マスタ計画 (品目) の生成 (cprmp1203m000)

セッションの目的: 1 つの品目に対してマスタ計画シミュレーションを実行します。

品目マスタ計画」をシミュレートするには、

  1. シナリオ」計画レベル、および計画品目を指定します。
  2. 計画期間」の範囲を選択します。
  3. 該当するチェックボックスをオンまたはオフにします。
  4. [生成] をクリックします。

このセッションはシミュレーション実行のための複数の基本オプションを提供します。次の 1 つまたは複数のオプションが必要な場合は、代わりに [マスタ計画の生成 (cprmp1202m000)] セッションを使用する必要があります。

  • 品目の範囲に対するシミュレーション
  • 完全な再生成ではなく、ネットチェンジ計算
  • 制約考慮時の反復の使用
注: 

指定したシナリオが [シナリオ (cprpd4100m000)] 詳細セッションで中央複数会社シナリオとして定義されている場合、LN は中央複数会社シミュレーションを実行します。

シミュレーションは、計画期間の指定範囲に対してのみ実行されます。ただし、「計画範囲」全体の予想在庫、および有効在庫 (ATP) /確約可能在庫範囲全体の (累計) 有効在庫 (ATP) の値は再計算されます。

シナリオ

指定された計画品目についてマスタ計画を実行する「シナリオ」

シナリオの計画状況は[オープン]でなければなりません。

計画品目

マスタ計画を生成する計画品目

計画単位

選択された品目が属する「計画単位」

開始

マスタ計画を生成する「計画期間」の範囲の先頭を指定します。

開始日

指定された計画期間の開始日

終了

マスタ計画を生成する「計画期間」の範囲の末尾を指定します。

終了日

指定された計画期間の終了日

タイムフェンス内で生成

このチェックボックスがオンの場合、指定された計画品目の「マスタ計画範囲」の一部がその品目の「タイムフェンス」内であっても、マスタ計画範囲全体を対象にしてシミュレーションが実行されます。

このチェックボックスがオフの場合、タイムフェンス内の計画は凍結され、シミュレーションによる影響を受けません。

このセッションの[タイムフェンス内で生成]チェックボックスの設定よりも、[品目 - 計画 (cprpd1100m000)] セッションの[タイムフェンスを使用]チェックボックスの設定の方が、タイムフェンス内の品目マスタ計画のシミュレーションについて決定力があります。

上記チェックボックスの設定によって、以下の 3 とおりの状況が考えられます。

  • [品目 - 計画 (cprpd1100m000)] セッションの[タイムフェンスを使用]チェックボックスがオンで、チェックボックスがオフ: 企業計画は[タイムフェンス内で生成]チェックボックスの設定に関係なく、タイムフェンス内の品目マスタ計画を生成します。
  • [品目 - 計画 (cprpd1100m000)] セッションの[タイムフェンスを使用]チェックボックスがオンで、[タイムフェンス内で生成]チェックボックスがオフ: 企業計画はタイムフェンスの外側で品目マスタ計画を生成します。
  • [品目 - 計画 (cprpd1100m000)] セッションの[タイムフェンスを使用]チェックボックスと[タイムフェンス内で生成]チェックボックスが共にオン: 企業計画はタイムフェンスの内側で品目マスタ計画を生成します。
注: 

タイムフェンスの長さは、[品目 - 計画 (cprpd1100m000)] セッションで定義できます。

商品フローを更新

このチェックボックスがオンの場合、シミュレーションには、「実行レベル」からの「商品フロー」データ更新が含まれます。

マスタ計画エンジン

品目に適用される「マスタ計画エンジン」

マスタ計画エンジンは、品目の「計画単位」によって決定されます。品目が計画単位に属さない場合、マスタ計画エンジンは[無期限計画]です。

資材の制約を考慮

このチェックボックスがオンの場合、品目の製造計画生成時に構成要素の利用性についての制約が考慮されます。製造計画を生成するために、ワークロード管理 (WLC) 計画エンジンが使用されます。

[ワークロード管理パラメータ (cpwlc2101m000)] セッションでワークロード管理 (WLC) 計画エンジンのパラメータを定義できます。

注: 

品目が属する「計画単位」の計画エンジンとして[ワークロード管理]を定義する場合 ([計画単位 (cprpd6100m000)] セッションを参照)、ワークロード管理が適用されます。品目の計画単位に計画エンジンとして[無期限計画]が定義されている場合、または計画品目が計画単位にリンクされていない場合、このチェックボックスは関連品目の計画に影響を与えません。

生産能力制約を考慮

このチェックボックスがオンの場合、品目の製造計画生成時に製造能力の利用性についての制約が考慮されます。製造計画を生成するために、ワークロード管理 (WLC) 計画エンジンが使用されます。

[ワークロード管理パラメータ (cpwlc2101m000)] セッションでワークロード管理 (WLC) 計画エンジンのパラメータを定義できます。

注: 

品目が属する「計画単位」の計画エンジンとして[ワークロード管理]を定義する場合 ([計画単位 (cprpd6100m000)] セッションを参照)、ワークロード管理が適用されます。品目の計画単位に計画エンジンとして[無期限計画]が定義されている場合、または計画品目が計画単位にリンクされていない場合、このチェックボックスは品目計画に影響を与えません。

例外メッセージの更新

このチェックボックスがオンの場合、関係する品目の計画「例外メッセージ」が更新されます。

マスタ計画実行中に生成される「例外メッセージ」は、[計画者別例外メッセージ (cprao1120m000)] セッションまたは[計画者および品目別例外メッセージ (cprao1125m000)] セッションで表示できます。

資源マスタ計画を更新

このチェックボックスがオンの場合、指定された計画品目の製造に使用される「資源」の「資源マスタ計画」が更新されます。

反復回数

ワークロード管理計画アルゴリズムが使用する最大反復回数

反復の使用は計算の継続時間に大きな影響を与えるので、必要な場合のみ反復を使用します。

注: 

品目が属する「計画単位」の計画エンジンとして[ワークロード管理]を定義する場合 ([計画単位 (cprpd6100m000)] セッションを参照)、ワークロード管理が適用されます。品目の計画単位に計画エンジンとして[無期限計画]が定義されている場合、または計画品目が計画単位にリンクされていない場合、このチェックボックスは品目計画に影響を与えません。