オーダ計画の転送 (cppat1210m000)
転送済オーダの発生元: オーダを転送できるのは、「実際シナリオ」からのみです。次のタイプの計画供給を転送できます。
転送済オーダの転送先
- 計画製造オーダおよび製造計画は、製造の工程管理モジュールで製造オーダに変換されます
- 計画購買オーダおよび購買計画は、調達で購買オーダに変換されます。
- 単一会社物流のための計画物流オーダは、「倉庫管理」 の 「倉庫オーダ」 モジュールで倉庫オーダに変換されます。
- 複数会社の物流に関する計画物流オーダは、調達で購買オーダに変換されます。
- 原価ペグ転送 ([プロジェクト原価ペグ転送 (whinh1140m000)] セッションなど)
- 実際シナリオ
-
運用レベルのマスタ計画やオーダ計画を含むシナリオ。シミュレーション (条件分析) のためだけに使用されるシナリオの対になるものです。
この実際シナリオは、計画オーダを実行レベルに転送できる唯一のシナリオです。
実際シナリオの計画オーダのみが転送されます。
- 選択
-
- 内部
-
- ジョブショップ
-
このチェックボックスがオンの場合、選択された範囲の「計画製造オーダ」 (選択された品目のもの) がジョブショップ管理モジュールに転送されます。
注:このチェックボックスがオフの場合、 「オーダグループ」に属している計画製造オーダは転送されません。
- 外注
-
このチェックボックスがオンの場合、選択された範囲の外注製造オーダが転送されます。
- 計画オーダグループ
-
このチェックボックスがオンの場合、 企業計画は、[計画オーダグループ] フィールドに指定された製造オーダグループを転送します。これは、製造データの 1 つです。
このチェックボックスをオンにした場合、「オーダ選択」 グループの他のオプションは選択できなくなります。
注:[計画オーダのオーダグループの作成 (cppat3250m000)] セッションで製造オーダグループを作成できます。
- 原価ペグ転送
-
このチェックボックスがオンの場合、状況が [計画] の選択品目の原価ペグ転送が転送されます。
- 製造計画
-
このチェックボックスがオンの場合、指定された計画品目範囲の「製造計画」が計画製造オーダに変換され、それらの製造オーダが製造のジョブショップ管理モジュールに転送されます。
作成される計画製造オーダの「計画所要日」は、製造計画が定義されている「計画期間」の開始日と同じです。
作成される計画製造オーダのオーダ状況は[計画]となっていますが、製造計画から派生した計画製造オーダを実行レベルに転送する上で、[状況 「計画」 も転送]チェックボックスをオンにする必要はありません。
注:計画製造オーダの転送処理が失敗した場合、計画製造オーダは製造計画に変換されません。作成された計画製造オーダは、そのまま存在します。
- 組織内
-
- 物流
-
このチェックボックスがオンの場合、選択された計画品目の「計画物流オーダ」が調達の購買オーダに転送されるか、あるいは倉庫管理の倉庫オーダモジュールの倉庫オーダに転送されます。
一定範囲の計画オーダおよび一定範囲の供給会社を指定できます。
[購買/物流] タブを使用して、次のことを実行できます。
- 一定範囲の計画物流オーダの定義
- [サプライチェーン関係]の [開始] および [終了] フィールドで複数会社処理に関連する一定範囲のロジスティック会社を指定します。
- 購買オーダに転送される複数会社物流オーダの購買オーダタイプと製造オーダシリーズを指定します。
- 外部
-
- 購買
-
このチェックボックスがオンの場合、選択された計画品目の「計画購買オーダ」が購買管理モジュールに転送されます。
- 購買計画
-
このチェックボックスがオンの場合、指定された計画品目範囲の「購買計画」が計画購買オーダに変換され、それらの購買オーダが調達モジュールに転送されます。
作成される計画購買オーダのオーダ数量は、品目 - オーダ処理 (tcibd2100m000) セッションの最大オーダ数量フィールドおよび最小オーダ数量フィールドに定義された値に依存し、購買オーダの「計画所要日」は、購買計画が定義されている「計画期間」の開始日と同じです。
作成される計画購買オーダは、オーダ状況が[計画]となっていますが、購買計画から派生した計画購買オーダを実行レベルに転送する上で、[状況 「計画」 も転送]チェックボックスをオンにする必要はありません。
注:計画購買オーダの転送処理が失敗した場合、計画購買オーダは購買計画に変換されません。LN によって作成された計画製造オーダは、そのまま存在します。
- 選択範囲
-
- 開始計画品目
-
選択されたオーダタイプを転送する一定範囲の計画品目の最初のものを指定します。
- サイト
-
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: サイト
- 品目グループ
-
転送用の計画オーダまたは「製造計画」を選択するための基準として使用したい、一定範囲の品目グループの最初のものを指定します。
- 倉庫
-
転送用のオーダを選択するための基準として使用したい、一定範囲の倉庫の最初のものを指定します。
[品目 - 計画 (cprpd1100m000)] セッションの[オーダ倉庫]フィールドに指定された倉庫が考慮されます。
- 計画者
-
転送用のオーダを選択するための基準として使用したい、一定範囲の計画者の最初のものを指定します。
注:[購買オーダの計画者を除く]が[計画パラメータ (cprpd0100m000)] セッションでオンになっている場合、新しい購買オーダが生成されると計画者が消去されます。
- 製品ライン
-
転送用の「計画製造オーダ」を選択するための基準として使用される一定範囲の製品ラインの最初のものを指定します。
- 製品クラス
-
転送用の「計画製造オーダ」を選択するための基準として使用される一定範囲の製品クラスの最初のものを指定します。
- 選択コード
-
転送用のオーダを選択するための基準として使用される一定範囲の選択コードの最初のものを指定します。
- 計画開始日
-
転送用の計画オーダを選択するための基準として使用される一定範囲の固定オーダ開始日の最初のものを指定します。
- 計画終了日
-
転送用の計画オーダを選択するための基準として使用される一定範囲の固定オーダ終了日の最初のものを指定します。
- 内部
-
- ジョブショップ
-
- 工程計画者
-
転送用のオーダを選択するための基準として使用される一定範囲の工程計画者の最初のものを指定します。
- 計画製造オーダ
-
「実行レベル」に転送する一定範囲の「計画製造オーダ」の最初のものを指定します。
注:「オーダグループ」に属している計画製造オーダが実行レベルへ個別に転送されることはありません。オーダグループ全体のみを転送できます。
- 工順グループ
-
転送用の「計画製造オーダ」を選択するための基準として使用される一定範囲の工順グループの最初のものを指定します。
- 製造オーダシリーズ
-
製造オーダ番号が取得される取得元のシリーズ
指定可能な値
[製造オーダパラメータ (tisfc0100s000)] セッションの[製造オーダの番号グループ]フィールドで指定した番号グループからシリーズを選択します。
製造では、このシリーズの先頭空番号を使用します。
- 外注
-
- 計画外注オーダ
-
転送の基準として使用される一定範囲の外注製造オーダの最初のものを指定します。
- 外注先
-
外注製造オーダの転送先になる外注先の範囲を指定します。
- 外注オーダタイプ
-
外注のオーダのタイプを指定します。
- 外注オーダシリーズ
-
外注オーダが属するオーダシリーズを指定します。
- 計画オーダグループ
-
- 計画オーダグループ
-
企業計画において製造のジョブショップ管理モジュールに計画オーダを転送する必要がある、計画オーダグループを指定します。
注:「オーダグループ」に属している計画オーダを個々に転送することはできません。グループ全体のみを転送できます。
- 製造オーダグループの作成
-
このチェックボックスがオンの場合、JSC オーダグループが作成され、転送済オーダがそのグループに入れられます。
このチェックボックスがオフの場合、EP オーダグループが解体され、オーダグループの計画オーダが個別に転送されます。
- 製造オーダグループシリーズ
-
JSC オーダグループ番号の取得元となるシリーズ
指定可能な値
[製造オーダパラメータ (tisfc0100s000)] セッションの[オーダグループ番号の番号グループ]フィールドで指定した番号グループからシリーズを選択します。
製造では、このシリーズの先頭空番号を使用します。
- 製造オーダシリーズ
-
製造オーダ番号の取得元となるシリーズ
指定可能な値
[製造オーダパラメータ (tisfc0100s000)] セッションの[製造オーダの番号グループ]フィールドで指定した番号グループからシリーズを選択します。
製造では、このシリーズの先頭空番号を使用します。
- ワークロード管理
-
- ワークロード制約で転送
-
このフィールドは、オーダ転送を制限するワークロード制約を適用するかどうかを決定します。
[Yes]
選択されたワークセンタの「ワークロード」が一定限度を超えないように、製造オーダ数は制限されて転送されます。
[No]
転送済オーダのセットは、ワークロード制約または選択したワークセンタによって制限されることはありません。
[オーダ限定]
選択されたワークセンタのワークロードが一定限度を超えないように、製造オーダ数は制限されて転送されます。
さらに、選択範囲内のワークセンタの能力を利用する製造オーダのみが転送されます。あるワークセンタのワークロードが低すぎる場合に、この値を使用することができます。
- ワークセンタ
-
[ワークロード制約で転送] フィールドで [Yes] または [オーダ限定] を選択すると、[ワークセンタ] の [開始] および [終了] フィールドで、ワークセンタの範囲を指定できます。
指定されたワークセンタ を使用する計画製造オーダのみが転送されます。
さらに、指定範囲内の各ワークセンタについて、LN では、次のようなワークロード制約が考慮されます。
- [優先順位規則]フィールドで選択した計画オーダデータ
- [ワークロード標準割合]フィールドで指定した割合
- 優先順位規則
-
ワークロードが高すぎると、すべての製造オーダを転送することができません。
このフィールドは、ワークロードが高すぎる場合に、転送対象の製造オーダを選択するための基準を決定します。
- 期日
-
最も早い納入日付をもつ製造オーダを選択します。
- オーダ数量
-
最高のオーダ数量をもつ製造オーダを選択します。
- 所要生産能力の開始日
-
所要生産能力の開始日が最も早い製造オーダを選択します。
- 所要生産能力
-
所要生産能力が最も高い製造オーダを選択します。
- ワークロード標準割合
-
指定範囲のワークセンタの有効なワークロード標準を修正する割合を指定してください。
[ワークセンタ - 計画 (cprpd2100m000)] セッションで、ワークセンタの「ワークロード標準」および「ワークロード許容範囲」を定義することができます。
例
[ワークロード標準]: 50 時間、[ワークロード許容範囲]: 20%、ワークロード標準割合: 90%
50 時間のワークロードを 20% 超過すると 60 時間になります。
54 時間のワークロード (60 時間の 90%) までは製造オーダが転送されます。
注:「ワークロード許容範囲」は、計画オーダの転送には関係ありません。
- 物流
-
- 計画物流オーダ
-
実行レベルに転送する必要がある一定範囲の「計画物流オーダ」の最初のものを指定します。
- サプライチェーン関係
-
複数会社供給構造に関連する一定範囲のロジスティック会社の最初のものを指定します。
指定された会社を考慮して、「複数会社物流オーダ」が転送されます。
生成されるオーダのタイプは、[関係会社間取引パラメータ (tcitr0100m000)] セッションのデフォルトオーダタイプ複数会社供給フィールドの設定によって決まります。
- 転送複数会社物流オーダ
-
複数会社物流オーダのタイプを選択します。
指定可能な値
- [購買オーダ]
- [倉庫移動]
- 購買オーダタイプ
-
複数会社物流オーダの転送先となる購買オーダの購買オーダタイプ
このフィールドが空の場合は、エラーメッセージが出力されます。
- 購買オーダシリーズ
-
複数会社物流オーダの転送先となる購買オーダの購買オーダシリーズ
- 倉庫オーダタイプ
-
このフィールドを使用して、作成される倉庫オーダの倉庫オーダタイプ ([倉庫オーダタイプ (whinh0110m000)] セッションなど) を指定します。
注:このフィールドは、このセッションが選択された「計画物流オーダ」の適切なメニューメニューをとおして開始された場合のみ表示されます。これは、複数オーダが選択された場合、複数の倉庫が存在するため、ある倉庫オーダタイプが選択されたすべての計画オーダにとって適切な選択肢とは限らないためです。
複数の「計画物流オーダ」が選択された場合、以下のいずれかが適用されます。
- セッションはスタンドアロンで開始される
-
フィールドは空のままにしておく
デフォルトの[倉庫オーダタイプ]が使用される ([発生元別デフォルトオーダタイプ (whinh0120m000)] セッションで定義されたとおり)
複数の転送元/転送先倉庫が存在すると、複数の計画オーダについてデフォルトも複数になります。
- 発注先
-
転送用の「計画購買オーダ」を選択するための基準として使用される一定範囲の購買元取引先の最初のものを指定します。
- 購買
-
- 計画購買オーダ
-
実行レベルに転送される必要がある一定範囲の「計画購買オーダ」の最初のものを指定します。
- 購買オーダタイプ
-
複数会社物流オーダの購買オーダタイプ
複数会社物流オーダの転送先となる購買オーダの購買オーダタイプ
注:このフィールドが空の場合は、エラーメッセージが出力されます。
- 購買オーダシリーズ
-
購買オーダ番号の取得元となるシリーズ
調達では、このシリーズの先頭空番号を使用します。
- 購買担当の保持
-
このチェックボックスがオンの場合、購買担当コードが有効になり、オーダ管理への転送をとおして保持されます。
注:[購買担当割当を計画購買オーダで許可]パラメータがオンの場合のみ表示されます。
- 見積依頼を生成
-
このチェックボックスは、特定の計画購買オーダについて実際の購買オーダを生成できない場合にどのような処置をするかを決定します。
このチェックボックスがオンの場合、該当する計画購買オーダを見積依頼 (RFQ) に転送します。
このチェックボックスがオフの場合、該当する計画購買オーダは転送されません。つまり、計画購買オーダのまま据え置かれます。
- 見積依頼オーダシリーズ
-
見積依頼が属するシリーズを表示します。
- 許可の適用
-
このチェックボックスがオンの場合、許可が転送済の見積依頼および購買オーダに適用されます。
注:このフィールドは、[権限およびセキュリティパラメータ (tcsec0100m000)] セッションで次のチェックボックスがオンの場合にのみ表示されます。
- 権限会社の [権限およびセキュリティ有効化] チェックボックス
- 現在の会社の [有効な許可を現在の会社に強制適用] チェックボックス
- [見積依頼] または [購買オーダ] に対して定義された有効な許可を持つ [調達] チェックボックス
- 原価ペグ転送
-
- 計画グループ
-
転送の実行元の計画グループを表示します。
- 所要日
-
転送が必要な期限の日付。
- 転送元プロジェクト
-
原価ペグの転送元のプロジェクトを選択します。
- 転送元要素
-
原価ペグの転送元の要素を選択します。
- 転送元活動
-
原価ペグの転送元の活動を選択します。
-
- 予定された受取に基づく転送を含む
-
デフォルトの設定に基づき、EP は計画原価ペグ転送だけを倉庫に転送します。
- 原価ペグ転送シリーズ
-
[原価ペグ転送シリーズ]の番号。
- オプション
-
- オプション
-
- 対話式
-
このチェックボックスがオンの場合、オーダが直ちに転送されることはなく、まずは[転送のオーダ計画の選択 (cppat0210m000)] セッションが開始されます。
[転送のオーダ計画の選択 (cppat0210m000)] セッションで、最終的には「実行レベル」に転送される計画オーダを決定する選択を行うことができます。
このチェックボックスがオフの場合、選択されたオーダが「実行レベル」に直接転送されます。
- カスタマイズ予定の品目を含む
-
このチェックボックスがオンの場合、 [品目 (tcibd0501m000)] セッションでカスタマイズ可能品目チェックボックスが選択され、さらにプロジェクトセグメントが空である品目の計画オーダ、製造計画、および購買計画も転送できます。
このチェックボックスをオンにできるのは、[対話式]チェックボックスがオンになっている場合のみです。
- テキストも転送
-
このチェックボックスがオンの場合、転送済オーダの各計画オーダラインにリンクされているテキストも転送されます。
[計画オーダ (cprrp1100m000)] セッションで、計画オーダラインにテキストをリンクできます。
- 状況 「計画」 も転送
-
このチェックボックスがオンの場合、オーダ状況が[計画]である計画オーダも転送されます。
注:通常は、オーダ状況が[確認済]である計画オーダのみが転送されます。
[オーダ計画の確認 (cprrp1200m000)] セッションで、「計画オーダ」および確定計画オーダを確認できます。
- 状況 「確定計画」 も転送
-
このチェックボックスがオンの場合、オーダ状況が[確定計画]である計画オーダも転送されます。
注:通常は、オーダ状況が[確認済]である計画オーダのみが転送されます。
[オーダ計画の確認 (cprrp1200m000)] セッションで、「計画オーダ」および確定計画オーダを確認できます。
- レポート
-
- 処理レポート
-
このチェックボックスがオンの場合、プロセスレポートが生成されます。
プロセスレポートには、それぞれのオーダ番号と一緒に処理されるすべてのオーダと、該当するジョブショップ管理オーダ、購買オーダ、または倉庫オーダが含まれています。
- エラーレポート
-
このチェックボックスがオンの場合、エラーレポートが生成されます。
エラーレポートには、転送されなかったオーダすべてと、転送されなかった理由が示されます。
- 指定デバイスの使用
-
このチェックボックスがオンの場合、ポートを生成するために、指定デバイスを選択する必要があります。