内部梱包品目処理と外部梱包品目処理の調整

[出荷資材取引 (whwmd4170m000)] セッションの外部取引先フィールドに出荷資材取引の取引先を指定すると、この出荷資材取引の梱包品目処理と、この出荷資材取引に関連する外部取引先の梱包品目処理を比較し調整することができます。

外部取引先の梱包品目処理レコードは、外部アプリケーション Automotive Exchange Export Manager (EXM) を通して LN にアップロードされます。これらのレコードは、[外部梱包品目処理 (whinr1116m000)] セッションに表示されます。

自社の梱包品目処理レコードは、[梱包品目処理 (whinr1115m000)] セッションに表示されます。

状況が [確認済] の自社の処理を状況が [新規] の外部取引先の処理と調整できます。

  1. 調整データを生成する

    自社の梱包品目処理レコードと外部の取引先レコードを調整するには、まず [梱包品目の調整データの生成 (whinr1217m000)] セッションで調整データを生成する必要があります。

    このセッションでは、[梱包品目処理 (whinr1115m000)] セッションと [外部梱包品目処理 (whinr1116m000)] セッションから調整データが生成されます。

    梱包品目の調整データの生成 (whinr1217m000) セッションを開始するには、[梱包品目処理 (whinr1115m000)] セッション、または[出荷資材取引 (whwmd4670m000)] セッションの [処理] タブにある [外部処理との調整] オプションを選択します。

    [梱包品目の調整データの生成 (whinr1217m000)] セッションで、調整データを生成する出荷資材取引梱包品目、および調整期間の範囲を選択し、[続行] をクリックします。

    [梱包品目処理 (whinr1115m000)] セッションで 1 つ以上のラインを選択した場合、これらのラインが属する調整期間が、[梱包品目の調整データの生成 (whinr1217m000)] のデフォルト調整期間として取得されます。

  2. 梱包品目処理を比較および調整する

    生成された調整データは、梱包品目処理の調整データ (whinr1117m000) セッションに表示されます。

    このセッションでは、出荷資材取引梱包品目、および調整期間別にデータがグループ化されます。

    1. 該当する訂正ラインに移動します。
    2. 訂正ラインをクリックします。
    3. 適切なメニューで、次のオプションから選択します。

      • 取引先数量の受入。選択した調整グループの自社の梱包品目処理レコードを、外部取引先の処理レコードの数量で更新します。
      • 取引先数量の無視オプション。自社の数量を保持します。
      • 調整数量フィールドの残高をマニュアルで修正します。

      その結果、調整グループに関連する訂正ラインと処理ラインの状況は、現在のセッションで [調整予定] に設定され、発生元の処理ラインについては、[梱包品目処理 (whinr1115m000)] セッションと [外部梱包品目処理 (whinr1116m000)] セッションで設定されます。

    4. 調整処理をファイナライズするには、[出荷資材取引の調整] を選択します。

      その結果、現在の出荷資材取引梱包品目、および調整期間について、処理レコードの残高が更新されます。梱包品目処理の状況は [調整済] に設定されます。

      更新された残高は、次のセッションに表示されます。

      • [梱包品目処理 (whinr1115m000)]
      • [外部梱包品目処理 (whinr1116m000)]
      • [出荷資材取引別梱包品目残高 (whwmd4175m000)]

      調整済処理は、他の調整実行には含まれません。