出庫オーダラインの更新、取消または削除

出庫オーダラインの発生元のオーダまたはオーダラインが取消または変更されると、出庫オーダラインに影響し、さらに関連する出庫勧告、出荷、または出荷ラインにも影響が及ぶ場合があります。

ほとんどのオーダ発生元では、倉庫オーダタイプのパラメータにより、以下のアクションが許可されるかどうかが決定されます。

  • 発生元オーダが変更された場合に、出庫オーダラインを更新
  • 発生元オーダラインと出庫オーダラインを取り消す
  • 取消済出庫オーダラインを削除

更新が許可されている場合は、発生元オーダに加えられた変更により出庫オーダラインが更新され、関連する出庫勧告とピッキングリスト (存在する場合) が削除されます。

更新が許可されていない場合は、その影響についてのメッセージが表示され、発生元オーダラインの変更を試みると入力がブロックされます。

取消が可能な場合は、発生元オーダラインが取り消されると出庫オーダラインが削除されるか [取消済] に設定されます。

取消済出庫オーダラインが削除されたとき、関連する出庫勧告やピッキングリストが存在する場合はそれらも削除されます。マニュアルオーダ発生元から発生した出庫オーダラインは、取消時に削除できません。

削除されていないが、[取消済] に設定されている出庫オーダラインを処理するには、出庫オーダラインを [出荷済] に設定する必要があります。出庫オーダラインの状況によって、出庫オーダラインを処理するために、出庫手順および出荷手順のすべてのステップを完了する必要があるかどうかが決定されます。

取消済出庫オーダラインが [出荷済] に設定されると、出荷数量が自動的に 0 に設定されます。未出荷商品を在庫に戻すための転送オーダを作成できます。

取消が許可されていない場合、発生元オーダラインまたは出庫オーダラインを取り消すことはできません。発生元オーダラインの取消を試みると、そのことを示すメッセージが表示されます。

取消が許可されていないときに商品が出荷されないようにするには、出庫手順と出荷手順を完了する必要があります。出荷ラインの確認時に、出荷数量を 0 に設定し、未出荷商品を在庫に戻す転送オーダを作成する必要があります。

製造

発生元が工程管理オーダである出庫オーダラインを取り消すことはできませんが、JSC/RPT の出庫数量の訂正範囲パラメータの設定により、工程管理製造オーダの資材要件の数量の変更を取消済数量または関連する出庫オーダラインのオーダ数量に追加するかどうかを指定できます。