BCM または BCC の生成

セッションの目的: クリティカル部品表やクリティカル能力資源表を生成します。企業計画は、クリティカル計画品目の部品表構造情報に基づいてクリティカル部品表を生成します。クリティカル部品表を生成するには、[部品表 (tibom1110m000)] セッションでクリティカル部品表構造をすでに定義している必要があります。LN は、クリティカル部品表を作成する場合、品目の発効日と失効日、つまり、品目の有効性を考慮します。LN は、最も低いクリティカル計画品目レベルへの部品表展開を実行して、クリティカル部品表を生成します。

クリティカル能力資源表を生成する場合、企業計画は、製品構造情報、部品表 (BOM)、計画品目の工順作業、およびそれらの工順作業と関連付けられたワークセンタも考慮します。また、LN は、部品表構成要素の発効日と失効日を考慮し、それらの日付を使用して、[品目 - 計画 (cprpd1100m000)] セッションでマスタ計画のクリティカル要素として定義された次の計画品目またはクリティカル資材のレベルへの部品表展開を実行します。この展開時に、LN は、[ワークセンタ (tirou0101m000)] セッションで [マスタ計画のクリティカル能力] として定義されたワークセンタの能力所要量を計算します。その後、この能力所要量はクリティカル能力資源表に組み込まれます。

注:

LN は、クリティカル部品表と、一般品目についてのクリティカル部品表も生成します。企業計画が一般品目について生成するクリティカル部品表は、部品表に基づいています。

開始計画品目

オーダシステムが [計画] の品目

これらの品目の製造、物流、または購買は、需要予測または実際需要に基づいて企業計画で計画されます。

次の方法によって、品目を計画できます。

マスタ準拠計画。基準生産計画手法と同じです。
オーダ準拠計画。資材所要量計画手法と同じです。
マスタ準拠計画とオーダ準拠計画の組合せ

計画品目は次のいずれかです。

実際の製造品目または購買品目
製品ファミリ
基本モデル (一般品目の定義済製品バリアント)

類似の計画品目またはファミリのグループは製品ファミリと呼ばれます。個々の品目に対する計画よりも汎用的な計画にするために、品目が統合されます。品目コードのクラスタセグメントによって表示されるコードで、計画品目が配分計画に使用されるクラスタ品目であることが示されます。

終了計画品目

オーダシステムが [計画] の品目

これらの品目の製造、物流、または購買は、需要予測または実際需要に基づいて企業計画で計画されます。

次の方法によって、品目を計画できます。

マスタ準拠計画。基準生産計画手法と同じです。
オーダ準拠計画。資材所要量計画手法と同じです。
マスタ準拠計画とオーダ準拠計画の組合せ

計画品目は次のいずれかです。

実際の製造品目または購買品目
製品ファミリ
基本モデル (一般品目の定義済製品バリアント)

エラーレポート

このチェックボックスがオンの場合、ログレポートが出力されます。このログレポートには、クリティカル部品表が生成されたときに発生したすべてのエラーと、それらに関係する原因が含まれています。

処理レポート/エラーレポート

このチェックボックスがオンの場合、各クリティカル構成要素のログメッセージを含んだレポートが生成されます。このレポートは、選択された計画品目の部品表から展開されます。

クリティカル部品表の生成

このチェックボックスをオンにすると、指定の計画品目 (複数可) についてクリティカル部品表が生成されます。

クリティカル能力資源表を生成

このチェックボックスをオンにすると、指定の計画品目 (複数可) についてクリティカル能力資源表が生成されます。