カンバン有効化
カンバン有効化は、Factory Trackのカンバンデータ設定を倉庫管理に統合する場合に実行する必要があります。有効化処理が完了したら、倉庫管理の統合機能を使用できます。
カンバン有効化処理には、準備段階と有効化段階があります。
準備段階では、マスタデータの定義または調整、パラメータの設定、カンバンオーダデータのメンテナンスを実行する必要があります。
このデータをメンテナンスするには、[コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] セッションで [カンバンと倉庫管理の統合] コンセプトの有効化活動を実行します。
それぞれの有効化活動は、必要に応じて何度でも実行して検証することができます。コンセプトと有効化活動の詳細については、コンセプトの有効化の概要および一般的なコンセプトの有効化手順を参照してください。
有効化活動が完了したら、[カンバンと倉庫管理の統合] コンセプトを [有効] に設定して統合を有効化できます。コンセプトを有効化すると、次のアクションが実行されます。
- カンバンデータが倉庫管理に転送される
- カンバンメニューがFactory Trackメニューから削除される
カンバン統合の有効化
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[コンセプトの有効化 (tcemm4600m100)] セッションで、[カンバン統合] を選択します。
また、[カンバンパラメータ (brkan0100m999)] セッションの適切なメニューから [コンセプトの有効化] を選択することもできます。
- [コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] セッションで、[準備中に設定] をクリックします。
- 有効化活動オプションをクリックして、有効化活動を実行します。
- [有効化活動 (tcemm4610m000)] セッションから各セッションにアクセスし、データのメンテナンスが終了したら、[検証] オプションを使用します。有効化活動の実行方法の詳細については、一般的なコンセプトの有効化手順を参照してください。
- [有効化] をクリックして、[カンバンと倉庫管理の統合] コンセプトを [有効] に設定します。