クローズ済プロジェクトの計画品目の削除 (cprpd1220m000)
セッションの目的: もう使用しない計画品目のすべての計画品目データを削除します。このアクションにより、システムのパフォーマンスを向上させることができます。特に、比較的単純なプロジェクトが大量に存在する場合などに有効です。
品目計画デフォルト (cprpd1110m000) セッションからズームしてこのセッションを開始できます。
このセッションでは、削除済のすべての計画品目、および削除できなかった計画品目を一覧表示するレポートも生成されます。計画品目が他の場所でも使用されている場合、LN はその計画品目を削除しません。そのため、より詳細なエラーメッセージを見るには、[品目 - 計画 (cprpd1100m000)] セッションを使用してマニュアルでその計画品目を削除してみてください。
[シミュレーション] チェックボックスがオンの場合、LN はレポートを出力しますが、実際には計画品目を削除しません。
- このセッションでは、品目データは削除しません (企業計画以外のパッケージ)。このセッションでは、計画品目データを削除するだけです。
- クローズ済プロジェクトを再開することができます。この場合、削除済計画品目データは復元できません。マニュアルで計画品目データを再構築する必要があります。
- クローズ済プロジェクトの計画品目を削除して、クローズ済プロジェクトを新規プロジェクトにコピーする場合は、LN は新規プロジェクトに削除済計画品目を自動的に再作成します。
- 計画品目
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オーダシステムが [計画] の品目
これらの品目の製造、物流、または購買は、需要予測または実際需要に基づいて企業計画で計画されます。
次の方法によって、品目を計画できます。
- マスタ準拠計画。基準生産計画手法と同じです。
- オーダ準拠計画。資材所要量計画手法と同じです。
- マスタ準拠計画とオーダ準拠計画の組合せ
計画品目は次のいずれかです。
- 実際の製造品目または購買品目
- 製品ファミリ
- 基本モデル (一般品目の定義済製品バリアント)
類似の計画品目またはファミリのグループは製品ファミリと呼ばれます。個々の品目に対する計画よりも汎用的な計画にするために、品目が統合されます。品目コードのクラスタセグメントによって表示されるコードで、計画品目が配分計画に使用されるクラスタ品目であることが示されます。
- 計画者
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品目の製造、購買、および分配の計画を担当する従業員または部署。計画者は、在庫レベル、資材の利用可能性、およびリソースの能力を考慮して、生成される再スケジュールメッセージなどのシグナルに対応します。
- プロジェクト
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定義または実行するために割り当てられている規定時間および予算限度内で、特別な目標を達成するための活動です。
- プロジェクト状況
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プロジェクトの状態を示します。
LN では次の状況を扱います。
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[フリー]
プロジェクト定義は登録済ですが、プロジェクトはまだ実行されていません。変更が可能な状態です。 -
[有効]
プロジェクトの実行中に、原価取引の発行、購買、および登録ができます。 -
[終了]
プロジェクトは完了しましたが、財務処理的にはまだクローズされていません。まだ原価取引を登録できます。このプロジェクトでは実際の購買オーダは存在できません。 -
[クローズ]
プロジェクトは財務処理的にクローズされており、プロジェクト定義は変更できません。 -
[アーカイブ済]
プロジェクトは、アーカイブ会社に保存されます。プロジェクトのアーカイブ会社は、履歴プロジェクトデータのリポジトリとして使用することができます。
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- シミュレーション
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このチェックボックスがオンの場合、 LN は計画品目を実際に削除しません。LN で実行される処理は、このチェックボックスがオフの場合に削除される計画品目を示すレポートの出力のみです。