廃止品目の原価の計算

品目のオーダ間隔が長い場合、在庫が多く残っていると品目が廃止になる場合があります。

このリスクは、ライフサイクルが短い製品の場合重要です。ライフサイクルが短い製品には、たとえば、流行や急速な技術開発に影響される製品があります。

[資源原価値 (cprao3120m000)] セッションの [日別リスク率] フィールドは、品目が廃止になる 1 日当たりの可能性を表します。

廃止になる原価は次のように計算します。

原価 = (RP ÷ 100) × OI × C 

各項目の意味は次のとおりです。RP = リスク率 OI = オーダ間隔 [日数] C = 原価

ある品目の販売が低下しています。最後の販売オーダがいつ終了するかは不明ですが、これから 200 日の間に製品の販売が中止されると見積ります。リスク率の合理的な見積は 0.5% です。

データ:C = 20 $ (標準原価)、OI = 120 日 (オーダ間隔)、RP = 1 日につき 0.5% (リスク率)

原価 = (RP ÷ 100) × OI × C 

計算結果: 廃止になる原価は $12 です。