フェーズ番号の計算 (cprpd6200m000)

セッションの目的: 計画品目および計画単位の「フェーズ番号」を再計算します。

注: 
  • フェーズ番号の再計算は、部品表 (BOM) を変更した後で行う必要があります。
  • [複数会社更新] チェックボックスをオンにして、複数会社シナリオを指定すると、そのシナリオのすべての「計画会社」について計算が行われます。
  • このセッションでは、部品表のサイクルまたはクリティカル部品表のサイクルについてもチェックします。計画単位の定義の規則を参照してください。
計画レベル

フェーズ番号を再計算する際に最初に使用される計画品目の計画レベル

フェーズ番号タイプ

このフィールドは、マスタ計画またはオーダ計画のフェーズ番号を再計算するかどうかを決定します。

ステップサイズ

計算手順でフェーズ番号が低すぎることが検知された場合にフェーズ番号を大きくするための数字

デフォルト

デフォルト値は 5 です。

フェーズ番号の計算は反復的に行われます。最初にフェーズ番号は 0 に設定されます。次に、特定の手順に基づいて計画品目または計画単位を計算でチェックします。計算により、小すぎるフェーズ番号が検知されるたびに、ステップサイズの分だけフェーズ番号を大きくします。

実行タイプ

実行タイプでは、ネットチェンジに基づいて計算するか、再生方法として計算するかを指定します。

計画単位

[フェーズ番号タイプ]フィールドで[マスタフェーズ番号]を選択すると、一定の範囲の計画単位のみを定義できます。

計画者

製造オーダの出力、(再) スケジュール、発行、およびワークロードの管理を担当する個人

開始計画品目

オーダシステムが [計画] の品目

これらの品目の製造、物流、または購買は、需要予測または実際需要に基づいて企業計画で計画されます。

次の方法によって、品目を計画できます。

  • マスタ準拠計画。基準生産計画手法と同じです。
  • オーダ準拠計画。資材所要量計画手法と同じです。
  • マスタ準拠計画とオーダ準拠計画の組合せ

計画品目は次のいずれかです。

  • 実際の製造品目または購買品目
  • 製品ファミリ
  • 基本モデル (一般品目の定義済製品バリアント)

類似の計画品目またはファミリのグループは製品ファミリと呼ばれます。個々の品目に対する計画よりも汎用的な計画にするために、品目が統合されます。品目コードのクラスタセグメントによって表示されるコードで、計画品目が配分計画に使用されるクラスタ品目であることが示されます。

複数会社更新

このチェックボックスがオンの場合、 LN は、[シナリオ]フィールドに指定された複数会社シナリオに対して複数会社フェーズ番号更新を行います。

シナリオ

フェーズ番号を再計算する場合に、「計画会社」が考慮される複数会社シナリオ

指定可能な値

このシナリオは複数会社シナリオでなければなりません。シナリオは、[シナリオ (cprpd4100m000)] セッションで[中央複数会社計画]チェックボックスをオンにしている場合は、複数会社シナリオになります。

LN によって、シナリオの計画会社のフェーズ番号が計算されます。

最初のループで停止

このチェックボックスがオンの場合、選択された品目の部品表 (BOM) でループが検出されると、再計算が停止します。

エラーレポート

このチェックボックスがオンの場合、レポートが生成されます。

標準品目のみ

このチェックボックスがオンの場合、 標準品目のフェーズ番号だけが更新されます。