クリティカル部品表の定義

クリティカル部品表を使用して、製造工程でのボトルネック品目について計画することができます。ボトルネック品目の一般的な例として、リードタイムの長い構成要素、内部および外部製造システム用の能力負荷が高い半組立品があります。

企業計画の重要な特徴は、[計画クリティカル部品表 (cprpd3120m000)] セッションの [倉庫] フィールドです。このフィールドに入力して、企業計画がマスタ計画シミュレーション中の依存需要を、オーダ計画の実行中のものとは別の倉庫に展開しないようにする必要があります。[ジョブショップ資材リスト (tibom3610m000)] セッションの部品表ラインに倉庫が指定されている場合、LN はこの倉庫を使用して [倉庫] フィールドに入力します。

部品表ラインに倉庫が指定されていない場合、LN は、品目について品目 - オーダ処理 (tcibd2100m000) セッションに指定された倉庫を使用します。[倉庫] フィールドには、マニュアルで入力することもできます。

このセッションでクリティカル部品表をマニュアルで定義することもできますが、[特定] メニューで [クリティカル部品表を生成] オプションをクリックして、LN によってクリティカル部品表を自動的に生成させることもできます。後者の場合、LN は、製造部品表を、クリティカル品目が見つかる最低クリティカル部品表レベルに展開します。詳細は、クリティカル品目を参照してください。

注: 
  • 倉庫は、製造が発生したサイトにリンクされている「計画クラスタ」に含まれてなければなりません。

LN は、クリティカル部品表を作成する場合、品目の発効日と失効日、つまり、品目の有効性を考慮します。

一般品目についてもクリティカル部品表を生成できます。