時間および経費の関係会社間取引処理

従業員が別の部署の代わりに時間や経費を記帳する場合、従業員が属する部署とオーダまたはプロジェクトの部署に、関係会社間取引シナリオ 労務および経費を持つ関係会社間取引関係が存在するかどうかがチェックされます。

時間は以下のセッションで記帳します。

• 一般時間数 (bptmm1111m200)
• プロジェクト時間数 (bptmm1111m000)
• 製造オーダ時間数 (bptmm1120m000)
• サービスオーダ時間数 (bptmm1130m000)
• 作業オーダ時間数 (bptmm1140m000)
• 組立時間数 (bptmm1160m000)
• プロジェクト (PCS) 時間 (bptmm1170m000)

経費は以下のセッションで記帳されます。

• 一般経費 (bptmm1111m300)
• プロジェクト経費 (bptmm1111m100)

そのような関係が存在する場合、保存された時間ラインまたは経費ラインごとに関係会社間取引オーダが作成されます。

必要に応じて、関係会社間取引価格など、関係会社間取引オーダのデータを調整できます。

関係会社間取引オーダは、購買部署 (オーダまたはプロジェクトの所有者)、および従業員が属する部署 (販売部署) の承認を受ける必要があります。承認は自動またはマニュアルで実行できます。

承認は、ワークフローアプリケーションによってもサポートされます。

時間および経費を承認します。

承認済の時間および経費を処理します。関係会社間取引が適用できる場合、処理は関係会社間取引オーダも承認された後にのみ可能です。処理後、会計取引および関係会社間取引の取引ラインが作成されます。

時間および経費の処理後、関係会社間取引の取引ラインが作成されます。

1 つ以上の取引ラインが作成された場合、関係会社間取引オーダの状況は [処理中] に設定されます。関係会社間取引オーダの変更は、認められなくなります。

取引ラインが作成されると、内部原価および収益取引、ならびに内部請求が指定されている場合の内部請求書は、取引ラインに対して転記されます。取引ライン状況では、このプロセスが進行中になります。関係会社間取引の取引ライン - 手順を参照してください。