確認済供給の生成 (cpvmi1210m000)

セッションの目的:計画オーダ」および予定された受取に基づいて「確認済供給」を生成します。予定された受取には、「予定された購買受取」、「予定された製造受取」、および「予定された物流受取」があります。

確認済供給を定義するには

確認済供給をマニュアルで定義するには、[品目顧客計画 (cpvmi0520m000)] セッションを使用します。

計画オーダおよび予定された受取にもとづいて確認済供給を生成するには、このセッションを使用します。

LN により確認済供給が生成された後、[顧客への確認済供給 (cpvmi0108m000)] セッションで確認済供給を表示することができ、情報を顧客に送信するまでは、オプションで変更することができます。

注: 

確認済供給が承認済である場合、現「改訂」の確認済供給を変更することはできません。顧客から次の予測改訂を受信後に、確認済供給の新しいバージョンを作成できます。

シナリオ

総合的な計画解決策の識別

各シナリオは、1 つの総合的な計画解決策を表していて、品目計画および資源計画のための特定の設定が含まれています。シナリオを使用して、各種の計画オプションを分析および比較し、最適な計画解決策を見つけることができます。たとえば、需要予測やソーシング戦略の変更に利用できます。

シナリオの 1 つは、実際の計画状況に対応している実際のシナリオです。実際のシナリオから LN の実行レベルへ、計画オーダと製造計画を転送することのみが可能です。

開始計画品目

オーダシステムが [計画] の品目

これらの品目の製造、物流、または購買は、需要予測または実際需要に基づいて企業計画で計画されます。

次の方法によって、品目を計画できます。

  • マスタ準拠計画。基準生産計画手法と同じです。
  • オーダ準拠計画。資材所要量計画手法と同じです。
  • マスタ準拠計画とオーダ準拠計画の組合せ

計画品目は次のいずれかです。

  • 実際の製造品目または購買品目
  • 製品ファミリ
  • 基本モデル (一般品目の定義済製品バリアント)

類似の計画品目またはファミリのグループは製品ファミリと呼ばれます。個々の品目に対する計画よりも汎用的な計画にするために、品目が統合されます。品目コードのクラスタセグメントによって表示されるコードで、計画品目が配分計画に使用されるクラスタ品目であることが示されます。

計画者 ID

[品目 - 計画 (cprpd1100m000)] セッションの[計画者]フィールドでその品目について入力された計画者

倉庫

[品目 - 計画 (cprpd1100m000)] セッションの[オーダ倉庫]フィールドでその品目について入力された倉庫

販売先取引先

計画を実行する販売先取引先

オーダ状況

確認済供給の基準になる「計画オーダ」の「オーダ状況」

シミュレーション

このチェックボックスがオンの場合、セッションは、実際には確認済供給を生成せず、要求されたレポートを出力するだけです。

前方再計画

このチェックボックスがオンの場合、しかも補充方法が[在庫レベル]にもとづいており、手持在庫が合意された最小在庫レベルを下回ると、セッションは、[オーダ発行]フィールドが[発行予定]に設定されている計画オーダを生成します。

ペギング予測および確認済供給の更新

このチェックボックスがオンの場合、セッションは、「ソフトペギング」を作成および更新して、生成された確認済供給を、需要の元になった「予測」にリンクします。

確認済供給タイプ 「在庫」 のみ生成

このチェックボックスがオンの場合、確認済供給タイプ[在庫]の確認済供給のみを生成します。この設定は、確認済供給をマニュアルで定義する場合に有用です。確認済供給タイプ[在庫]の確認済供給をマニュアルで入力することはできないためです。

差異の出力

このチェックボックスがオンの場合、セッションは、確認済供給の新しい値と以前の値の差異を報告します。差異がない場合、レポートは出力されません。

結果の出力

このチェックボックスがオンの場合、セッションは、確認済供給の計算を報告します。