出荷検証

出荷検証は、出荷が確認され倉庫から出荷される前に、特定の取引先要件が満たされているかどうかを検証する処理です。

出荷検証は、出庫フローに追加できるステップです。導入済の場合、出荷検証はオプション処理にすることも必須処理にすることもできます。

この処理では、出荷に対して次のようにさまざまなチェックを実行します。

  • 必要な扱い単位が存在するかどうか
  • 追跡番号が存在するかどうか
  • 発注先番号が存在するかどうか

これらのチェックは、ユーザ定義の検証ルールセットに基づきます。各検証ルールは、検証チェックを構成要素とします。特定の倉庫オーダタイプに基づいた出荷について、あるいは特定の販売先取引先または出荷先取引先に出荷される出荷について、検証ルールを定義できます。

検証に成功した場合は、出荷を確認できます。検証に失敗した場合、続行方法は設定によって異なります。処理をブロックする検証エラーの場合、エラーを修正してから出荷を確認する必要があります。処理をブロックしないエラーの場合は、警告が表示されますが、エラーを修正しないで処理を続行して出荷を確認できます。

検証エラーのある出荷を緊急で出荷する必要がある場合、権限を持つユーザであれば、検証エラーによりブロックされた出荷を確認できます。