オーダ計画の生成 (cprrp1210m000)
セッションの目的: オーダ計画実行を実行し、次のオーダタイプのオーダを生成します。
繰返生産を使用する場合は、このセッションで繰返生産品目の生産および計画生産日程計画が生成されます。生産日程計画範囲は、生産日程計画と計画生産日程計画を差別化するために使用されます。
LN は「オーダ範囲」内の計画オーダのみを生成します。
- [品目 - 購買 (tdipu0101m000)] セッションの [購買スケジュールを使用] チェックボックスがオンになっている品目に対して「計画購買オーダ」が作成されません。その代わりに、対応する購買スケジュールが調達で更新されます。
 - [品目 - 計画 (cprpd1100m000)] セッションで固定納入が設定されており、[品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000)] セッションで購買リードタイムまたは安全時間が設定されている品目の場合は、計画購買オーダの計画終了日を計算することができません。
 - カスタマイズ品目にはモジュール需要が生じる可能性があります。この場合、固定計画数量のあるプロジェクト管理プロジェクトが [モジュール計画 (tipcs4120m000)] セッションの品目にリンクされます。
 
- シナリオ
 - 計画レベル
 - 
            
階層計画構造内のレベル
高い計画レベルで計画する場合、計画は概略的であまり詳細なものではありません。
例
計画レベル 1 は最高計画レベルです。番号が大きいほど、計画レベルは低くなります。
 - 選択範囲
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- 開始計画品目
 - 
                     
オーダシステムが [計画] の品目
これらの品目の製造、物流、または購買は、需要予測または実際需要に基づいて企業計画で計画されます。
次の方法によって、品目を計画できます。
- マスタ準拠計画。基準生産計画手法と同じです。
 - オーダ準拠計画。資材所要量計画手法と同じです。
 - マスタ準拠計画とオーダ準拠計画の組合せ
 
計画品目は次のいずれかです。
- 実際の製造品目または購買品目
 - 製品ファミリ
 - 基本モデル (一般品目の定義済製品バリアント)
 
類似の計画品目またはファミリのグループは製品ファミリと呼ばれます。個々の品目に対する計画よりも汎用的な計画にするために、品目が統合されます。品目コードのクラスタセグメントによって表示されるコードで、計画品目が配分計画に使用されるクラスタ品目であることが示されます。
 - 親品目を含む
 - 
                     
このチェックボックスがオンの場合、 企業計画は品目選択を拡張し、部品表 (BOM)、「供給関係」、および一般品目と可能な製品バリアントとの間に存在する関係のマルチレベル構造を考慮します。
[開始計画品目]フィールドと[終了計画品目]フィールドで指定した計画品目範の囲、またはボトムアップ品目選択によって選択された範囲に含まれる任意の品目について、次を使用して品目選択が拡張されます。
- 部品表の親品目
 - 供給関係 (cprpd7130m000) セッションで指定した受取品目
 - 指定された品目範囲に含まれる一般品目に対する、一般部品表の親製品
 - 派生品目: 製造のプロジェクト管理モジュールでプロジェクトを作成したプロジェクト品目
 
ボトムアップ品目選択中に、LN は既存の品目構造を完全に混合します。たとえば、選択アルゴリズムは、部品表の親子構造を考慮し、供給関係によってモデル化した物流構造に遭遇し、最終的に標準品目、一般品目、プロジェクト品目の構造に行き着きます。
注:全範囲の品目を指定した場合、このチェックボックスはオフとなり、変更できません。
次の制約が適用されます。
- 親品目には、指定の計画レベルが設定されていなければなりません。
 - コンフィギュレータで定義した品目は含まれません。
 - 標準オーダ (STO) 構造を持つプロジェクト品目は含まれません。
 - ボトムアップ機能は、単一会社の関連品目のみを選択し、会社変更を見つけるとただちに停止します。
 
 - 子品目を含む
 - 
                     
このチェックボックスがオンの場合、 企業計画は品目選択を拡張し、部品表 (BOM)、「供給関係」、および一般品目と有効な製品バリアントとの間に存在する関係のマルチレベル構造を考慮します。
指定した計画品目範囲、またはボトムアップ品目選択によって選択された品目について、次の項目が追加されます。
- 部品表 (BOM) のすべての構成要素
 - 供給関係 (cprpd7130m000) セッションで指定される供給品目
 - 派生元品目、すなわちプロジェクト管理モジュール内のプロジェクトでカスタマイズ可能な一般品目
 
トップダウン品目選択中に、LN は既存の品目構造を完全に混合します。たとえば、選択アルゴリズムは、部品表の親子構造を考慮し、供給関係によってモデル化した物流構造に遭遇し、最終的に標準品目、一般品目、プロジェクト品目の構造に行き着きます。
注:- 全範囲の品目を指定した場合、このチェックボックスは選択できません。
 - トップダウンは、標準オーダ (STO) 構造を持つプロジェクト品目についても機能します。
 - 
                              
次の制約が適用されます。
- 構成要素品目は、計画レベルが指定されていなければなりません。
 - トップダウン機能は、単一会社の関連品目のみを選択します。会社の変更を検出するとただちに選択を停止します。
 
 
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: トップダウン品目選択
 - オーダフェーズ番号
 - 
                     
選択基準として使用したい「フェーズ番号」範囲の先頭
企業計画は、指定された範囲のオーダフェーズ番号を持つ計画品目に対してのみ、「計画オーダ」を作成します。
 - 計画者
 - 
                     
品目の製造、購買、および分配の計画を担当する従業員または部署。計画者は、在庫レベル、資材の利用可能性、およびリソースの能力を考慮して、生成される再スケジュールメッセージなどのシグナルに対応します。
 
 - 販売業者選択
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このチェックボックスがオンの場合、発注先の範囲を選択できます。LN は選択範囲内の発注先によって供給される品目および品目グループのみをシミュレーションします。
LN は、品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000) セッションから、選択された発注先にリンクされた品目および品目グループを取得します。LN は、「計画範囲」内で有効な品目/発注先関係のみを考慮します。品目/発注先関係の有効性は、発効日と終了日によって決定されます。これらの日付が計画範囲内でなくてはなりません。
注:特定の発注先から、構成要素を直接的または間接的に使用するすべての品目を計画するには、[親品目を含む]チェックボックスもオンにします。
 - 購買元取引先
 - 
            
[販売業者選択]チェックボックスをオンにした場合、選択基準として使用したい購買元取引先の範囲の先頭を指定します。
 - 計画グループ選択
 - 
            
このチェックボックスがオンの場合、選択された計画グループのオーダのみが生成されます。
 - 計画グループ
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オーダを生成する計画グループの範囲を選択します。
 - オプション
 - 
            
- ネットチェンジ計画の実行
 - 
                     
このチェックボックスがオンの場合、 ネットチェンジシミュレーションを実行します。
このチェックボックスがオフの場合、再生成シミュレーションを実行します。
ネットチェンジシミュレーションは、実際シナリオにのみ使用されます。その他のシナリオの場合、企業計画は、常に、マスタ計画またはオーダ計画の完全な再生成を実行します。
 - 並列処理
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このチェックボックスがオンの場合、 LN は複数の bshell に計算を分散してパフォーマンスの向上を図ります。
 - 生成
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このチェックボックスがオンの場合、 LN は「品目マスタ計画」を持つ選択範囲内のすべての品目のマスタ計画シミュレーションも自動的に実行します。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。
このチェックボックスがオンの場合、システムパフォーマンスが低下します。多数の品目をシミュレーションする場合は、[マスタ計画の生成 (cprmp1202m000)] セッションを使用することをお勧めします。
 - 更新
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このチェックボックスがオンの場合、 LN はシミュレーションを行ったすべての品目の「品目マスタ計画」をオンラインで更新します。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。
パフォーマンス上の理由から、シミュレーション対象がわずかな場合のみこのチェックボックスをオンにすることをお勧めします。
多数の品目をシミュレーションしたい場合は、現在のチェックボックスをオフにすることをお勧めします。シミュレーション後、[商品フローを更新]チェックボックスがオンであれば、[マスタ計画の生成 (cprmp1202m000)] セッションでマスタ計画をシミュレーションできます。
 - 確定計画オーダを削除
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このチェックボックスがオンの場合、 LN は新しいシミュレーション手続きを開始する前に、「オーダ状況」が[確定計画]に設定されている生成済みの計画オーダをすべて削除します。
注:LN は新しいシミュレーションを開始する前に、オーダ状況が[計画]に設定されている生成済みの計画オーダをすべて削除します。以前に生成した計画オーダで、オーダ状況が[確認済]のものは保持されます。
 - 需要別複数ソースを許可
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このチェックボックスがオンの場合、 企業計画は、[ソーシング戦略 (cprpd7110m000)] セッションで品目について指定した「ソーシング戦略」にしたがって、各種オーダタイプの「計画オーダ」を作成します。
このチェックボックスがオフの場合、 企業計画は品目 (tcibd0501m000) セッションの品目タイプフィールドの設定、および日付有効供給ソース (tcibd0510m000) セッションにおけるその品目の設定にしたがって、1 つのタイプの計画オーダのみを作成します。
 - 確定需要ペギングオーダ
 - 
                     
このチェックボックスがオンの場合、引当の計画オーダが[確定計画]に設定されます。
 - 範囲内で生成
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このチェックボックスを使用して、企業計画が「タイムフェンス」内で計画オーダを生成するかどうかを決定します。
上記チェックボックスの設定によって、以下の 3 とおりの状況が考えられます。
- [品目 - 計画 (cprpd1100m000)] セッションのタイムフェンスを使用チェックボックスがオフの場合、企業計画は、[範囲内で生成]チェックボックスの設定に関係なく、タイムフェンス内で計画オーダを生成します。
 - [品目 - 計画 (cprpd1100m000)] セッションのタイムフェンスを使用チェックボックスがオンで、[範囲内で生成]チェックボックスがオフの場合、企業計画はタイムフェンスの外側で計画オーダを生成します。
 - [品目 - 計画 (cprpd1100m000)] セッションのタイムフェンスを使用チェックボックスと[範囲内で生成]チェックボックスが共にオンの場合、企業計画はタイムフェンス内で計画オーダを生成します。
 
注:現在のチェックボックスがオンの場合、[タイムフェンスのネットチェンジをリセット]チェックボックスをオンにすることはできません。
 - 範囲内で確認
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このチェックボックスがオンの場合、計画終了日が「タイムフェンス」内に入るすべての計画オーダに対して、「オーダ状況」が、[確認済]になります。
注:[範囲内で生成]チェックボックスがオフの場合、現在のチェックボックスをオンにすることはできません。
 - タイムフェンスのネットチェンジをリセット
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このチェックボックスがオンの場合、 ネットチェンジシミュレーション後に、選択された計画品目すべてのネットチェンジ日付がゼロに設定されます。したがって、タイムフェンス内のネットチェンジ日付もゼロに設定されます。このため、次のネットチェンジ RRP 実行ではタイムフェンス内の変更が考慮されません。
このチェックボックスがオフの場合、タイムフェンス内のネットチェンジ日付はゼロに設定されません。したがって、タイムフェンス内をシミュレートする、以降のネットチェンジ RRP 実行で、タイムフェンス内の変更が考慮されます。
注:[範囲内で生成]チェックボックスがオンの場合、現在のチェックボックスをオンにすることはできません。
 - 繰返作業セルのスケジュール
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このチェックボックスがオンの場合、 作業セルにリンクされている生産日程計画は、無期限保管に基づいて計算されます。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。
 - ペギング関係の更新
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このチェックボックスがオンの場合、 LN は、ペギング関係も計算します。このチェックボックスがオフの場合、 LN は、すべての既存のペギング関係を削除します。
ペギング関係を表示するには、[オーダペギングの参照 (cprrp0740m000)] セッションを開始します。
注:このチェックボックスを修正できるのは、[シナリオ (cprpd4100m000)] セッションの[オーダ計画時のペギング関係の更新]フィールドが[ユーザ指定]の場合のみです。詳細については、オーダ計画時のペギング関係の更新を参照してください。
 - 現行ペギング関係の削除
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このチェックボックスがオンの場合、更新されたペギング関係が生成される前に、LN がすべての「シナリオ」のすべてのペギング関係を削除します。
すべての計画品目について、完全なオーダシミュレーション実行を実行する場合は、システムパフォーマンスの向上が得られるので、このチェックボックスをオンにします。ただし、選択した特定の計画品目についての計画オーダを生成する場合、または他のシナリオのペギング関係を維持したい場合は、このチェックボックスをオフにする必要があります。
 - 自動オーダグループ
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このチェックボックスがオンの場合、 「自動更新オーダグループ」が再構築されます。
 - 資源マスタ計画を更新
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このチェックボックスがオンの場合、 LN は企業計画が生成する「計画製造オーダ」に含まれる「資源」の「資源マスタ計画」を更新します。
 
 - 例外メッセージ
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- 出力
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このチェックボックスがオンの場合、 LN は生成された例外メッセージの概要をレポートに出力します。また、レポートをブラウザに送信して表示し、計画の問題を見ることができます。
LN は例外メッセージもデータベースに格納します。レポートの例外メッセージは、データベースに保存された例外メッセージほど詳細ではありません。次のセッションを使用してこの詳細を表示します。
- [計画者別例外メッセージ (cprao1120m000)]
 - [計画者および品目別例外メッセージ (cprao1125m000)]
 - [資源別例外メッセージ (cprao1130m000)]
 
 - 保存
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このチェックボックスがオンの場合、 企業計画は、[計画者]開始フィールドと[計画者]終了フィールドで指定した計画者の範囲について、[計画者および品目別例外メッセージ (cprao1125m000)] セッションの例外メッセージを更新します。
 - 計画者
 - 
                     
LN が生成したすべての例外メッセージの送り先となる従業員
このフィールドが空白の場合、品目にリンクされた例外メッセージが、[品目 - 計画 (cprpd1100m000)] セッションで品目にリンクされている計画者に送信されます。計画者が品目にリンクされていない場合、LN は計画者に通知せずに品目にリンクされた例外メッセージを保存します。また、LN は計画者に通知せずに品目関連以外の例外メッセージも保存します。
 
 - 計画者
 - 
            
計画者の名前