カンバンオーダ

カンバンオーダは、倉庫に供給する要求です。設定によって、品目が倉庫、取引先、またはワークセンタから供給されるかどうかが決まります。

通常、カンバン供給オーダの作成は、バーコード方式でスキャナを使用して実行します。LN がファクタリング会社に統合されている場合、カンバンオーダは、カンバンラベルのバーコードがスキャンされたときに作成されます。

LN におけるカンバンオーダの作成

ユーザは、LN にカンバンオーダを作成することもできます。

ユーザが カンバンシグナル を指定して [オーダの生成 (カンバン) (whinh2200m000)] セッションの [生成] をクリックすると、カンバンオーダが作成されます。

また、[倉庫別品目データ (whwmd2110s000)] セッションの [カンバンオーダ/勧告の自動生成] チェックボックスがオンの場合に、次を行うとカンバンオーダが作成されます。

• [カンバンシグナル (whwmd2111m000)] セッションでカンバンシグナルを追加または有効化した場合
• [シグナル数] フィールドでシグナル数を増やし、[倉庫別品目データ (whwmd2110s000)] セッションの [シグナル] をクリックした場合追加されたカンバンシグナルごとに、オーダまたは勧告が生成されます。

[オーダの生成 (カンバン) (whinh2200m000)] セッションでカンバンオーダを作成した場合、[カンバンシグナル ID] を指定するとデフォルトのオーダデータが自動的に挿入されます。[生成] をクリックするとオーダが生成されます。[生成] をクリックする前に、デフォルトのオーダデータを変更できます。

転送オーダの処理

[倉庫移動オーダの処理] チェックボックスを使用して、新規に作成されたオーダを直接処理する必要があるかどうかを指定できます。このチェックボックスがオンの場合、倉庫オーダタイプにリンクされ、自動に設定されている出庫および入庫手順の活動がただちに実行されます。

この手順を LN で自動的に実行するには、[出庫勧告の生成 (whinh4201m000)] セッションのみを含む出庫手順が指定された倉庫オーダタイプを定義します。出荷手順の自動出力ステップは直接処理を停止しないため、これらのステップを含めることもできます。

カンバンオーダのタイプ

次のようなタイプのカンバンオーダを生成できます。

• 品目が倉庫から供給される場合は、タイプが [転送] の倉庫オーダ。生成された倉庫オーダは、[倉庫オーダ (whinh2100m000)] セッションで表示できます。
• 品目が取引先から供給される場合は、購買オーダ。生成された購買オーダは、[購買オーダ ‐ 概要 (tdpur4500m500)] セッションで表示できます。
• 品目が取引先から供給される場合は、購買スケジュールライン。生成された購買スケジュールラインは、[購買スケジュールライン (tdpur3111m000)] セッションで表示できます。
• 品目がワークセンタから供給される場合は、製造オーダ ([ジョブショップ管理])。これらの生成された製造オーダは、[製造オーダ (tisfc0501m000)] セッションで表示できます。