チャネルを品目マスタ計画へ総計 (cpdsp5210m000)
セッションの目的: [総計関係 (cprpd3110m000)] セッションで定義された「総計関係」を使用せずに、「チャネルマスタ計画」の情報をそれぞれの対応する「品目マスタ計画」に総計します。
チャネルマスタ計画 (コピー元フィールド) から品目マスタ計画に次のフィールドを総計できます。
- [需要 予測]
- [追加 需要]
- [許容 需要]
LN は、指定された計画品目のすべてのチャネルに対して選択されたコピー元フィールドの合計値を計算します。計算した合計値は、品目マスタ計画の次のいずれかのフィールド (コピー先フィールド) にコピーされます。
- [需要 予測]
- [追加 需要]
- [製造計画]
- [購買計画]
LN は、チャネルデータを品目マスタ計画に総計後、総計したデータを自動的に更新します。
このセッションの使用方法
[計画品目 - チャネル (cpdsp5100m000)] セッションで品目とチャネルの関係を定義します。
品目マスタ計画の [需要 予測]フィールドへのデータの総計は、[品目 - 計画 (cprpd1100m000)] セッションの[需要予測の自動更新] フィールドの値が次のいずれかである場合にのみ可能です。
- [総計/分散]
- [常に更新]
同じ制約が製造計画と購買計画の総計に適用されます。
割合
総計した値を特定の割合で修正できます。たとえば、値を 50% 引き下げたり、20% 引き上げたりすることができます。
上書きまたは追加
通常、コピー元フィールドの総計値はコピー先フィールドの値を上書きします。上書きせずに、コピー元フィールドの数量をコピー先フィールドに追加することもできます。その場合は、[更新モード] フィールドを使用します。
基本例
次の表は、3 つのチャネルについての品目の需要予測を示しています。
計画期間 | 1 | 2 | 3 |
小売チャネル | 5000 | 7100 | 5000 |
通信販売チャネル | 200 | 300 | 250 |
その他 | 1000 | 900 | 900 |
合計 | 6200 | 8300 | 6150 |
チャネルマスタ計画の需要予測フィールドを品目マスタ計画の需要予測フィールドに総計できます。結果は次のとおりです。
計画期間 | 1 | 2 | 3 |
需要予測 | 6200 | 8300 | 6150 |
チャネルマスタ計画の需要予測フィールドを品目マスタ計画の追加需要フィールドにコピーすることもできます。
複数のコピー元フィールドの総計例
以下のフィールド値を使用して、チャネルマスタ計画の需要予測および追加需要を品目マスタ計画の需要予測にコピーします。
開始 | 終了 | 割合 | 更新モード |
---|---|---|---|
需要予測 | 需要予測 | 100 | 上書き |
追加需要 | 需要予測 | 100 | 追加 |
- シナリオ
-
LN がチャネルデータを対応する品目マスタ計画に総計しなければならないシナリオ
シナリオの計画状況がクローズの場合、このシナリオを修正することはできなくなります。
- 計画者
-
LN が総計対象の計画品目を選択するための基準として使用する、一定範囲の計画者の最初のものを指定します。
- 計画者
-
LN が総計対象の計画品目を選択するための基準として使用する、一定範囲の計画者の最後のものを指定します。
- 期間
-
LN が指定された計画品目のチャネルデータを対応する品目マスタ計画に総計する、一定範囲の計画期間の最初のものを選択します。
- 期間
-
期間フィールドに指定した計画期間の開始日
- 期間
-
LN が指定された計画品目のチャネルデータを対応する品目マスタ計画に総計する、一定範囲の計画期間の最後のものを選択します。
- 期間
-
期間フィールドに指定した計画期間の終了日
- チャネル
-
LN が需要データを対応する品目マスタ計画に総計する、一定範囲の販売チャネルの最初のものを指定します。
- チャネル
-
LN が需要データを対応する品目マスタ計画に総計する、一定範囲の販売チャネルの最後のものを指定します。
- 開始計画品目
-
LN がチャネルデータを対応する品目マスタ計画に総計する、一定範囲の計画品目の最初のものを指定します。
- 終了計画品目
-
LN がチャネルデータを対応する品目マスタ計画に総計する、一定範囲の計画品目の最後ものを指定します。
- 需要予測
-
このチェックボックスがオンの場合、 LN は、需要予測を、チャネルマスタ計画から対応する計画品目の品目マスタ計画の需要予測または追加需要に総計します。
- 需要予測
-
LN がチャネルマスタ計画の需要予測をコピーする、品目マスタ計画のコピー先フィールド
品目マスタ計画への需要予測の総計に使用できる値は、需要予測および追加需要だけです。
- 需要予測
-
コピー先フィールドに保存されるか、またはコピー先フィールドに追加される (更新モードにより異なります) 総計された需要予測の割合
例
- 更新モードが上書きの場合に 110 と入力すると、総計されたコピー元フィールドの 110% がコピー先フィールドに保存されます。
- 更新モードが追加の場合に 20 と入力すると、総計されたコピー元フィールドの 20% がコピー先フィールドに追加されます。
- 更新モードが上書きの場合に 0 と入力すると、コピー先フィールドはゼロに設定されます。
Note:ほとんどの場合、値は 100% が妥当です。
- 需要予測
-
更新モードが上書きの場合、コピー先フィールドの値はコピー元の値によって上書きされます。
更新モードが追加の場合、コピー元の値はコピー先フィールドの値に追加されます。
Note:このセッションは次の順序でコピー元フィールドを処理します。
- 需要予測
- 追加需要
- 許容需要
複数のコピー元フィールドを 1 つのコピー先フィールドに総計する場合、最初のコピー元フィールドの更新モードを上書きに設定し、その他のコピー元フィールドの更新モードを追加に設定する必要があります。
- 追加需要
-
このチェックボックスがオンの場合、 LN は、追加需要を、チャネルマスタ計画から対応する品目のマスタ計画の追加需要または需要予測に総計します。
- 追加需要
-
LN がチャネルマスタ計画の追加需要をコピーする、品目マスタ計画のコピー先フィールド
品目マスタ計画への追加需要の総計に使用できる値は、需要予測および追加需要だけです。
- 追加需要
-
コピー先フィールドに保存されるか、またはコピー先フィールドに追加される (更新モードにより異なります) 総計された追加需要の割合
例
- 更新モードが上書きの場合に 110 と入力すると、総計されたコピー元フィールドの 110% がコピー先フィールドに保存されます。
- 更新モードが追加の場合に 20 と入力すると、総計されたコピー元フィールドの 20% がコピー先フィールドに追加されます。
- 更新モードが上書きの場合に 0 と入力すると、コピー先フィールドはゼロに設定されます。
Note:ほとんどの場合、値は 100% が妥当です。
- 追加需要
-
更新モードが上書きの場合、コピー先フィールドの値はコピー元の値によって上書きされます。
更新モードが追加の場合、コピー元の値はコピー先フィールドの値に追加されます。
Note:このセッションは次の順序でコピー元フィールドを処理します。
- 需要予測
- 追加需要
- 許容需要
複数のコピー元フィールドを 1 つのコピー先フィールドに総計する場合、最初のコピー元フィールドの更新モードを上書きに設定し、その他のコピー元フィールドの更新モードを追加に設定する必要があります。
- 許容需要
-
このチェックボックスがオンの場合、 LN は、許容需要を、チャネルマスタ計画から対応する品目のマスタ計画の製造計画または購買計画に総計します。
- 許容需要
-
LN がチャネルマスタ計画の許容需要をコピーする、品目マスタ計画のコピー先フィールド
品目マスタ計画への許容需要の総計に使用できる値は、製造計画および購買計画だけです。
- 許容需要
-
コピー先フィールドに保存されるか、またはコピー先フィールドに追加される (更新モードにより異なります) 総計された許容需要の割合
例
- 更新モードが上書きの場合に 110 と入力すると、総計されたコピー元フィールドの 110% がコピー先フィールドに保存されます。
- 更新モードが追加の場合に 20 と入力すると、総計されたコピー元フィールドの 20% がコピー先フィールドに追加されます。
- 更新モードが上書きの場合に 0 と入力すると、コピー先フィールドはゼロに設定されます。
Note:ほとんどの場合、値は 100% が妥当です。
- 許容需要
-
更新モードが上書きの場合、コピー先フィールドの値はコピー元の値によって上書きされます。
更新モードが追加の場合、コピー元の値はコピー先フィールドの値に追加されます。
Note:このセッションは次の順序でコピー元フィールドを処理します。
- 需要予測
- 追加需要
- 許容需要
複数のコピー元フィールドを 1 つのコピー先フィールドに総計する場合、最初のコピー元フィールドの更新モードを上書きに設定し、その他のコピー元フィールドの更新モードを追加に設定する必要があります。