外部アプリケーションによる出荷伝票の出力
LN が外部アプリケーション Exchange Export Manager (EXM) と統合されている場合、出荷伝票は通常、出荷の確認時に出力されます。確認後は、コンプライアンスの問題が発生した場合、出荷の調整を行うことはできません。
出荷手順に追加ステップを加えることで、確認の前に出荷をチェックできます。このステップにより、出荷が [凍結済] に設定されたときに、出荷伝票を出力できます。
出荷伝票に基づいて、出荷をチェックし、必要に応じて、伝票の最終版の出力と出荷の確認を行う前に再度開いて調整することができます。
調整された出荷手順
追加検証手順が導入されている場合、出荷手順には次のステップが含まれます。
- 出荷を作成する
- 出荷を凍結する
- 出荷伝票をマニュアルで出力する
- 出荷伝票をマニュアルでチェックする
-
必要に応じて、次のマニュアルステップを実行する
- 出荷を再オープンする
- 出荷を調整する
- 出荷を再凍結する
- 出荷伝票をマニュアルで出力する
- 出荷を確認する
- 事前出荷通知 (ASN) を準備する
ステップ 3. およびステップ 6. 出荷伝票を出力する:
出荷伝票を出力するには、次のステップを実行します。
- [出荷 (whinh4130m000)] セッションの適切なメニューで [ ] を選択して、[外部アプリケーション別出荷伝票の出力 (whinh4430m300)] セッションを開始します。
-
[外部アプリケーション別出荷伝票の出力 (whinh4430m300)] セッションの [ ] をクリックします。
以下のビジネスオブジェクト文書 (BOD) が外部アプリケーションに送信されて、出力処理が開始されます。
- 出荷 BOD
- 請求 BOD
- 運送業者経路 BOD
ステップ 7. 出荷を確認する:
出荷を確認すると、次のステップが実行されます。
- 出荷、請求、および運送業者経路ビジネスオブジェクト文書が EXM に再度送信される
- EXM で、出荷伝票がチェックされ、以前のバージョンから変更されている場合は再出力される
追加検証手順が導入されている場合、出荷伝票を出力する前に出荷を確認できません。ユーザごとに、ユーザプロファイルの追加検証手順を無効にすることができます。承認済ユーザは、出荷伝票が出力される前に出荷を確認できます。
設定
前提条件
- LN を EXM にリンクする必要があります。
- ビジネスオブジェクト文書発行を有効にする必要があります。
凍結済出荷の出荷伝票の出力は、オーダタイプ別に定義します。[倉庫オーダタイプ (whinh0110m000)] 詳細セッションで、該当するオーダタイプのチェックボックスをオンにします。
- [凍結必須]
- [外部アプリケーション別出荷伝票の出力]
オプションで、出荷伝票が出力されていない出荷を確認する権限を個々のユーザに与えることができます。これにより、[外部アプリケーション別出荷伝票の出力] チェックボックスをオンにしていても無効になります。このためには、[倉庫管理ユーザプロファイル (whwmd1140s000)] セッションの [外部アプリケーション別未出力出荷の確認] チェックボックスをオンにします。
確認が実行される前に出荷伝票を出力すると、該当するオーダタイプの出荷について、[出荷 (whinh4130m000)] セッションの [外部アプリケーション別出荷伝票の出力] チェックボックスがオンになります。