資源マスタ計画 (cprmp3501m000)

セッションの目的: 特定ワークセンタの能力計画を表示および分析します。

[能力概要] タブには、ワークセンタの「確約可能在庫能力」に関する情報も含めて、計画期間ごとにワークセンタの能力使用の概要が示されます。

[使用能力の発生元] タブには、能力使用の概要がより詳細に表示されます。指定したワークセンタの能力がどのタイプのオーダに対して必要であるかがわかります。

適切なメニューには、以下を行うためのオプションがあります。

  • ワークセンタ計画と密接な関係がある局面をさらに分析できる各種セッションにズームする
  • 指定された資源の資源マスタ計画を再計算 (更新) する
注: 

ズームによってこのセッションを開始した場合は、レコードの検索と選択のみを行うことができます。

シナリオ

指定された資源の資源マスタ計画が表示される「シナリオ」

シナリオの計画状況が[クローズ]の場合、このセッションに関連しているデータを修正することはできません。

記述

表示されるシナリオは、「実際シナリオ」です。

計画レベル

指定されたワークセンタを使用する計画品目の計画レベル

ワークセンタ

資源マスタ計画が表示されるワークセンタ

最小利用率 (%)

このタブに表示される計画期間は、最小利用率を使用して決定されます。

このフィールドで指定された率よりも能力使用率が低い計画期間は表示されません。

最小利用率を 100 に設定すると、 空き能力がある計画期間は無視されます。

最大利用率 (%)

このタブに表示される計画期間は、最大利用率を使用して決定されます。

このフィールドで指定された率よりも能力使用率が高い計画期間は表示されません。

最大利用率を 100 に設定すると、 能力が過負荷である計画期間は無視されます。

期間

マスタ計画のすべての計画データが累計される一連のタイムバケットの 1 つ

計画期間は、シナリオ内で定義されています。

計画期間は、期間番号で識別され、日、週、または月単位で定義されます。

開始日

計画期間の開始日

終了日

計画期間の終了日

使用可能能力

計画期間で利用できる生産能力 (時間単位) の合計

合計能力は、ワークセンタに適用されるカレンダーから読み取られた後、[ワークセンタ - 計画 (cprpd2100m000)] セッションの [使用可能な機械数] フィールドまたは [使用可能労働資源] フィールドの値で乗算されます。この 2 つの値のどちらが考慮されるかは、製造パッケージの [ワークセンタ (tirou0101m000)] セッションで機械数を指定したかどうかによります。機械数がゼロの場合、使用可能能力は作業者数を考慮して計算されます。

空き能力

ワークセンタの空き能力 (時間単位)。すなわち、特定タイプの活動のために使用または確保されていない能力。

空き能力は次のように計算します。

合計能力 - 合計所要能力

注意 特定計画期間の空き能力がマイナスである場合、ワークセンタがその期間に過負荷であることを示します。

累計空き能力

累計空き能力は、次の式で計算されます。

確約可能在庫累計能力」 - 「確約可能在庫能力確保」 
            
所要能力

計画期間に使用されるワークセンタ能力 (時間単位) の合計。

合計所要能力とは、[使用能力の発生元] タブ内の以下のフィールドの合計です。

  • [クリティカル能力所要量で使用された能力]
  • [計画オーダで使用された能力]
  • SFC オーダで使用された能力
  • [サービスオーダで使用された能力]
  • [PCS 活動で使用された能力]
  • [確約可能在庫確保]
確約可能在庫能力

この計画期間に指定されているワークセンタの「確約可能在庫能力」指定されたワークセンタがメインワークセンタの場合、メインワークセンタの [確約可能在庫能力] にサブワークセンタの [確約可能在庫能力] が加算されます。

確約可能在庫累計能力

この計画期間の指定されたワークセンタの「確約可能在庫累計能力」

確約可能在庫確保

このラインで計画期間中に指定されたワークセンタの能力のために行われた「確約可能在庫能力確保」。指定されたワークセンタがメインワークセンタの場合、メインワークセンタの [確約可能在庫確保] にサブワークセンタの [確約可能在庫確保] が加算されます。

クリティカル能力所要量で使用された能力

マスタ計画で、「クリティカル能力所要量」のために確保された能力 (時間単位)。指定されたワークセンタがメインワークセンタの場合、メインワークセンタの [クリティカル能力所要量で使用された能力] にサブワークセンタの [クリティカル能力所要量で使用された能力] が加算されます。

(ある計画期間の) 製造計画がゼロより大きい各品目について、その品目のクリティカル能力資源表に基づいてクリティカル能力所要量が決定されます。

計画オーダで使用された能力

計画製造オーダ」用に確保された生産能力 (時間単位)。指定されたワークセンタがメインワークセンタの場合、メインワークセンタの [計画オーダで使用された能力] にサブワークセンタの [計画オーダで使用された能力] が加算されます。

LN は、指定されたワークセンタで能力を使用し、指定された計画期間に該当する作業実行時間および平均段取時間を合計します。

[工順作業 (tirou1102m000)] セッションの [段取時間 (分)] フィールドで機械の平均段取時間を定義できます。

注: 

計画オーダの開始日が品目の「固定リードタイム範囲」内の場合、LN はこの計画オーダの能力使用を記録しません。

SFC オーダで使用された能力

実際の製造オーダ (JSC オーダ) によって使用される能力 (時間単位)。指定されたワークセンタがメインワークセンタの場合、メインワークセンタの [SFC オーダで使用された能力] にサブワークセンタの [SFC オーダで使用された能力] が加算されます。

資源計画を更新すると、関係する使用能力が製造ジョブショップ管理モジュールから取得されます ([日別ワークセンタ利用率 (tisfc1506m000)] セッションを参照)。

注: 

[製造オーダパラメータ (tisfc0100s000)] セッションの [日利用率の更新方法] フィールドが [自動] または [マニュアル] に設定されている場合、企業計画は JSC オーダの使用能力だけを記録します。

PCS 活動で使用された能力

製造のプロジェクトのネットワーク計画で使用された能力 (時間単位)。指定されたワークセンタがメインワークセンタの場合、メインワークセンタの [PCS 活動で使用された能力] にサブワークセンタの [PCS 活動で使用された能力] が加算されます。

資源計画を更新すると、関係する使用能力が製造プロジェクト管理モジュールから取得されます。

サービスオーダで使用された能力

サービスサービスオーダに使用された能力 (時間単位)。指定されたワークセンタがメインワークセンタの場合、メインワークセンタの [サービスオーダで使用された能力] にサブワークセンタの [サービスオーダで使用された能力] が加算されます。

資源計画が更新されると、 関連する使用能力が、サービスサービスオーダ管理モジュールの [サービスオーダ (tssoc2100m000)] セッションから取得されます。