扱い単位の寸法例 A

この例では、親が内部梱包品目を使用する扱い単位構造の寸法について説明します。

1 つの大型コンテナに複数のパレットが収納され、さまざまなボックスを順次運搬します。この場合、親にはタイプが 「コンテナ」 のユーザ定義の内部梱包品目が使用され、1 次子レベルでは、各子扱い単位にタイプがパレットのユーザ定義の外部梱包品目が使用されます。2 次子レベルでは、各子扱い単位にタイプが 「ボックス」 のユーザ定義の梱包品目が使用されます。

梱包品目の寸法は次のとおりです。

寸法 コンテナ パレット ボックス
2 m 1 m 0.25 m
長さ  5 m 1 m 0.5 m
高さ 2 m 0.2 m 0.2 m
フロアスペース 10 m2 1 m2 0.125 m2
容積 20 m3 0.2 m3 0.025 m3
正味重量 250 kg 5 kg 100 gr

このため、すべて積み込んだコンテナには 20 パレット、320 ボックス含まれています。各パレットにはボックスが 8 個ずつ 4 層で積まれており、1 パレットあたり合計 32 ボックスになります。コンテナのフロアスペースには 10 パレット積めるため、パレットは 2 層になります。

コンテナ自体の重量は 250 kg、パレットの総重量は 20 × 5 = 100 kg、ボックスの重量は 3.2 kg です。このため、梱包品目の総重量は、250 + 100 + 3.2 = 353.2 kg になります。ボックスに含まれる品目の総重量を 1000kg とすると、親扱い単位の総重量は 353.2 + 1000 = 1353.2 kg になります。