の理由と見積を獲得した競合先を指定できます。取引先が見積を受け入れた場合、見積を販売オーダに転送し、成功の理由を指定できます。

  • 販売見積手順

    標準的な販売見積手順では、販売見積の作成、出力、結果の指定、処理などを行います。
  • オプション処理

    いくつかの処理は、常に販売見積手順で発生するわけではなく、オプションで使用できます。それらには、有効在庫および確約可能在庫チェック、代替の見積ラインの作成、および販売見積への部品表構成要素のコピーなどがあります。
  • カタログからの品目の挿入

    販売見積には、カタログから品目を挿入できます。
  • 製品バリアント

    販売見積ラインの一般品目には、製品バリアントを構成またはリンクできます。
  • 価格ステージ

    価格ステージを販売見積ラインにリンクできます。販売オーダの見積を処理すると、価格ステージが見積ラインから販売オーダラインにコピーされます。販売オーダラインは、価格ステージに基づいてブロックされます。
  • 資材価格情報

    資材価格情報は販売見積ラインにリンクできます。この結果、販売見積ラインの (伝票ライン) 価格資材価格が含められます。
  • 販売後サービス

    納入後に販売品目に適用される販売後サービスを指定できます。販売オーダの見積を処理すると、アフターサービスデータが販売見積から販売オーダにコピーされます。
  • 販売におけるプロジェクトペギング

    プロジェクトの原価、需要、および供給を識別するために、販売見積ラインのプロジェクト原価にペグを指定できます。