チャネルマスタ計画 (cpdsp5130m000)
セッションの目的: 「チャネルマスタ計画」をメンテナンスし、品目とそのチャネルの需要および有効在庫 (ATP) データを表示およびメンテナンスします。
[品目/チャネルマスタ計画を生成] チェックボックスをオンにすると、[シナリオの初期化、ロール、および更新 (cprpd4200m000)] セッションでチャネルマスタ計画を初期化できます。
チャネルマスタ計画では、特定のチャネルからの需要の販売および予測を管理することができます。このセッションを使用して、需要予測を設定することができ、しかも、特定のチャネルについて許されている需要を指定できます。
また、1 つの品目のすべてのチャネルマスタ計画が単一のビューに表示され、品目マスタ計画からの需要および有効在庫 (ATP) データを含むレコードが表示されます。このレコードの場合、[チャネル] フィールドは空です。
- シナリオ
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LN がチャネルマスタ計画を表示する「シナリオ」
シナリオの計画状況が[クローズ]の場合、このセッションに関連しているデータを修正することはできません。
- 計画品目
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LN がチャネルマスタ計画を表示する計画品目
- チャネル
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商品を顧客グループに割り当てるために使用する、販売または物流チャネル
チャネルを販売先取引先と品目にリンクできます。チャネルは有効在庫 (ATP) との関連で使用します。
特定量の有効在庫をチャネルに割り当てることができます。この量によって、チャネルに対応する有効在庫の最大値が限定されます。
- 期間
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マスタ計画のすべての計画データが累計される一連のタイムバケットの 1 つ
計画期間は、シナリオ内で定義されています。
計画期間は、期間番号で識別され、日、週、または月単位で定義されます。
- 需要予測
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計画期間において需要が予測される品目数量。需要予測は、季節パターンや履歴需要データをもとに生成できます。
需要予測は、計画品目またはチャネルの需要計画の一部です。
- 追加需要
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通常の需要予測のトップで計画期間に販売されることが予測される品目の追加数量
追加需要は、計画品目またはチャネルの需要計画の一部です。
例
追加需要は、並はずれた大規模な顧客オーダまたは販売促進による追加マーケット需要のために定義できます。
- 未消費予測数量
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実際需要によってまだ使用されていない予測需要の部分
一般に、需要予測、追加需要、および特殊需要は、徐々に実際のオーダで埋められていきます。この処理は、実際の需要による予測需要の消費として参照されます。
- 顧客オーダ
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該当する顧客にまだ納入されていない販売オーダ
顧客オーダは実際の需要の一部であり、需要予測を消費するために使用されます。
- 顧客納入
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販売オーダ数量および該当する顧客にすでに納入されている販売スケジュール数量
顧客納入は実際の需要の一部です。顧客納入は、需要予測の消費と新しい需要予測の生成に使用されます。
注:このフィールドには、他の会社からの物流納入も含まれています。
- 許容需要
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あるチャネルで顧客に販売したい最大数量です。特定のチャネル有効在庫期間でこの上限に達すると、このチャネルではこれ以上、顧客オーダを受け付けません。
- 累計有効在庫 (ATP)
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将来の顧客オーダに応じるためにこの「計画期間」でまだ使用できる計画品目の合計値
- 日付
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計画期間の記述
この記述には、次のものがあります。
- 計画期間の開始日または終了日 ([計画パラメータ (cprpd0100m000)] セッションの[期間日付別表示]フィールドによって異なります)
- 月 (計画期間が月単位で定義されている場合)
- 週 (計画期間が週単位で定義されている場合)
- 顧客受取
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この計画品目について顧客から受け取ったバックオーダ
- タイムフェンス
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[品目 - 計画 (cprpd1100m000)] セッションで定義した、計画品目の「タイムフェンス」
- 予測タイムフェンス
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[品目 - 計画 (cprpd1100m000)] セッションで定義した、計画品目の「予測タイムフェンス」
- オーダ範囲
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[品目 - 計画 (cprpd1100m000)] セッションで定義した、計画品目の「オーダ範囲」
- 計画範囲
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[品目 - 計画 (cprpd1100m000)] セッションで定義した、計画品目の「計画範囲」
- 参照日
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指定された「シナリオ」の参照日
- 有効在庫 (ATP) 期間の長さ
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[計画品目 - チャネル (cpdsp5100m000)] セッションで指定の計画品目/チャネルについて定義した有効在庫期間の長さ