住所、GEO コード、および税管轄区域
税務当局には、特定地域の売上税に関する管轄権があります。住所の地理的エリアにより税管轄区域が定められ、結果として以下が決定されます。
- 支払う税金の総額
 - 税金を支払わなければならない税務当局
 
税管轄区域
税金プロバイダは、米国およびカナダでのさまざまな税管轄区域を識別します。
米国の売上税税務当局
- [州]: 州の売上税管轄区域を持つ税務当局
 - [郡]: 郡 (米国) の売上税管轄区域を持つ税務当局
 - [地域]: 地域 (たとえば、都市) の売上税管轄区域を持つ 1 次税務当局
 - 2 次郡: 郡 (米国) の売上税管轄区域を持つ 2 次税務当局
 - 2 次地域: 地域の売上税管轄区域を持つ 2 次税務当局
 
カナダの売上税税務当局
- [GST] (商品およびサービス税)
 - [PST] (州売上税) または QST (ケベック売上税)
 
税管轄区域および GEO コード
税金プロバイダは、GEO コードによって税管轄区域を識別します。GEO コードは、次の住所データにもとづいて住所に割り当てられます。
- [都市]
 - [州/地方]
 - [郵便番号 ]
 
税金プロバイダでは、住所の [都市範囲内] も指示する必要があります。税金プロバイダでは、このデータを [住所 (tccom4130s000)] セッションの対応するフィールドに格納する必要があります。
Vertex の GEO コードフォーマット
税金プロバイダは、数字 10 桁の GEO コードを使用します。GEO コードは、次の部分から構成されます。
- [州/地方] コード (2 桁の数字)
 - [郡] コード (3 桁の数字)
 - [都市] (4 桁の数字)
 - [都市範囲内] 指標 (1 桁の数字)