ロットサイジング
企業計画では、製造オーダ、購買オーダ、または物流オーダのオーダ数量に、多数の制約が課せられます。
例
オーダ数量が 100 単位の倍数でなければならないように指定できます。530 単位の要求がある場合、600 単位のオーダが生成されます。
また、固定オーダ数量を 50 単位に指定することもできます。530 単位の要求がある場合、50 単位ずつ 11 個のオーダが生成されます。
品目のオーダ方法は [品目 - オーダ処理 (tcibd2100m000)] セッションで定義します。
次のセッションで、オーダ数量設定を定義します。
- [品目 - オーダ処理 (tcibd2100m000)] セッション
- [倉庫別品目データ (whwmd2510m000)] セッション
- [品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000)] セッション
- [供給関係 (cprpd7130m000)] セッション
ロットサイズ設定の使用
品目に対して倉庫データを定義し、[倉庫別品目データ (whwmd2510m000)] セッションの [品目オーダデータの使用] チェックボックスをオフにした場合、ロットサイジングに倉庫データが使用されます。[品目オーダデータの使用] チェックボックスをオンにした場合、[品目 - オーダ処理 (tcibd2100m000)] セッションの [方法] フィールドで指定した値に従ってロットサイジングが実行されます。次に、使用する供給ソースがソートされ、購買オーダに関する [品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000)] セッションのオーダ数量詳細、または分配オーダに関して [供給関係 (cprpd7130m000)] セッションでロットサイジングに設定した制約が考慮されます。
プロジェクト品目のオーダ方法は、常に [ロットフォーロット] です。
購買スケジュール品目のロットサイジング
購買スケジュール品目の場合、供給の購買部分が使用可能な発注先に分割されます。通常の購買品目の場合は [品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000)] セッションで発注先について定義したロットサイズ設定に従って分割された数量をロットサイジングしますが、購買スケジュール品目の購買所要量は発注先の納入日時に従ってグループ化されます。次に、各発注先の購買所要量が、納入日時にグループ化され、[品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000)] セッションのロットサイズ設定に従って、個別のスケジュールラインの数量がロットサイズされます。