マスタ計画を計画オーダへ変換

マニュアルで入力した計画数量を「オーダ範囲」内で保持したい場合、あるいは「ワークロード管理」を使用する場合などオーダ範囲がゼロに設定される場合に、これが特に有用です。[オーダ状況を確定計画にする] チェックボックスをオンにすると、生成されるオーダはただちに [確定計画] に設定され、LN は通常のオーダ計画実行中にこれらのオーダを削除できなくなります。

計画を計画オーダに変換するには

  1. シナリオおよび計画レベルを指定します。
  2. 計画品目の範囲を選択します。
  3. 計画者の範囲を選択します。LN は、選択された品目範囲のうち、これらの計画者に割り当てられた品目のみを考慮します。計画者の選択で品目選択を制約しない場合は、計画者範囲を最大に設定します。
  4. LN が製造計画および購買計画を計画オーダに変換する計画期間の範囲を選択します。
  5. 適切なチェックボックスをオンにします。
  6. [続行] をクリックします。

[マスタ計画を計画オーダへ変換 (cprmp2240m000)] セッションは複数会社対応です。すなわち、[複数会社で移動] チェックボックスを使用し、[開始] フィールドと [終了] フィールドで LN が計画において複数会社関係をサポートするために考慮する計画会社範囲を定義できます。

注: 
  • 生成される各計画オーダの所要日として、LN は元の計画期間の終了日を使用します。
  • 複数の発注先を定義すると、LN は、購買計画数量を通常の方法で複数発注先に分割します。
  • ロットサイズ規則を考慮します。この結果、計画数量と生成されるオーダ数量が常にまったく同じとは限りません。ある計画期間の合計オーダ数量が元の計画数量を超えると、LN は、それに応じて次の計画期間のオーダ数量を減らします。

LN が製造計画数量および購買計画数量を「実行レベル」に転送できるまで、それらを計画オーダに変換する必要はありません。オーダの転送計画 (cppat1210m000) セッションで、製造計画および購買計画を直接転送することもできます。

注: 

LN は購買計画を計画オーダに移動するだけで、購買スケジュール数量には移動しません。購買スケジュールと企業計画も参照してください。