ロット管理

ロット管理によって、受信および送信ロットの発生元を追跡したり、これらのロットがどこで使用されるのかを調べることができます。

ロット番号、購買元取引先、製造元、証明書番号などロット別の情報 (品質保証として使用できる情報) を記録できます。

[品目デフォルト (tcibd0102m000)] セッションで、品目のロット管理を行うかどうかを指定できます。

注: 

品目がロット管理されていない場合、有効化コードは倉庫在庫ごとには記録されません。

ロット管理のタイプ

LN のロット管理には次のタイプがあります。

  • 少量ロット管理
  • 多量ロット管理

少量ロット管理

少量ロット管理では詳細が細かく示されます。[在庫処理パラメータ (whinh0100m000)] セッションの [ストックポイントを 1 つの入庫ラインに統合] および [ストックポイントを 1 つの出荷ラインに統合] チェックボックスがオフの場合、ロットごとに別の入庫ライン、入庫勧告ライン、出庫勧告ライン、および出荷ラインが生成されます。

これらのチェックボックスがオンの場合、入庫ライン、勧告ライン、または出荷ラインに複数のロットコードが存在することがあります。関連するロットコードは、[入庫ラインストックポイント詳細 (whinh3123m000)][出荷ラインストックポイント詳細 (whinh4133m000)]、および [ロット/シリアルの出庫勧告 (whinh4126m000)] セッションに表示されます。

在庫内ロットの特定の保管場所も判ります。このタイプのロット管理では、ロット数量に誤りがあった場合、管理責任が問われることになります。したがって、このタイプは、ボルトやナットなど大量に扱う低額品目にはどちらかというと不適です。

少量ロット管理を有効化するには、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4500m000)] セッションまたは [品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションの [在庫内ロット] チェックボックスをオンにします。

多量ロット管理

多量ロット管理は、大量に扱う低額品目を対象としたロット管理の 1 タイプです。ロット管理 (在庫外) の機能は、多量のシリアル番号付品目のための機能に似ています。

多量ロット管理を有効化するには、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4500m000)] セッションまたは [品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションの [在庫内ロット] チェックボックスをオフにします。

詳細については、次のトピックを参照してください: 多量ロット管理

いずれのタイプのロット管理でも、ロットごとの情報を記録できます。この情報は品質保証として使用できます。