物流リードタイムの計算

企業計画では、[供給関係 (cprpd7130m000)] セッションで「供給会社」受取会社の間の関係について定義した詳細に基づいて、物流オーダが生成されます。特定の関係について運送業者を定義したかどうかによって、企業計画は、輸送時間または一定の供給リードタイムに基づいて物流リードタイム計画が実行されます。

通常の手順

運送業者を指定したかどうかに関係なく、企業計画では常に以下のリードタイム構成要素を最初に使用してオーダの終了日が計算されます。

  • 出庫リードタイム ([倉庫別品目データ (whwmd2510m000)])
  • 安全時間 ([品目 - オーダ処理 (tcibd2100m000)])
  • 追加リードタイム」 ([品目 - 計画 (cprpd1100m000)])

物流リードタイム: 距離テーブルの利用

TrT 輸送時間 (距離テーブルを基準)
ILT 入庫リードタイム ([倉庫別品目データ (whwmd2110s000)] セッションから)
O/S/E 出庫リードタイム/安全時間/追加リードタイム
A 開始日
B 終了日
C 所要日

距離テーブルが見つからない場合、結果として供給リードタイムはゼロになります。

注: 

この方法は、ご利用のコンピュータシステムにかなりのパフォーマンス負荷をかけることになります。

供給リードタイムに基づくリードタイム計画

[供給関係 (cprpd7130m000)] セッションで運送業者を指定しなかった場合、LN では同じセッションで定義した供給リードタイムを使用してオーダの開始日が計算されます。

LN では、[供給関係 (cprpd7130m000)] セッションで指定された供給資源にリンクされたカレンダーを使用して供給リードタイムが計画されます。供給資源を指定しなかった場合、共通情報は品目の企業単位のカレンダーを使用します。

固定供給リードタイムを使用した物流テーブル

SLT 供給リードタイム ([供給関係 (cprpd7130m000)] セッションから)
ILT 入庫リードタイム ([倉庫別品目データ (whwmd2110s000)] セッションから)
O/S/E 出庫リードタイム/安全時間/追加リードタイム
A 開始日
B 終了日
C 所要日