倉庫の使用
倉庫は、品目が保管される場所です。
オプションで、倉庫をいくつかの保管場所またはゾーンに分割できます。
購買商品および製造商品だけでなく、他の発生元の商品も倉庫に保管できます。保管後に、これらの商品は製造、販売、サービス、または別の倉庫への移送のために倉庫から取り出されます。
倉庫を定義するには
倉庫は、最初に [倉庫 (whwmd2500m000)] セッションで定義します。このセッションは次の方法で開始できます。
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[企業単位 (tcemm0630m000)] セッションまたは [サイト (tcemm0650m000)] セッションの [倉庫] タブで [新規] をクリックする
[企業単位 (tcemm0630m000)] セッションで企業単位に倉庫を作成する場合、倉庫が企業単位に自動的にリンクされます。
[サイト (tcemm0650m000)] セッションでサイト単位に倉庫を作成する場合、倉庫がサイトに自動的にリンクされます。
- スタンドアロンで実行する。
[倉庫 (whwmd2500m000)] セッションで、各倉庫の住所および倉庫のタイプに関連するデータを定義できます。
このセッションでは、次の情報も定義できます。
- 倉庫で保管場所を管理するかどうか
- デフォルトの保管場所データ
リードタイム
- 入庫リードタイム
- 出庫リードタイム
- クロスドックリードタイム
- 扱い単位の使用
次の項目の設定
- クロスドッキング
- 直接資材供給
倉庫は、倉庫管理のすべてのモジュールで使用されます。
各倉庫の品目マスタデータを登録するには
各倉庫の品目データに関する情報を得るために、[倉庫別品目データ (whwmd2510m000)] または [倉庫 - 品目在庫の出力 (whwmd2410m000)] セッションで倉庫別の品目データを表示またはレポートできます。
これらのセッションでは、次のような情報を表示または変更できます。
- 在庫バッファ
- 発注点
- 予測方法
- 価格設定情報
品目データ (倉庫別) は、次の処理で使用されます。
- 需要予測の計算
- 購買オーダおよび製造オーダの勧告
- 購買オーダおよび製造オーダのメンテナンス
- 在庫処理のメンテナンス