ロットの使用方法

このトピックでは、ロットに関する処理について説明します。

新規ロットを作成するには

入庫手順で、新規ロットコードを生成したり、既存のロットコードを入力したりできます。

入庫数量に対して新規ロットコードを生成するには、入庫を入力するセッションのいずれかで [ロットの生成] をクリックします。LNマスクを使用してロットコードを生成します。

ロットは、[品目 - ロット (whltc1100m000)] セッションでマニュアルで作成できます。

非ロット品目をロット品目に変換するには、[ロット品目への変換 (whltc1202m000)] セッションを使用します。

注: 

[倉庫オーダタイプ (whinh0110m000)] セッションで [ロットの自動生成] チェックボックスがオンになっている場合、たとえば商品の入庫時など必要なときにはいつでも、自動的にロットが生成されます。

ロット情報を入力するには

[品目 - ロット (whltc1100m000)] セッションで各ロットの詳細について入力できます。

ロットのタイプは、[購買] または [生産] とすることができます。タイプが [購買] のロットの場合は、発注先および発注先ロット番号を記録できます。

[ロット選択コード (whltc1110m000)] セッションで追加のロット選択コードを指定できます。

カラーや品質クラスなどの変動ロット特徴を自由に定義して、特定の品目のロット別に該当する特徴を記録することができます。詳細については、変動ロット特徴を参照してください。

ロット日付

ロットごとに日付を記録できます。ロット日付を使用すると、出庫優先順位に基づいてロットを取得できます。

[ロット日付] フィールドは次の 2 通りの意味で使用できます。

  • ロットが在庫として入庫された日付
  • ロットの製品有効期限

詳細については、次のトピックを参照してください: ロット日付

ロットをブロックするには

ロットは、すべての処理に対して、または入庫/出庫移動や積替に対してのみブロックできます。ブロックロットはユーザのログインコードによって記録され、そのロットのブロックに使用したのと同じログインコードによってのみブロック解除できます。詳細については、次のトピックを参照してください: ブロックおよびブロックの解除を行うには

ロットを削除するには

該当するロットの次の値が 0 の場合、特定の選択範囲内のすべてのロットデータを削除できます。

  • 手持在庫
  • 保管場所引当済在庫
  • オーダ済在庫

[ロットの削除 (whltc1200m000)] セッションで、ロットを削除できます。

購買オーダおよび販売オーダでロットを使用するには

購買オーダラインおよび販売オーダラインで、[ロット選択] フィールドを以下のいずれかの値に設定する必要があります。

  • [任意]

    入庫または出荷される商品は、特定のロット条件の影響を受けません。複数のロットを使用できます。
  • [同一]

    入庫または出荷に任意のロットを選択できますが、入庫または出庫の全体を同一ロットにする必要があります。
  • [特定]

    1 つの特定ロットのみの入庫または出荷ができます。

ロット価格設定

[ロット価格 (ロット)] の在庫評価方法を使用すると、ロットごとに別の評価額が計算されます。

詳細については、次のトピックを参照してください: ロット価格設定

設計改訂

[ロット管理パラメータ (whltc0500m000)] セッションで [ロット管理の設計改訂] チェックボックスをオンにすると、入庫移動または出庫移動が実行される品目の改訂を記録することができます。

詳細については、次のトピックを参照してください: ロット管理の設計改訂