従業員管理パラメータ (bpmdm0100m000)
セッションの目的: 従業員管理パッケージのパラメータを設定します。
[労務費/経費の処理] タブで、各処理タイプについて次のオプションを使用できます。
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[直接]
該当のセッションを終了すると、時間または経費が直ちに処理されます。 -
[バッチ]
時間や経費は、[時間および経費の処理 (bptmm1203m000)] セッションの実行後に処理されます。 -
[要承認]
時間および経費は、マニュアルで承認されるか、[時間および経費の一括承認および承認取消 (bptmm1202m000)] セッションで承認された場合のみ処理されます。このオプションは、[バッチ] がオンの場合にのみ利用可能です。
一般ヘルプ
セッションの目的:
- パラメータ設定の履歴を表示します。
- 現在のパラメータ設定を変更します。
履歴設定を表示するには、履歴パラメータセットの 1 つをダブルクリックします。
現在のパラメータ設定を表示または変更するには、リストの最上部にある、発効日なしのパラメータセットをダブルクリックします。
必要な変更を行ってから新規のパラメータセットを保存すると、次のアクションが実行されます。
- 履歴リストに新しいセットを追加する
- リストの先頭にある現在のセットを更新する
- デフォルトでは、前回パラメータセットが保存された日付と時間が [記述] フィールドに入力されます。混乱を避けるため、パラメータを変更した場合は、[記述] のテキストも変更または削除します。
- このセッションでメンテナンスできるのは、従業員管理に関連するパラメータのみです。すべてのパッケージのパラメータのデフォルト値を設定するには、[パラメータの初期化 (tcmcs0295m000)] セッションを使用します。
- 最初に [導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションで [従業員管理 (BP)] チェックボックスをオンにすると、従業員管理の各セッションを使用できます。
製造でバックフラッシュを使用すると、時間の承認と処理は自動で行われ、これらの設定には影響されません。
- 一般
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- 導入日
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パラメータが有効になる日付と時刻。パラメータは新しいパラメータ設定の発効日まで有効です。
- 期間テーブルコード
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LN で、時間が登録または予算化される年度および期間を特定するために使用される期間テーブルコード
注:- 最初に[期間テーブル (tcccp0160m000)] セッションで期間テーブルを定義する必要があります。
- [期間テーブル (tcccp0160m000)] セッションで、[年度内の日付チェック]チェックボックスおよび[年度間の空白期間使用可能]チェックボックスをオフにする必要があります。
- [期間テーブル (tcccp0160m000)] セッションの[修正可能]フィールドは [No] にする必要があります。
- デフォルト労務タイプ
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割当の記録、時間の登録および予算編成に使用されるデフォルトの労務タイプ
- 利用性タイプ
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資源が利用可能であるアクティビティのタイプを表すコード。利用性タイプにより、単一のカレンダーに複数の作業時間セットを定義できます。
たとえば、製造には月曜日から金曜日まで利用可能で、サービスアクティビティには土曜日が利用可能であるワークセンタの場合、製造に 1 つとサービスアクティビティに 1 つの合計 2 つの利用性タイプを定義し、そのワークセンタのカレンダーにこの 2 つの利用性タイプをリンクさせることができます。
LN では、次の目的で利用性タイプが使用されます。
- [ ]オプションを使用して時間を予算化する
- 割当で使用される稼働日を決定する
- 能力フロー
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- 主部署
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LN により、主部署間の能力フローのみが記録されます。
- 副部署
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LN により、主部署間および副部署間の能力フローが記録されます。
- 時間単位 (時間)
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LN で労務単価計算のベースとして使用されるデフォルトの時間単位。指定する単位は、たとえば、[hr] または [hrs] などの時間を表すものにします。
注:この単位の物理量は、[時間]である必要があります。
- 間接費の原価構成要素 (サービス)
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サービスに記帳された間接費の分類に使用される原価構成要素。これらの間接費は、労務単価コード - 単価 (tcppl0191m000) セッションまたは特定労務単価 (tcppl0192m000) セッションの間接費単価 (サービス) フィールドの値に基づきます。
- チーム予算で従業員予算を更新
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このチェックボックスがオンの場合、 [従業員別予算 (bptmm3100m000)] セッションが自動的に更新されます ([チーム別予算 (bptmm3120m000)] セッションでデータが追加または修正された場合)。入力されたチーム時間別予算が、すべてのチームメンバーに対する予算となります。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 従業員管理で使用しないコンセプト
- 実際時間で従業員予算を更新
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このチェックボックスがオンの場合、 [従業員別予算 (bptmm3100m000)] セッションは、現行期間テーブルコードについて時間が登録されていれば自動的に更新されます。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 従業員管理で使用しないコンセプト
- 時間の直接記録
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このチェックボックスがオンの場合、タスクの製造時間を直接入力すると、そのタスクの開始日がその時点のタイムスタンプに設定されます。別のタスクでの作業を開始して、その新しいタスクの時間を入力すると、以前のタスクのラインは自動的に終了します。その後 LN ではその時点のタイムスタンプが終了時間として設定され、労働時間と消費時間が入力されます。
- 登録権限の使用
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このチェックボックスがオンの場合、 [登録権限 (bpmdm0110m000)] セッションで定義された適切な権限を持つユーザのみが、他の従業員の時間や経費を登録できます。
注:権限は従業員部署に対して定義します。
- アクセスの制限
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このチェックボックスがオンの場合、登録権限のないユーザは、自分のタイムシートを開いて参照できます。同様に、マネージャはアクセス権を持つ部署の従業員に入力された時間を参照できます。
注:- ログインコードにリンクされた部署では、ユーザが何ら限定なく自らのタイムシートをメンテナンスできます。
- この設定は、[登録権限の使用]がオンの場合にのみ利用可能です。
- 承認権限の使用
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このチェックボックスがオンの場合、 [承認権限 (bpmdm0111m000)] セッションで定義された適切な権限を持つユーザのみが、プロジェクトの時間数や経費を承認できます。
注:この設定は、プロジェクトを使用している場合にのみ行うことができます。
- 従業員部署の間接費を含む
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このチェックボックスがオンの場合、計算された間接費は、従業員の部署にリンクした財務会社に転記されます。
このチェックボックスがオフの場合、計算された間接費は、時間が記帳された部署にリンクした財務会社に転記されます。
- ゼロに切り捨てるバックフラッシュ時間の無視
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このチェックボックスがオンの場合、ゼロに丸められているバックフラッシュ時間はバックフラッシュエラーになりません。
- 将来の期間の時間入力可能
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この設定によって、従業員が各自の時間を事前に入力できるかどうかが決まります。
指定可能な値
- [アクションなし]
- [警告]
- [ブロック]
- 労務費/経費の処理
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- 労務費/経費の処理
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労務費または経費が処理される方法を示します。
次のいずれかを選択します。
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[直接]
該当のセッションを終了すると、時間または経費が直ちに処理されます。このオプションを選択した場合は、適切なメニューメニューの[ ]を選択して、セッションを終了することなく時間または経費を処理できます。 -
[バッチ]
時間や経費は、[時間および経費の処理 (bptmm1203m000)] セッションの実行後に処理されます。このオプションを選択した場合は、[要承認]チェックボックスをオンにすることもできます。
注:製造でバックフラッシュを使用すると、時間の承認と処理は自動で行われ、これらの設定には影響されません。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: バッチ処理
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- 提出必須
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このチェックボックスがオンの場合、時間および経費を提出する必要があります。時間および経費は、評価に基づいて、承認および処理されるか、または拒否されます。
- 要承認
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このチェックボックスがオンの場合、時間および経費は、マニュアルで承認されるか、[時間および経費の一括承認および承認取消 (bptmm1202m000)] セッションで承認された場合のみ処理されます。