資源別計画使用能力の出力 (cprrp2401m000)
セッションの目的: 資源オーダ計画の詳細レポート、1 つまたは複数の 1 次ワークセンタの全体的な能力レポート、および各種 2 次ワークセンタに必要な使用能力を表示するレポートを生成します。
ワークセンタ別の使用能力を表示する資源オーダ計画を出力するには、[共有資源を出力] チェックボックスをオフにします。そうすると、[開始計画品目] および [終了計画品目] フィールドが有効になり、資源オーダ計画を出力する計画品目の範囲を指定できます。
1 つまたは複数の 1 次ワークセンタの能力レポートを出力したい場合は、[共有資源を出力] チェックボックスをオンにします。「実際シナリオ」 ([シナリオ] フィールドが無効) の場合のみ、このチェックボックスをオンにできます。これは、「実際シナリオ」からのみ総計が可能なためです。ただし、2 次ワークセンタの能力は、現在の会社の「シナリオ」にリンクしていない別の会社から総計する必要があります。
[共有資源を出力] チェックボックスをオンにした場合、[共有資源別 JSC 使用能力を出力] チェックボックスをオンにすることができ、工程管理モジュールの実際の製造オーダに対し、共有ワークセンタについての使用能力データを出力できます。
企業計画は、企業計画でワークセンタとして定義されたワークセンタについてのみ、計画オーダの使用能力を記録します。
- シナリオ
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資源オーダ計画を出力する際に選択基準として使用したいシナリオ範囲の先頭の「シナリオ」を指定します。
[共有資源を出力] チェックボックスをオンにした場合は、このフィールドには「実際シナリオ」のみを入力できます。
- 計画レベル
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階層計画構造内のレベル
高い計画レベルで計画する場合、計画は概略的であまり詳細なものではありません。
例
計画レベル 1 は最高計画レベルです。番号が大きいほど、計画レベルは低くなります。
- ワークセンタ
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資源オーダ計画を出力するワークセンタの範囲
- 開始日
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「資源オーダ計画」を出力する際に選択基準として使用したい開始日の範囲の先頭
- 開始日
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「資源オーダ計画」を出力する際に選択基準として使用したい開始日の範囲の最後
- 計画オーダ
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企業計画の供給オーダの 1 つ。計画目的で作成され、まだ実際のオーダにはなっていないものです。
企業計画は、以下のタイプの計画オーダを扱います。
計画オーダは、特定のシナリオを使用して生成されます。実際のシナリオの計画オーダは、実行レベルに転送すると、実際の供給オーダにすることができます。
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このチェックボックスがオンの場合、1 つまたは複数の1 次ワークセンタの全体的な能力レポートが生成されます。このレポートは、2 次ワークセンタで計画製造オーダに必要な能力を表示します。
計画品目は選択基準として使用できません。
- 製造オーダ
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2 次ワークセンタで必要とされる使用能力についてのデータを含める必要がある、実際製造オーダの範囲の先頭を指定します。
- 製造オーダ
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2 次ワークセンタで必要とされる使用能力についてのデータを含める必要がある、実際製造オーダの範囲の末尾を指定します。
- シナリオ
- 共有資源別 JSC 使用能力を出力
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このチェックボックスがオンの場合、 ジョブショップ管理モジュールから選択された実際の製造オーダの範囲についての2 次ワークセンタの使用能力も出力されます。
- シナリオ
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資源オーダ計画を出力する際に選択基準として使用したいシナリオ範囲の末尾の「シナリオ」を指定します。
[共有資源を出力] チェックボックスをオンにした場合、このフィールドは無効です。
- 開始計画品目
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オーダシステムが [計画] の品目
これらの品目の製造、物流、または購買は、需要予測または実際需要に基づいて企業計画で計画されます。
次の方法によって、品目を計画できます。
- マスタ準拠計画。基準生産計画手法と同じです。
- オーダ準拠計画。資材所要量計画手法と同じです。
- マスタ準拠計画とオーダ準拠計画の組合せ
計画品目は次のいずれかです。
- 実際の製造品目または購買品目
- 製品ファミリ
- 基本モデル (一般品目の定義済製品バリアント)
類似の計画品目またはファミリのグループは製品ファミリと呼ばれます。個々の品目に対する計画よりも汎用的な計画にするために、品目が統合されます。品目コードのクラスタセグメントによって表示されるコードで、計画品目が配分計画に使用されるクラスタ品目であることが示されます。
[共有資源を出力] チェックボックスをオンにした場合、このフィールドは無効です。
- 終了計画品目
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オーダシステムが [計画] の品目
これらの品目の製造、物流、または購買は、需要予測または実際需要に基づいて企業計画で計画されます。
次の方法によって、品目を計画できます。
- マスタ準拠計画。基準生産計画手法と同じです。
- オーダ準拠計画。資材所要量計画手法と同じです。
- マスタ準拠計画とオーダ準拠計画の組合せ
計画品目は次のいずれかです。
- 実際の製造品目または購買品目
- 製品ファミリ
- 基本モデル (一般品目の定義済製品バリアント)
類似の計画品目またはファミリのグループは製品ファミリと呼ばれます。個々の品目に対する計画よりも汎用的な計画にするために、品目が統合されます。品目コードのクラスタセグメントによって表示されるコードで、計画品目が配分計画に使用されるクラスタ品目であることが示されます。
[共有資源を出力] チェックボックスをオンにした場合、このフィールドは無効です。