時間会計の使用

従業員管理では、次のことが助長またはサポートされます。

  • 時間データへの迅速なアクセスおよび簡単な登録 (マニュアル)
  • バックフラッシュによる時間の自動登録
  • 割当からのタスクの取得
  • 時間の記録。[従業員管理パラメータ (bpmdm0100m000)] セッションの [時間の直接記録] チェックボックスをオンにして設定できます。
  • 従業員またはチームリーダによる時間の一括更新

時間が適切なタスクに対して登録され、費用が適切なパッケージに対して計算されるようにするため、適切な処理タイプを使用する必要があります。

処理タイプ パッケージ
  • [製造オーダ]
  • [プロジェクト (PCS)]
  • [組立オーダ]
製造
  • [プロジェクト]
プロジェクト
  • [サービスオーダ]
  • [作業オーダ]
サービス

いずれの処理タイプについても、自分または自分のチームメンバーが時間を登録するタスクを定義できます。[割当 (bpmdm0130m000)] セッションからタスクを使用することもできます。これにより、周期的な割当を事前定義することが可能です。

割当を取得するには、適切なメニューから [割当の使用] を選択します。[ゼロ時間を含む] の設定によって、事前設定された時間がタスクに表示される場合と表示されない場合があります。時間が処理されるまでは、これらの時間を編集できます。割当により、効率的かつ効果的な時間登録が可能になります。

注: 
  • 一般タスクに対して割当を使用することもできます。
  • チームに対する配分を定義することはできませんが、チームに対するタスクの実際時間をチームメンバー間に配分することは可能です。チームビューに切り替えるには、[表示] メニューで [ソート基準] にポインタを合わせて [チーム、年度、期間] をクリックします。
  • 作業時間スケジュールは、一般タスクと [プロジェクト] 時間を除くすべての処理タイプで使用できます。

時間を登録するには

  1. 従業員管理で、時間および経費フォルダをダブルクリックします。
  2. 時間および経費セッションのアイコンをダブルクリックします。[ユーザプロファイル (bpmdm0102m000)] セッションで起動時のセッションとして設定されたセッションが表示されます。(ユーザプロファイルによって、時間を登録するデフォルトのエンティティが決定されます。エンティティの例としては、プロジェクト、製造オーダ、作業オーダなどがあります。)
  3. 機械時間だけを登録する場合は、従業員コードを空のままにしておきます。作業中の年度と期間を入力し、タスクを定義します。必要に応じて、[割当の使用 (bptmm1204m000)] セッションを実行できます。
  4. 適切な時間会計セッションで、[新規作成] ボタンをクリックして、時間を直接入力します。
  5. 処理タイプの詳細を入力し、次のフィールドを指定します。
    • [作業時間スケジュール]

      作業時間スケジュールの事前定義された時間を使用する場合は、作業時間スケジュールコードを入力します。[作業時間スケジュール] フィールドを空のままにすると、単一の時間登録日のみ入力できます。
    • [登録/開始日]/ [終了日]

      期間内の日付を入力します。
    • [時間単位]

      デフォルトで、このフィールドには従業員管理のパラメータ値が入力されます。
    • [労働時間]

      従業員に対して登録を行う場合は、労働時間を入力します。
    • [機械時間]

      機械に対して時間を登録する場合は、機械時間を入力します。
  6. 入力した時間を保存します。実際時間が表示されます。

    パラメータ設定にしたがって、次のように処理されます。

    • [直接]

      セッションを終了した直後または適切なメニューから [処理実行] を選択した場合に、時間が処理されます。
    • [バッチ]

      [時間および経費の処理 (bptmm1203m000)] セッションの実行後にのみ、[要承認] の設定に応じたユーザによって時間が処理されます。