扱い単位と処分ライン

隔離検査に扱い単位が存在している場合は、扱い単位または隔離検査 ID 全体を処理すること、または処分を指定することができます。個々の処分ラインを処理することはできません。処分ラインは扱い単位の一部に関連付けられている場合があり、扱い単位の一部を処理することはできないためです。

扱い単位の処分を指定すると、関連する処分ラインが更新されます。扱い単位が構造内で最下位レベルの扱い単位であり、処分ラインの一部を対象とする場合、処分ラインは分割されます。新しい処分ラインは、処分が指定された扱い単位の数量で作成されます。

扱い単位 HU01、HU02、HU03 が [隔離検査 ID] 100011 に存在しています。HU01 は構造内で最上位レベルの扱い単位で、扱い単位 HU02 と HU03 は最下位レベルの扱い単位です。扱い単位 HU02 と HU03 はそれぞれ数量が 10 です。

これらの扱い単位は、数量が 20 の処分ライン 100011/10 に対応します。

HU03 に [廃棄] という処分が指定されると、新しい処分ラインが数量 10 = [廃棄] で作成されます。古い処分ラインは [処分待ち] のままですが、数量は 10 になっています。

HU01 をリセットすると、扱い単位 HU02 と HU03 の処分は再び [処分待ち] になります。その結果、どちらの処分ラインも処分が [処分待ち] になります。どちらの処分ラインも同一の処分とストックポイント詳細を持つため、これらのラインは 1 つの処分ラインに統合されて、以前の状態が再現されます。