返品証明書の設定

返品証明書機能は、現在の会社の [在庫処理パラメータ (whinh0100m000)] セッションで設定します。この設定は必須です。個別のサイトおよび倉庫についての設定の調整や返品証明書の使用の無効化はオプションです。

必須の設定

  1. [在庫処理パラメータ (whinh0100m000)] セッションで、次のステップを実行します。

    • [返品証明書] チェックボックスをオンにして、返品証明書機能を導入します。
    • 返品証明書のフォーマットフィールドで、希望する返品証明書 ID のフォーマットを選択します。
    • 返品証明書のフォーマットフィールドで [シリーズおよび連番] を選択した場合は、[番号グループ] フィールドと [シリーズ] フィールドでそれぞれ番号グループシリーズを指定します。
    • 返品証明書のフォーマットフィールドで [倉庫、会計年度および連番] を選択した場合は、ステップ 2 を参照してください。
    • [返品証明書に原価/サービス品目を出力] フィールドで、原価品目サービス品目を返品証明書に出力する際の、希望するオプションを選択します。
    • [構成要素に製造品目または構成要素を出力] フィールドで、製造品目構成要素品目を返品証明書に出力する際の、希望するオプションを選択します。
  2. [返品証明書 - 先頭空番号 (whinh3127m000)] セッションで、返品証明書の使用を必須にする倉庫を指定します。これらの倉庫に、顧客から返品された商品が入庫されます。

    このセッションに指定した倉庫に関連する入庫に返品証明書が生成されると、その返品証明書の ID コードが次のように作成されます。

    • 倉庫 ID コードが表示される
    • 会計年度が表示される
    • 返品証明書 ID の連番セクションが増加する

    デフォルト会計年度とその会計年度の最終日は、[出荷先コード] フィールドに指定された倉庫の財務会社から取得されます。

オプションの設定

  1. [サイト別倉庫管理設定 (whwmd2101m000)] セッションで、個別のサイトに関連する倉庫について、以下のフィールドの設定を調整します。

    • 返品証明書
    • 返品証明書のリセット
    • 原価/サービス品目の出力
    • 製造品目または構成要素の出力
    • シリーズ
    • 返品証明書のシリーズ
  2. [倉庫 (whwmd2500m000)] セッションで、個別の倉庫について、以下のフィールドの設定を調整します。

    • 返品証明書
    • 返品証明書のリセット

シリーズ

[在庫処理パラメータ (whinh0100m000)] セッションの返品証明書のフォーマットフィールドが [シリーズおよび連番] に設定されている場合、返品証明書番号グループとシリーズを現在の会社に定義する必要があります。

次のシリーズも定義できます。

  • [倉庫管理ユーザプロファイル (whwmd1140s000)] セッションのユーザ
  • [サイト別倉庫管理設定 (whwmd2101m000)] セッションのサイト
  • [輸送理由別納品書シリーズ (whinh0130m000)] セッションの輸送理由

返品証明書が生成されると、このオーダのシリーズが次のセッションから取得されます。

  1. [輸送理由別納品書シリーズ (whinh0130m000)]存在しない場合は、次のステップを参照してください。
  2. [倉庫管理ユーザプロファイル (whwmd1140s000)]存在しない場合は、次のステップを参照してください。
  3. [サイト別倉庫管理設定 (whwmd2101m000)]存在しない場合は、次のステップを参照してください。
  4. [在庫処理パラメータ (whinh0100m000)]