扱い単位の寸法例 B

この例では、親は梱包品目を使用せず、子はさまざまな内部梱包品目を使用するという扱い単位構造内における、扱い単位の寸法について説明します。

親扱い単位 HU00C では梱包品目が使用されません。扱い単位 HU00C には 12 個の子扱い単位があり、各子扱い単位にはユーザ定義によるタイプがボックスの内部梱包品目が含まれています。

梱包品目の寸法は次のとおりです。

寸法 ボックス ボックス A ボックス B
0.2 m 0.1 m 0.25 m
長さ  0.5 m 0.25 m 0.5 m
高さ 0.1 m 0.05 m 0.2 m
フロアスペース 0.1 m2 0.025 m2 0.125 m2
容積 0.01 m3 0.00125 m3 0.025 m3

この場合、寸法は次のように計算されます。

  • []

    親に対して、子扱い単位の内部梱包品目における幅の総計が計算されます。子扱い単位の梱包品目のタイプはボックスです。したがって、子扱い単位の梱包品目における幅の総計は 12 x 0.2 m = 2.4 m2 になります。
  • [長さ ]

    親に対して、奥行の値として、個々の子扱い単位の内部梱包品目における奥行の値が使用されます。内部梱包品目ボックスの奥行の値は 0.5 m です。したがって、親の奥行の値は 0.5 m になります。
  • [高さ]

    親に対して、高さの値として、個々の子扱い単位の内部梱包品目における高さの値が使用されます。内部梱包品目ボックスの高さの値は 0.1 m です。したがって、親の高さの値は 0.1 m になります。
  • [フロアスペース]

    子扱い単位のフロアスペースの総計が、親のフロアスペースと見なされます。扱い単位に 12 個の子扱い単位が含まれています。したがって、親のフロアスペースは 12 x 0.1 m2 = 1.2 m2 になります。
  • [容積]

    子扱い単位の容積の総計が、親の容積と見なされます。この例では、扱い単位に 12 個の子扱い単位が含まれています。したがって、親の容積は 12 x 0.01 m3 = 0.12 m3 になります。