顧客からの改訂別予測 (cpvmi0506m100)
セッションの目的: 顧客から受信した「予測」を表示します。
「改訂」のリストを表示するには、[顧客からの予測改訂 (cpvmi0506m000)] セッションを使用します。
前改訂からの「確認済供給」に基づく状況を表示するには、メニューで、[ ] をクリックします。
計画実行で予測「改訂」を使用するためには、該当の改訂が承認されている必要があります。[計画パラメータ (cprpd0100m000)] セッションの [予測の自動承認] チェックボックスがオンになっている場合、改訂は受信された時点で自動的に承認されます。
- 計画品目
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オーダシステムが [計画] の品目
これらの品目の製造、物流、または購買は、需要予測または実際需要に基づいて企業計画で計画されます。
次の方法によって、品目を計画できます。
- マスタ準拠計画。基準生産計画手法と同じです。
- オーダ準拠計画。資材所要量計画手法と同じです。
- マスタ準拠計画とオーダ準拠計画の組合せ
計画品目は次のいずれかです。
- 実際の製造品目または購買品目
- 製品ファミリ
- 基本モデル (一般品目の定義済製品バリアント)
類似の計画品目またはファミリのグループは製品ファミリと呼ばれます。個々の品目に対する計画よりも汎用的な計画にするために、品目が統合されます。品目コードのクラスタセグメントによって表示されるコードで、計画品目が配分計画に使用されるクラスタ品目であることが示されます。
- 販売先取引先
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企業が扱う商品またはサービスに対してオーダを出す取引先、企業がメンテナンスを請け負う設備機器の所有者、または企業が実行するプロジェクトの受益者。一般的には顧客の購買部署
販売先取引先との契約には次のような事柄が含まれます。
- 別途取り決めない限り適用される、価格と値引についての合意内容
- 別途取り決めない限り適用される、販売オーダについての合意内容
- 受渡条件
- 関連する出荷先取引先および請求先取引先
- 予測
- 確認済供給
- 日付
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供給または予測の日付
- 合計予測
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合計予測。オーダタイプが[発注先への予測]である場合、合計予測は、「確認済予測」と「未確認予測」の合計です。
- 確認済予測
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顧客が確実に消費することを予想している合計予測の一部
顧客は、供給を計画している発注先に期間ごとに予測を送信する場合、確認済予測と未確認予測を区別できます。
一般的に、構成要素の確認済予測は、完成品の実際販売オーダおよび販売スケジュールから派生します。ユーザは、さまざまな方法で、確認済予測にする予測の量を決定できます。
「未確認予測」も参照してください。
- 未確認予測
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顧客が確認済予測に加えて供給を希望する合計予測の部分。顧客はこの数量が必要になるかどうか確実にはわかりません。
確認済予測と未確認予測の合計が、合計予測です。
一般的に、合計予測には、顧客の完成品についての実際販売オーダに基づく需要だけでなく、顧客の完成品の今後の見積販売に基づく予測需要も含まれます。
「確認済予測」も参照してください。
- 確認済供給タイプ
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その供給の扱い方を決定する確認済供給レコードのタイプ
確認済供給タイプの一般的な例:
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[在庫]
タイプ[在庫]の供給はすでに顧客の元にあります。 -
[即時]
タイプ[即時]の供給は、在庫レベルを、少なくとも合意済最小在庫レベルに戻すために使用されます。 -
[計画]
タイプ[計画]の供給は、後刻での計画実行後までは実行レベルに転送されません。
その他の確認済供給タイプは、[発行予定]および[発行済]です。
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- 供給
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発注先が確認した品目の数量は、計画納期に顧客に納入されます。
注:確認済供給は、顧客が要求した数量より少なくてもかまいません。
- 合計差異
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予定在庫レベルを示すもの。負の値は予測される在庫不足を表します。
[合計差異]フィールドは、[合計予測]フィールドおよび[供給]フィールドに基づいた累計値です。
- 確認済差異
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確認済差異は、相対的に楽観的な予定在庫レベルを示すものです。負の値は予測される在庫不足を表します。確認済差異では、需要は「確認済予測」のみを含むものとみなされています。
[合計差異]フィールドは、[確認済予測]フィールドおよび[確認済供給タイプ]フィールドに基づいた累計値です。
- 最小在庫
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適用可能な条件および定義で合意された、最小在庫
- 最大在庫
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適用可能な条件および定義で合意された、最大在庫
- 単位
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品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。
棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。
- 仕様
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- 仕様
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このチェックボックスがオンの場合、 「仕様」が存在します。
仕様を表示するには、適切なメニューメニューで、[仕様]をクリックします。
- 参照
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この需要を満たす供給は、このフィールドに表示される参照コードに対して、引当済または需要ペギング済となっている必要があります。
この特徴を使用して需要と一致する供給が検索されます。
[参照]フィールドを使用して、内部参照が記録されます。
関連部品が異なる工順に従う場合、たとえば、一部の部品が外注先に輸送されて、後で戻される場合、参照コードを使用して、該当の部品をまとめてリンクしておくことができます。
- 取引先
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この需要を満たす供給は、このフィールドに表示される販売先取引先に対して、引当済または需要ペギング済となっている必要があります。
LN は、この特徴を使用して需要と一致する供給を検索します。
- 未引当在庫の使用
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このチェックボックスがオンの場合、 企業計画は、未引当在庫を使用して需要を供給できます。企業計画は、最初に引当済在庫を使用します。十分な引当済在庫がない場合、企業計画は、未引当在庫も使用します。
このチェックボックスがオフの場合、 企業計画は、需要を満たす引当済在庫のみを使用できます。
注:このレコードが作成された後では、条件が変更された場合でも、このフィールドの値は未変更のままになります。