詳細扱い単位を作成

[扱い単位の構成 (whwmd5130m100)] セッションまたは [扱い単位 (whwmd5130m000)] セッションの適切なメニューで [詳細扱い単位を作成] コマンドを使用して、特定の扱い単位の詳細扱い単位を作成できます。このようにして、詳細扱い単位が子扱い単位になるような扱い単位構造を設定します。扱い単位構造に含まれる合計品目数は影響を受けず、扱い単位の数だけが増加することに注意してください。

たとえば、1 つの扱い単位に 100 個の品目が含まれていて、このような扱い単位を 10 個のボックスに梱包するとします。そのためには、タイプが 「ボックス」 の梱包品目 (ユーザ定義の梱包品目) 10 個を指定します。その扱い単位の梱包品目数によって、LN で生成される詳細扱い単位の数が決定されます。

この結果、10 個の各梱包品目に対して、タイプが 「ボックス」 の扱い単位が作成されます。100 個の品目は、10 個の梱包品目に均等に分割されます (品目の数は変わりません)。これらの詳細扱い単位は、オリジナルの扱い単位 (親) の子扱い単位になります。親扱い単位に対して、「パレット」 などのタイプの新しい梱包品目 (ユーザ定義の別の梱包品目) を指定できます。この結果、扱い単位構造は 1 つのパレットおよびそれぞれ 10 個の品目を収納する 10 個のボックスによって構成されます。

手順: 特定の扱い単位の詳細扱い単位を作成するには、次のステップを実行します。

  1. [扱い単位の構成 (whwmd5130m100)] セッション、[扱い単位 (whwmd5130m000)] セッション、または [扱い単位ツリー] で、詳細扱い単位を作成したい扱い単位を選択します。
  2. 選択した扱い単位についての [扱い単位 (whwmd5130m000)] 詳細セッションを開始します。選択した扱い単位についての [扱い単位 (whwmd5130m000)] 詳細セッションを開始するには、次のステップを実行します。
    1. [扱い単位の構成 (whwmd5130m100)] セッションまたは [扱い単位 (whwmd5130m000)] セッションで、選択した扱い単位をダブルクリックします。
    2. [扱い単位ツリー] 内で、選択した扱い単位を右クリックし、コンテキストメニューから [詳細] をクリックします。
    この結果、[扱い単位 (whwmd5130m000)] 詳細セッションが開始され、扱い単位の詳細が表示されます。
  3. [扱い単位 (whwmd5130m000)] セッションの [数量/重量] タブで、目的のタイプ (たとえば、「ボックス」) の必要な梱包品目を選択して、必要な梱包品目数を入力します。
  4. データを保存して、[扱い単位 (whwmd5130m000)] セッションを終了します。
  5. [扱い単位の構成 (whwmd5130m100)] セッション、[扱い単位ツリー]、または [扱い単位 (whwmd5130m000)] セッションに戻り、該当の扱い単位を強調表示して、適切なメニューの [詳細扱い単位を作成] をクリックします。この結果、詳細扱い単位が作成されたことを示すメッセージが表示されます。
  6. 詳細扱い単位を削除するには、該当の扱い単位を強調表示して、適切なメニューで [詳細扱い単位の削除] をクリックします。前の例に当てはめると、それぞれ 10 個の品目を収納するボックス 10 個を作成した場合、これらのボックスは削除され、品目 100 個を収納する 1 つの扱い単位 (パレット、つまり前の親) が残ります。

梱包品目間の品目の配分

扱い単位に梱包品目を定義する場合、該当の扱い単位に含まれる品目を、定義されている梱包品目間で比例的に配分します。たとえば、100 個の品目が含まれる扱い単位に 10 個の梱包品目を定義した場合、各梱包品目には 10 個の品目が含まれます。

梱包品目と品目の数を比例的に配分できない場合、該当の梱包品目間で可能な限り均等に品目を配分します。たとえば、27 個の品目が含まれる扱い単位にタイプが 「ボックス」 の 10 個の梱包品目を定義した場合、LN ではそれぞれに 3 個の品目が含まれる梱包品目を 9 個生成します。また、45 個の品目が含まれる扱い単位にタイプが 「ボックス」 の 12 個の梱包品目を定義した場合、4 個の品目が含まれる梱包品目 10 個と、1 個の品目が含まれる梱包品目 1 個 (合計で 11 個の梱包品目) を生成します。