例: 最適化されたオーダパラメータを計算するには
最適化されたオーダパラメータの計算は、LN が企業計画の資源分析および最適化モジュールでロジスティックパラメータの最適化アルゴリズムにおいて実行するステップの 1 つです。最適化されたオーダパラメータは、最適化されたオーダ間隔 (日数) および最適化されたロットサイズで構成されます。
最適化されたオーダ間隔
LN は次の式を使用して最適化されたオーダ間隔を計算します。
OI = L ÷ F
         略語の意味は次のとおりです。
| OI | オーダ間隔 (日) | 
| L | 最適化された時間周期 (日) | 
| F | 最適化期間に品目が製造される回数 | 
例
以下のデータがあるとします。
| L: | 60 日 | 
| F: | 20 | 
この場合、最適化されたオーダ間隔の計算は次のようになります。
OI = L ÷ F = 60 ÷ 20 = 3
         これは、最適化されたオーダ間隔が 3 日であることを意味します。
最適化されたロットサイズ
LN は次の式を使用して最適化されたロットサイズを計算します。
LS = D ÷ F
         略語の意味は次のとおりです。
| LS | ロットサイズ | 
| D | 最適化された期間内の合計需要 | 
| F | 最適化期間に品目が製造される回数 | 
例
以下のデータがあるとします。
| D: | 600 個 | 
| F: | 20 | 
この場合、最適化されたロットサイズの計算は次のようになります。
LS = D ÷ F = 600 ÷ 20 = 30
         これは、最適化されたロットサイズが 30 個であることを意味します。