供給戦略 (cprpd7120m000)
セッションの目的: 「供給戦略」を定義します。
- シナリオ
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総合的な計画解決策の識別
各シナリオは、1 つの総合的な計画解決策を表していて、品目計画および資源計画のための特定の設定が含まれています。シナリオを使用して、各種の計画オプションを分析および比較し、最適な計画解決策を見つけることができます。たとえば、需要予測やソーシング戦略の変更に利用できます。
シナリオの 1 つは、実際の計画状況に対応している実際のシナリオです。実際のシナリオから LN の実行レベルへ、計画オーダと製造計画を転送することのみが可能です。
 - 計画レベル
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階層計画構造内のレベル
高い計画レベルで計画する場合、計画は概略的であまり詳細なものではありません。
例
計画レベル 1 は最高計画レベルです。番号が大きいほど、計画レベルは低くなります。
計画レベルにはそれぞれ固有のソーシング規則と供給規則があるため、製品ファミリについて物流計画を実行できます。
 - 計画クラスタ
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予測、在庫計画、販売などの業務プロセスをサポートするために使用されるオブジェクトです。計画クラスタは、これらの計画プロセスが実行される 1 つまたは複数の業務の拠点を表します。倉庫、ワークセンタ、販売オフィス、または購買オフィスなどのさまざまなエンティティは、エンティティのグループごとに計画が実行されるように、計画クラスタでグループ化されています。
マルチサイトが有効化され、企業計画が導入されている場合、計画クラスタには、1 つまたは複数のサイトが含まれている必要があります。このサイトには、計画プロセスが実行されるエンティティが含まれます。
 - 品目グループ
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類似の特徴を持った品目グループ。各品目は特定の品目グループに属しています。品目グループは品目タイプと組み合わせて使用し、品目デフォルトを設定します。
 - 計画品目
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オーダシステムが [計画] の品目
これらの品目の製造、物流、または購買は、需要予測または実際需要に基づいて企業計画で計画されます。
次の方法によって、品目を計画できます。
- マスタ準拠計画。基準生産計画手法と同じです。
 - オーダ準拠計画。資材所要量計画手法と同じです。
 - マスタ準拠計画とオーダ準拠計画の組合せ
 
計画品目は次のいずれかです。
- 実際の製造品目または購買品目
 - 製品ファミリ
 - 基本モデル (一般品目の定義済製品バリアント)
 
類似の計画品目またはファミリのグループは製品ファミリと呼ばれます。個々の品目に対する計画よりも汎用的な計画にするために、品目が統合されます。品目コードのクラスタセグメントによって表示されるコードで、計画品目が配分計画に使用されるクラスタ品目であることが示されます。
注:- このセグメントは使用されないため、これは計画クラスタセグメントを持たない品目コードになります。
 - このフィールドが空の場合、供給戦略は品目グループレベルまたは計画クラスタレベルで定義されます。
 
 - 供給タイプ
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供給戦略を立てる発注先のタイプ (内部または外部)
内部発注先を使用して物流オーダが生成され、外部発注先を使用して購買オーダが生成されます。
指定可能な値
 - 発効日
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そのレコードまたは設定が有効となる最初の日。通常、発効日には発効時刻も指定されます。
 - 失効日
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レコードが有効である最終日。失効時間を指定しない場合、有効性は有効期限の最後、つまり 24:00 に終了します。
 - 優先順位規則
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「優先順位規則」により、LN によって選択される発注先 (内部または外部) 優先基準が決定されます。
指定可能な値
- 優先順位
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LN は、優先順位が最も高い発注先または供給関係を最初に使用します。優先度は、品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000) セッションおよび供給関係 (cprpd7130m000) セッションで定義できます。
 - 最低原価
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LN は、コストが最小である発注先または供給関係を最初に使用します。コストには、材料費、製造コスト、および供給コストが含まれます。
このオプションは、供給タイプが[物流]の場合にのみ使用できます。
 - 最小運送時間
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LN は、供給時間が最も短い発注先を最初に使用します。LN は、供給リードタイムが最も短い供給関係を最初に使用します。
供給時間は品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000) セッションで、供給リードタイムは供給関係 (cprpd7130m000) セッションで定義できます。
 - 最小運送仕掛品
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LN は、運送仕掛品の値が最も小さい発注先を最初に使用します。運送 WIP (仕掛品) は、供給時間に品目原価を掛けた値です。
このオプションは、供給タイプが[物流]の場合にのみ使用できます。
 
 - 引当ルール
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「引当ルール」により、LN が同一優先順位の利用可能な発注先に要件を割り当てる方法が決定されます。
指定可能な値
- 割合
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品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000) セッションの[ソーシング率]フィールドの値によって、発注先に発注する数量が決定されます。供給関係 (cprpd7130m000) セッションの[割合]フィールドの値によって、関係発注先に発注する数量が決定されます。
 - 割合/使用可能
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オーダ量は、最大利用可能量に対する比率に基づいています。
 - 可能
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発注先からのオーダ量は、発注先の納入可能量による制約を受けます。「計画クラスタ」からのオーダ量は、供給関係の納入可能量による制約を受けます。
供給クラスタの可能量は、「確約可能在庫」の方法によって決定されます。
 - 履歴割合
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(供給タイプが[購買]の場合のみ選択できます)。LN は過去の購買オーダに基づき、発注先ごとに事前定義されている割合にしたがって、所要数量を外部発注先に配分します。
 
 - 所要毎に1つの供給
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このチェックボックスがオンの場合、1 つの要件は常に 1 つの計画購買オーダで処理されます。LN は指定された割合をできるだけ満たせるように利用可能な発注先を割り当てます。発効日
[引当ルール]に[履歴割合]が設定されている場合のみ、このチェックボックスを修正できます。
 - リードタイムをチェック
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このチェックボックスがオンの場合、 LN は発注先が納入日に間に合わせられるかどうかもチェックします。
[引当ルール]に[履歴割合]が設定されている場合のみ、このチェックボックスを修正できます。