コンセプトの有効化の一般的な手順

コンセプトの有効化では、次の主要なステップを実行します。

  • コンセプトの状況を [準備中] に設定し、有効化活動を有効にします。
  • 有効化活動を実行します。
  • コンセプトの状況を[有効]に設定します。

コンセプトの有効化

  1. [コンセプトの有効化 (tcemm4600m100)] セッションで、有効化する総合コンセプトを選択します。

  2. [コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] ワークベンチセッションで、適切なコンセプトタブをクリックします。

  3. [準備中] をクリックします。続行するか、取り消すかを確認するメッセージが表示されます。

  4. [OK] をクリックして有効化活動を有効にします。

  5. 有効化活動を実行します。
  6. [有効化] をクリックして、コンセプトを有効化します。

  7. 次のコンセプトを有効化する手順を繰り返します。

注: 

[コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] セッションで利用可能なオプションは、ユーザの権限と、他のコンセプトまたは有効化活動の状況によって異なります。

有効化活動の実行

  1. [コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] ワークベンチセッションの適切なコンセプトタブで、有効化活動をクリックします。たとえば、[マルチサイト] 総合コンセプトを有効化している場合は、[品目タイプ製品] コンセプトタブで [製品に使用する品目デフォルト出力] をクリックします。

    注: 

    有効化活動を実行するオーダは、[コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] ワークベンチセッションの活動オプションの利用性によって示されます。

    [コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] ワークベンチセッションで有効化活動オプションをクリックすると、[有効化活動 (tcemm4610m000)] セッションが開始され、活動を完了するために必要なオプションおよびセッションが利用可能になります。

  2. 有効化活動 (tcemm4610m000) セッションのラインセクションで、有効化活動の実行対象となる会社を選択します。

  3. セッションのラインセクションの適切なメニューで、[活動の開始] を選択します。

    あるいは、セッションのヘッダセクションの適切なメニューで、[全会社の活動の開始] を選択します。

  4. セッションのラインセクションの適切なメニューで、マスタデータまたはパラメータセッションを開始します。これらのセッションで、現在の有効化活動の設定を完了し、必要に応じてデータと設定を指定します。

  5. セッションのラインセクションの適切なメニューで、[活動の終了] を選択します。

    あるいは、セッションのヘッダセクションの適切なメニューで、[全会社の活動の終了] を選択します。

  6. 複数の会社が存在する場合は、残りの会社についてステップ 2 ~ 5 を実行します。

  7. [有効化活動 (tcemm4610m000)] セッションを終了します。

  8. [コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] ワークベンチセッションで、次の有効化活動をクリックし、すべての有効化活動が完了するまで手順を繰り返します。

有効化活動のチェックおよび修正

有効化活動が終了したら、[有効化活動 (tcemm4610m000)] セッションを開始し、必要に応じて活動をチェックおよび修正できます。活動を修正するには、該当する会社を選択し、ラインセクションの適切なメニューで、[活動の再開] を選択します。すべての会社で同時に実行されるステップについては、セッションのヘッダセクションの適切なメニューで、[全会社の活動の再開] を選択します。

コンセプトが有効化されるまで、必要に応じて何度でも有効化活動を再開することができます。